「テラフォーマーズ」原作が終わって無いからこうなっちゃうよねぇ。ゴッキー人間、キモい。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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「テラフォーマーズ」を観てきました。

 

ストーリーは、

人口増加による貧富の差が激しくなる日本では、新たな居住地開拓のために「火星地球化(テラフォーミング)計画」が始まっていた。しかし、火星の気温を上げるためにコケとともに放たれたゴキブリが異常進化してしまう。そのゴキブリたちを駆除するため、15人の日本人が火星に送り込まれるが……。

というお話です。

 

 

 

世界は、火星への移住計画を考え、火星の環境を変える為に、苔とゴキブリを火星に放ち、既に、何年も経っています。日本は、他の国に隠れて、先に移住計画を進めるために、着々と準備をし、日本からバグズ2号を送り、増えてしまった進化したゴキブリ=テラフォーマーたちを駆除しようと計画します。

 

 

未来の日本は、貧富の差が開き、その底辺の生活は酷いものとなっていました。その底辺に住む住人達を選び、バグズ手術というものを施して、15人の日本人を火星に送る事とします。彼らは、お金に惹かれた者、行くところが無くて参加した者など、様々ですが、一癖も二癖もありそうな奴らばかり。

 

 

火星に着くのですが、ゴキブリを駆除しろと言われたのに、いつまで経っても、ゴキブリを見かけることがありません。既に、着陸する時に殺虫剤を撒いたので、それで死んだのかと思っていたら、とんでもなく筋肉質な身体を持ったゴキブリ顔の人間?らしき者を発見します。火星人かと思ったら、それがゴキブリだと教えられ、その多さと恐ろしさと強さに、誰もが引いてしまいます。

 

しかし、彼らも”バグズ手術”を受けて、身体を強化してきているのですから、十分に戦えると踏み、ゴキブリ=テラフォーマーと戦い始める事となります。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

 

これ、原作の1巻目(第1部)を映画化しているようなのですが、ちょっと物足りないんですよねぇ。テラフォーマーのクリーチャーというか、CGは、結構、笑えて面白いんですけど、ストーリーが、あまり良く無いと言うか、え、それで終り?って言うほど、あっさりテラフォーマーが殺されたりするから、ちょっと驚いてしまいました。

 

映画だと、主人公の小町を伊藤さん、奈々緒を武井さんが演じられていて、小町、たしか22歳なのに、フケたなぁという感じでした。武井さんは、まぁ、直ぐに首を折られてしまうので、それほど印象は無いのですが。この小町とテラフォの戦いが、何とも、力が違い過ぎて、面白いんです。もちろん、変身してからは、超強いんですけどね。何だろうんねぇ。

 

 

火星に着いてからは、テラフォに追われるので、気を付けないといけないんです。ガラスとかにベッタリ、それも大量にくっつくと、もう、それだけで、ゾッとするのは私だけなのかしら。もう、CGと解っていても、恐かったな。

 

全員、バグズ手術を受けたので、昆虫に変身するのですが、あまり美しく無かったですね。どーも、汚いというか、イロもの系にみえてしまいました。それに、実際に役に立ったのは、小町と武藤くらいなもので、他の人達の手術は、ほとんど意味なかったんじゃないの?って言うほど、弱弱しかったです。

 

 

オープニングは、ブレードランナーを意識して、オマージュとして、あういう描き方になったのかしら。それなら良いけど、ただ、パクっただけなら、辞めて欲しいなぁ。私の大好きなブレードランナーが、この映画と同等にされるのがイヤなんです。でも、美しかったなぁ。雨の中、デッカードが出てくる姿を思い浮かべちゃったもん。

 

話は、ハッキリ言って、それ程面白くありません。原作の1巻分だけなので、奥も深くありません。うーん、どうしてここだけ映画化しようと思ったのかな。これ、第2部に行けば、世界各国が出てきて面白いと思うんだけど。

 

 

私は、この映画、まぁ、お薦めしちゃおうかな。それほど面白く無いのに、何故と思うでしょうが、テラフォーマーの映像が、何故か、憎めないというか、その身体にイケメンの顔が付けば良いのにねぇ、と思ったりして。でも、ボディビルター的な身体だから、一つ間違えれば、勘違い汗臭男になっていただろうに。気を付けようね。気になったら、ぜひ観てみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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