【TVドラマ】「ふたがしら」&「ふたがしら2」このドラマ面白いです。シリーズ2も楽しみ! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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WOWOW連続ドラマW「ふたがしら」&「ふたがしら2」の試写会に行ってきました。

「ふたがしら」は、全作を観せて頂き、「ふたがしら2」は、1話のみを観せて頂きました。

 

 

ストーリーは、

1話:八王子の飛脚問屋で働く弁蔵(松山ケンイチ)と宗次(早乙女太一)。その裏の顔は“赤目”を名乗る盗賊一味。ある日、赤目の頭・辰五郎(國村隼)が倒れ、二人に「一味のことは任せた」と残し亡くなる。しかし、辰五郎の残した遺言状には甚三郎(成宮寛貴)に跡目を継がせると記されていた。甚三郎と決裂した二人は、自分たちの一味を作るため大阪を目指す。一方、頭になった甚三郎は掟を破り人を脅し、殺し、金を奪っていた…

 

2話:弁蔵と宗次は旅の道中、死に際の火盗改に出くわし、あるものを託され江戸まで戻ることに。金に困っていた弁蔵は通行人から財布を掏るが、その相手は川崎で有名なスリ一味で弁蔵は彼らに捕まってしまう。宗次は、機転を利かせてあることを仕掛け、スリ一味から金を盗もうとする。しかし、その一味の女頭・お銀(芦名星)は代官に弱みを握られ脅されていた……。

 

3話:大阪に着いた弁蔵と宗次。そこには辰五郎が憧れていた盗賊一味“夜坂”がいた。夜坂でご隠居(品川徹)の跡を継いだ鉄治郎(橋本じゅん)とご隠居の世話係である芳(村上淳)に出会い、弁蔵と宗次はその2人と自分たちの境遇を重ねてしまう。そして自分たちも辰五郎が憧れていた夜坂で修行をさせてほしいと懇願するのだった。しかし、夜坂は鉄治郎が頭になってから一度も勤め(仕事)をしていないことを知り……。

 

 

4話:夜坂の仕事を見せてくれと鉄治郎に詰め寄る弁蔵。しかし一向に動こうとしない鉄次郎に芳はしびれを切らし、強硬手段に出てしまう。夜坂崩壊の危機に戸惑う弁蔵と宗次に、ご隠居は辰五郎の生前の話を語りだす。そこには遺言状にまつわる驚くべき真実が隠されていた。辰五郎の秘めた深い思いを初めて知る2人。その一方で江戸を制した赤目の使いが夜坂へと迫り来る……。

 

5話:夜坂の最後のつとめが始まった。鮮やかにつとめを終えた夜坂は解散することになるが芳にはある決意があった。夜坂を離れ、自分たちの一味を作る決意を固める2人。これまで旅で出会った仲間も加わり、いよいよ弁蔵と宗次の"ふたがしら"のつとめを実行するときが来た。「てめぇらにけじめつけなきゃ赤目の頭は名乗れねぇ」と、ふたがしらのつとめを妨害し、襲い掛かる甚三郎。ついに甚三郎との対決が幕を開ける……。

 

 

シーズン2

1話:弁蔵(松山ケンイチ)と宗次(早乙女太一)が「壱師」を立ち上げ半年がたった。賭博に明け暮れる毎日を送る弁蔵は、若い衆に絡まれている蔵蔵(大森南朋)という男を助けて意気投合する。一方、江戸の町では新たな火盗改の頭が次々と盗賊一味を捕らえて名を上げていた。ある日、弁蔵と宗次は吉原で花魁になったおこん(菜々緒)と再会し、「10人の遊女を助けてほしい」と依頼される。その陰には甚三郎(成宮寛貴)の姿があり……

というお話です。長いけど、付いて来て~!(笑)

 

というお話なのですが、これ、聞いただけで面白そうでしょ。いや、マジで面白いのよ。私、基本的に、時代劇は、あまり好きではないのですが、このお話は、予告とあらすじを読んだだけで、面白そうと思って、すごく観たかったんです。まして、キャストが良いでしょ~。松ケンと早乙女くんだし、周りも橋本じゅんさんや村上さんで、これは観ない訳には行かないって感じなので、とっても観たいと思っていたのですが、自宅ではWOWOWが観れず、困ったなぁと思っていたら、COCOサイトでイッキ観の募集があったので、応募して、当たったんです。

 

 

実は、この試写会、原作の漫画6冊がいただけるというものでして、観た後に6巻までいただきました。まだ読み終わっていませんが、やっぱり面白いですね。6巻までが、「ふたがしら」である弁蔵と宗次が二人で一味を作り、「壱師」を作るまでであり、ドラマでいうと、シーズン1なんですね。で、その後が、きっとシーズン2なんだろうけど、ドラマのシーズン2は、オリジナルです。中島かずきさんが書かれているので、ご存じの方は分かると思いますが、劇団新感線の脚本を良く書かれている方なので、面白いのはお墨付きですよね。

 

で、もちろん、原作が面白いんだろうから、それをベースに書かれたシリーズ1は、とっても面白くて、カッコイイのですが、シリーズ2は、これからどこに行くのかって感じで、すごく面白いんですよ。ドラマだと赤目の頭目・甚三郎がシリーズ1で死んでいないので、きっと、シリーズ2で、赤目と壱師の闘いがあって、甚三郎の生末が決まるのではないかなと思っています。なんたって、弁蔵と宗次は、辰五郎の意思を次いで、人を殺すことはしないので、どうしても終わりがないですよね。どこまでも復讐されますから。私は、甚三郎的な人間なので、面倒だから殺しちゃおうよって思っちゃうから、ダメなのよねぇ。

 

 

菜々緒さんが重要な役の”おこん”を演じていて、これが曲者なんですよ。完璧な悪女とは言えないんですが、男社会に流されてしまう女性の哀しさのようなものが描かれていて、良いんですよ。このドラマって、あまり時代劇を観ない人でも楽しんでもらえるのではないかなって思います。現代的なお話だし、ただ切って行くような時代劇とは違って、人間ドラマなので、楽しめると思いますよ。

 

これ、WOWOWドラマなので、万人ば観れる訳では無いのが辛いです。私なんて、マンションのオンデマンドで、このドラマだけ、いくらかの料金で観れるとかって無いのかしら。レンタルに行くのは面倒だし、何か考えて欲しいな。というか、これ、言って良いのか分からないけど、フ○テレビとか、ドラマが全然面白く無いんだから、WOWOWと提携して、放送後半年くらいで、民放で放送させてもらうとかした方が良いんじゃないの。

 

これだけWOWOWのドラマのレベルが高いんだから、無理に民法がドラマ作るよりも、上手いところに任せて、後から買う方がよっぽど良いでしょ。建築で言うと、構造は構造屋、設備は設備屋、意匠は意匠屋と言うように、分ければよいんですよ。下手なところが無理に頑張っても良いもの出来ないからね。専門家に任せた方が良いと思います。まぁ、権利関係とか、色々あるんだろうけど、少し、TV局も考えて欲しいよね。無駄な垂れ流しは止めて、観たいものを見せて欲しいよ。

 

 

という訳で、この「ふたがしら」&「ふたがしら2」は、観るべきドラマだと思うのですが、WOWOWプレミアムなので、簡単にはお勧め出来ませんが、超!お薦め作品です。私も、シリーズ2を、もっと観たかった。最近は、スマホで漫画も読めるから、ドラマもスマホで安価で観れるようにして欲しいよぉ。ぜひ、観てみてください。

ぜひ、楽しんでくださいね。カメ

 

 

「ふたがしら2」    「ふたがしら」