「アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲」ありがちな昼メロ話なんだけど、インドが舞台というのがステキ! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲」の試写会に行ってきました。

 

ストーリーは、

自身が作曲を手がけた映画の主人公のように、ユーモアにあふれた人生を謳歌する映画音楽家のアントワーヌは、ボリウッド版「ロミオとジュリエット」製作のためにインドを訪れていた。異国の地でアントワーヌはフランス大使の妻アンナと出会う。夫との間に子どもを授かりたいとの思いで、伝説の聖母アンマに会うためにインド南部の村まで旅に出るアンナを追って、アントワーヌもしばしの休養を求めて2日間の旅に出る。

というお話です。

 

 

映画音楽家のアントワーヌは、ボリウッド版「ロミオとジュリエット」の音楽を頼まれ、インドを訪れます。恋人に結婚をせがまれ、結婚が嫌では無いのですが、ちょっと逃げるようにインドに来たアントワーヌは、フランス大使の食事会に呼ばれ、参加します。フランス大使とその妻アンナは、とても愛し合っているのですが、子供に恵まれず、アンナは子供を授かりたいとの思いで、伝説の聖母アンマに会いに行こうと考え、数日後、インド南部へ出かけます。

 

 

美しいアンナに興味を持ったアントワーヌは、大使の妻だと判っていながらも、頭痛が酷い自分も聖母アンマに会えば良くなるだろうという理由をつけて、アンナの向かった聖母アンマの居るインド南部の村へ向かいます。バスや電車を乗り継いで向かったアンナとは別に、インド南部へ飛行機で先回りをしたアントワーヌは、ガンジス川の手前でアンナと合流します。

 

 

驚くアンナですが、同じ目的地を目指すのに、別々に向かうのもなんだと思い、同行する事になります。道中、それほど性格が合う訳では無い2人ですが、色々な出来事もあり、お互いに惹かれあっていきます。いけないと思いながらも、アントワーヌに惹かれてしまうアンナ。お互いに、距離を取って、踏み込むのは辞めようと話をするのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

まぁ、良くある恋愛のお話と言えばそうなのですが、その場所が、インドであり、聖母アンマに会いに行くという目的があるというのが、面白いと思いました。アンマに会って、清めて貰うと、心から穏やかになり、心が癒されるようで、沢山の人が彼女に会いに行っているようなんです。

 

 

まぁ、私は、あまりそう言うのを信じない人間なので、ちょっと新手の新興宗教的だなって思ってしまったのですが、信じていたら、本当に夢が叶うのかも知れないし、痛みも薄れるのかも知れません。人間の力って不思議ですもんね。心の持ちようってあるでしょ。それだと思うんです。

 

そんな所に男女が向かったら、そりゃ、開放的になっちゃうよなぁ。ダメと言っていても、そりゃ、無理でしょ。バカだなぁと思いました。やっぱりフランス人って、ユルいような気がしてしまったのは、私だけなんだろうか。(スミマセン)

 

 

アントワーヌの生立ちとか、父親とか、色々なものが絡んできて、最後、おおっという所に着地するのですが、まぁ、それはネタバレになっちゃうから書きません。この映画、でも、きっと、心に隙間のある主婦の方々には、受け容れられるのではないかなぁ。もしかして、私もこんな出会いがあるかもなんて、期待しちゃうかも知れないなって思いました。まず、無いんだけどね。(笑)主婦に夢を与えてくれる内容なんですよ。でもね、やっぱり夫をないがしろにするのは止めておいた方が良いと思うよ。

 

 

私は、この映画、まぁ、お薦めしても良いかなと思います。良くある、昼メロ的な内容だけど、インドへの旅行というところが、とても目新しいし、解放されるとこんな気持ちになるのかなぁって感じられて、楽しいかも知れません。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

P.S : 試写会の後に、女優の美波さんがいらっしゃいました。現在は、フランスで女優業をされているそうで、驚きました。何年か前に、松山さんと一緒に「遠い夏のゴッホ」という舞台に出られていて、それ以来、あまり名前を聞いていなかったので、フランスに住んでいると聞き、ビックリ。素晴らしいですよね。あちらで事務所にお入りになって、活躍しているとのこと。これから楽しみです。

 

 

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