【イタリア映画祭】「失われた美」私は理解不能でしたが、映像はシュールで美しいです。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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イタリア映画祭、7本目は、「失われた美」を観ました。


ストーリーは、


生者と死者の橋渡し役を務めると言われる仮面の道化師プルチネッラは、トンマーゾ・チェストローネの生前の願いをかなえるために、現代のカンパーニャの地にやってくる。ナポリの暴力組織カモッラのゴミ捨て場と化していたカルディテッロの元ブルボン王家の宮殿を、略奪や荒廃から守り続け、「カルディテッロの天使」と呼ばれたトンマーゾは、2013年のクリスマスの夜、心臓麻痺で突然この世を去った。


失われた美

彼が気に掛けていたのが、死の淵から救い出し、サルキャポーネと名付けて大切に育てていた水牛の牡の行く末だった。水牛の言葉が解るプルチネッラは、サルキャポーネを連れて北へと旅に出る。そして農夫の兄妹との出会いを経て、羊飼いのジェズイーノの元にたどり着く。だが、仮面を脱ぎ捨て人間となったプルチネッラは、サルキャポーネの言葉が解らなくなる。そしてプルチネッラは、再び農夫の妹を訪ね、水牛は畜殺業者へ売られて行く。


というお話です。


失われた美

これ、上記の通りの映画なのですが、私、この解説を書いていても、理解が出来ていません。なんか、何をやっているのか、良く解らず、途中で、眠くなっちゃって、眠くなっちゃって、マジで、何分か寝ていたと思います。でも、このストーリーを、ほとんど覚えているから、一瞬の睡眠で、ほとんど観ていたんだと思うんです。でも、理解が出来ませんでした。


失われた美

いやいや、何がやりたかったの?と聞きたいんです。最初、マスクをかぶった道化師が何人も出てきて、寝ていたり、料理をしようとしていたり、牢屋のような所に居たり、人間を拘束していたりして、はぁ?と思ったのですが、それが、何かに続くわけでは無く、その中の1人が、水牛を連れて、旅をし始めるんです。


でね、色々な場所を巡りながら、水牛を渡す人の元に向かっているのですが、途中で、プルチネッラ視線は分かるんだけど、水牛のサルキャポーネ視線っていう場面があって、水牛の気持ちって言われても、こいつら、そんな気持ちってあるのかよって感じなんですよねぇ。旅をしている途中は、何となく、あの歌にある”ドナドナ”みたいな感じで、”売られていくの~♪”みたいなんですよ。


失われた美

んでね、水牛を預ける人を見つけて、「お願いね、可愛がってね。」みたいに渡すのですが、オスじゃ、牛乳も出ないし、仕方ないから食べても良いですかって言われちゃうんです。はぁ?折角連れてきたのに、食べんの?って怒って、ちゃんと大切に飼いなさいよっていうんだけど、迷惑そうなんですよ。水牛に、どうしたいの?って聞くんだけど、連れてきたプルチネッラは、人間になっちゃってて、水牛の言葉が聞けなくなっちゃってて、彼の言う事が解らなくて、もう、仕方ないから食べちゃいましょってことで終わりなんですけど・・・。それでイイの?


失われた美

なんか、全く理解出来ず、眠くなるわ、面倒だわで、途中で出たくなったのですが、さすがに、イタリア映画祭だし、ガマンして最後まで観ようと思って、頑張りました。こんなとこで頑張ってどーすんのよっ!(笑)

感想なんて、話が分からないのに書けませんよ。でもね、映像は、とっても美しいんです。青い草原に、マスクマンと水牛って、何ともシュールな光景が広がって、色が美しいんです。でも、邦題は「失われた美」なのよね。何が失われた美なんだろうか。解説して欲しかったよぉ。

失われた美

私は、この映画、理解が出来ていませんので、お薦めできませんが、観ると、とても美しい映像です。そして、シュールです。私、シュールな映画、結構、観てきて、好きな部類なのに、これは、ダメでした。でも、ちょっと変わった映画なので、ぜひ、観てみて下さい。日本公開は無いかも知れないので、映画祭でどうぞ。
ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ



イタリア映画祭 2016     http://www.asahi.com/italia/2016/