「HiGH&LOW THE MOVIE」を観てきました。
ストーリーは、
「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」という5つのチームがしのぎを削り、各チームの頭文字をとって「SWORD地区」と呼ばれる荒廃した危険な街。5つのチームが台頭する以前、一帯は伝説のチーム「ムゲン」によって支配されていた。そんなムゲンと、彼らに屈しない雨宮兄弟が激突し、ムゲンは解散してしまうが……。
というお話です。
SWORD地区を手に入れようとしている九龍グループの家村会。幾つもの作戦で、SWORD地区をかき回してきたのですが、そんな時、伝説のチーム「ムゲン」を率いていた琥珀が戻ってくる。琥珀は、ある目的の為に、九龍グループとは別に、SWORD地区を潰し、自分たちの手に入れようとしていました。
琥珀は、九十九と韓国マフィアの李を仲間として、MIGHTY WARRIORSとダウトを率いて、SWORDの５つのチームを潰しにかかります。汚い手を使い「RUDE BOYS」の地区を爆破し、沢山の犠牲者を出し、それを皮切りに、他の地域もボロボロにしていきます。
SWORD地区の５チームは、琥珀に対して、一つのチームとして戦いを挑む事になり、とうとう全面戦争となります。琥珀を落とせば勝ちとなる戦いで、山王のコブラとヤマトは、彼のところまで行き着き、どうしてこんな事になってしまったのかを訪ね、琥珀の本心を聞くことになります。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。
うーん、これ、何も解決しなかったよね。だって、元々、このドラマって、九龍グループとの戦いで、SWORD地区を守るって事だったでしょ。なんだけど、琥珀が何故か、この地区を潰しに来てしまうから、はぁ？って事になっちゃって、九龍との話は、なんだか、置いてけぼりなのよ。まぁ、韓国マフィアが出てきて、そっちも、この地区を欲しがっているっていうのは解ったけど、だからって、琥珀が出てくる意味があったの？
イマイチ、ストーリーがまとまって無くて、辻褄が合っていないような気がするのは、私が真剣に観ていないからなのかしら。そもそも、ムゲンをやってた時は、SWORDは、５つに分かれて無かったんでしょ。そこも良く解らないんだけど、じゃ、なんで５つに分かれたのかしら。それに５つに分かれてからって、それ程、時間が経ってないよね。それなら、九龍グループとかいうヤクザの方々なら、何て事無く、潰せるハズなんだけど。
土地を買収して行けば良いだけの事で、それが出来なきゃ、そこに住んじゃって、占有権を行使すれば良いでしょ。ヤクザなら、いくらでもチンピラを集めて占有させれば良いんだから、何て事無いんだけどね。そしてSWORDのチームの奴らが何か行動を起こしたら、直ぐに警察に介入させれば、相手の方ば分が悪くなるだけのこと。逮捕させちゃえばいいじゃん。九龍グループ、不思議だわぁ。
このEXILE映画の上手さは、主要な所に、演技の上手い若手を配置して、EXILEには足りないものを補っているから、なんか、面白いように感じてしまいますよね。ストーリーも無理矢理気味なのに、何故か、まぁ、イケメンが多いからイイかって思わせるような、そんなところが、もう、憎いなぁ～って感じでした。だって、あそこに窪田くん、あそこに林遣都くんだったら、そりゃ、まぁ、他は下手でも許そうかって気持ちになるじゃないですか。もう、上手いなぁ～。その上、重要な所に井浦さんでしょ。そりゃ、酷いって言えなくなりますよ。
そんな事を書きながらも、結構、楽しんだんですけどね。だって、頭を使っても辻褄合わないんだから、頭を使わずに、イケメンの顔とアクションだけ楽しめばいいじゃん。そう思ったら、そんなに気にならなくなっちゃって、楽しめました。これ、あまり考えちゃダメなのね。
私は、まぁ、お薦めしても良いかなと思います。但し、ストーリーは辻褄が合わないので、頭を使わずに観て下さい。でないと、はぁ？？？となりますので。（笑）とりあえず、イケメンとカッコいいアクションを楽しむ映画だと思って観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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