「アーロと少年」家族って温かいものだってことを教えてくれる映画でした。かわいい! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「アーロと少年」を観てきました。


ストーリーは、

兄や姉に比べて体も小さく、甘えん坊の末っ子アーロは、何をするにも父親がいてくれないと始まらない。そんなある日、アーロは川に落ちて激流に飲み込まれ、家族から遠く離れた見知らぬ土地へと流されてしまう。ひとりぼっちの寂しさと不安にさいなまれるアーロは、そこで自分と同じ孤独な少年スポットと出会い、一緒にアーロの故郷を目指す冒険に出る。

というお話です。


アーロ

この映画、吹替版しか上映していなくて、ちょっと残念でしたが、仕方ないので吹替え版で観てきました。

地球に隕石が落ちず、氷河期が来なかったという設定の元、恐竜が進化をし、言葉を話し、畑を耕し、家族制度を重んじるようになって行った世界。ある首長竜タイプの恐竜の夫婦が、卵を温めています。3個の卵は、今生まれそう。1匹、また1匹と生まれて、最後に一番大きな卵が割れるのですが、大きな卵から、一番小さな男の子が生まれてきます。

アーロ

一番小さな男の子の名前はアーロ。兄姉と元気に育って行くのですが、一番小さいので、どうしても周りから遅れてしまい、ちょっとイジケ気味。それでも、父親に励まされ、頑張って色々な挑戦をして行くのですが、ある日、父親と出かけた帰りに川が氾濫し、遠くに流されてしまいます。

目覚めたアーロは、全く知らない地に一人。どうしようと思ったところに、自分の家の農作物を荒らしていた人間という動物が一緒に流されて、近くに居る事に気が付きます。アーロは怖がっていたのですが、人間の子は、色々な事からアーロを助けてくれようとします。段々と、アーロも人間に慣れてきて、一緒に、元に居た場所に戻ろうと、色々な動物に道を聞きながら進みます。

アーロ

途中で、翼竜のような恐竜に殺されそうになったり、ティラノザウルスらしき恐竜に助けて貰ったり、少しづつ、アーロの家に近づいていきます。途中、人間の子にスポットという名前を付け、彼もそれを気に入ります。一緒に帰るのですが、人間の子が遠吠えをすると、それに呼応する遠吠えが聞こえて・・・。後は、映画を観て下さいね。

アーロ

あまり期待をしないで観に行ったら、結構、ジーンときてしまって、涙が・・・。うん、家族って大切だよね。家族って必要なんだよねって、心に響くようなメッセージが伝わってきました。もちろん、家族だって、人間の集まりだから(アーロたちは恐竜だけどね。)、色々な嫉妬があったり、面倒だと思う事があったり、ムカつくことがあったり、色々あるのは当たり前なんだけど、それでも、家族といられるのは、幸せなんだと思います。但し、虐待やDVがあったら別ですよ。それはダメです。家族を辞めた方が良いからね。

アーロ

なんか、とっても面白いと思ったのは、人間の立場が恐竜で、恐竜が人間を野生の動物みたいに思っていて、少し慣れるとペットのように感じて行くんです。今までに、あまり無いシチュエーションなので、面白いなって思いました。確かに、恐竜が絶滅せずに進化をして、知能を高めて行ったら、こんな世界もあったかも知れないし、人間は、只の猿の進化系位に過ぎないんだから、ペットくらいよね。

そんなアーロとスポット(人間の子)ですが、なんだか、とっても温かい感じがしたなぁ。眠る時も、一緒に丸まって寝ていたり、お互いにすごく助け合うんです。相手がヤバそうになると、必死で戦いに行ったり、ご飯が無くなると探してあげたり、兄弟のように見えました。

アーロ

そう言えば、アーロたちは、恐竜なのに、自分たちで畑を耕して、種を蒔いて、収穫するんですよ。トウモロコシとか作ってたりして、面白かったです。鍬とかで耕すんじゃなくて、自分の鼻で掘って行ったりするんですよ。ほら、手が使えないから、前足じゃ、どうしても細かい作業は出来ないでしょ。あれを見た時、やっぱり、最終的に進化をして、一番上に立つのは、やっぱり人間なんじゃないかなぁと思ったんだけど。だって、二足歩行で、手を細かく仕えたら、進化は早いし、頭脳も発達するよね。うーん、恐竜を越せるのか、今後が楽しみです。(笑)

アーロ

私は、この映画、とってもお薦めしたいと思います。親子で行っても、友達と行っても、一人で行っても、楽しめる作品だと思いますよ。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ




アーロと少年@ぴあ映画生活



アーロと少年 (ディズニーアニメ小説版)/偕成社
¥756
Amazon.co.jp

ディズニー アーロと少年 いっぱい恐竜セット/タカラトミー
¥1,296
Amazon.co.jp

アーロと少年 オリジナル・サウンドトラック/WALT DISNEY RECORDS
¥2,700
Amazon.co.jp