「珍遊記」を観てきました。
ストーリーは、
天竺を目指して旅を続けていた玄奘(げんじょう)は、偶然立ち寄った家の老人から、天下の不良少年・山田太郎を更生させて欲しいと頼まれる。宝珠の力で太郎の恐るべき妖力を封印した玄奘は、嫌々ながらも太郎を引き取り、ともに旅をすることになるが……。
というお話です。
玄奘という尼が、天竺を目指して旅をしながら、徳を積んでいるのですが、途中で出会った老夫婦から、息子である不良少年の山田太郎を、何とか更生させて欲しいと頼まれます。山田太郎は、不良少年というよりも、鬼と言って良いほどの酷い有様。周りに沢山の迷惑をかけていました。玄奘は、宝珠を使って、太郎の妖力を封印して、普通の男(と言っても強いです。)に生まれ変わらせ、自分の天竺への旅の共にする事とします。
旅を始めて、たどり着いた村は、イケメン男に村人が夢中になっているような村であり、玄奘が、その村で徳を積むために人助けをしていると、そのイケメンである龍翔が、自分の所に集まる人が減り、お布施も減るので、玄奘を葬ってしまおうとするのですが、玄奘の美しさに一目惚れをしてしまった龍翔は、玄奘に告白しようと、そのタイミングを計ります。
そんな龍翔ですが、実は、山田太郎に、すごい怨みを持っていて、山田太郎を見つけて殺そうと、山田太郎の首に賞金を賭けていたのでした。しかし、昔の山田太郎とは、全く違う普通の男に生まれ変わってしまった太郎に誰も気が付かず、気付いて貰えない太郎は、自分で、これは俺だと言い周ります。そして、沢山の賞金稼ぎに襲われるのですが、太郎は強すぎて、負ける事はありません。
龍翔は、太郎が目の前に居る事に気が付き、戦いを挑むのですが、それを庇う玄奘が前に立ちはだかり、戦いが始まってしまいます。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。
なんか、この映画、真面目に感想を書いているのがバカらしくなるほど、アホな映画でした。でも、頭を使わなくて良いし、超下品で笑えるので、頭を休めるには、良いかも知れません。でも、くれぐれも、下ネタがダメな方は、止めて下さいね。最悪ですから。
それにしても、倉科さん、そんなに ち○こ!チ○コ!って、連呼して大丈夫ですか?イメージがボロボロに崩れてしまうのですが、良かったんですかねぇ。まぁ、楽しかったし、バカな事を真剣にやってくれているので、楽しかったんですけどね。これ、バカな映画だからって、適当にやられてたら、もっと酷かっただろうと思うけど、結構、こんな酷い内容を、一応、真剣にやってくれているので、まだ、良かったと思います。
松ケン、今回は、どうしちゃったの?!好きだから、何をやってくれても楽しいけど、今一つ、身体がツルンとしていて、魅力的じゃなかったなぁ。まぁ、このキャラで、筋肉ガッツリだったら、生々しくてギャグにならないから、こんな身体にしたんだと思うんですけど、私は、鍛えたムキムキが良かったなぁ。それにしても、お肌、キレイですね。
なんか、マジで書くことがありません。下品で笑えるけど、酷い映画としか言えないんですもん。これを、どう評価しろっちゅーねん。嫌いじゃないですよ。嫌いじゃないけど、でも、ダメでしょ~。これ、金返せって言った人、結構、いるんじゃないかなぁ。
私は、この映画、まぁ、お薦めしても良いんですけど、お薦めする人を選びます。最悪のD級映画で、下品な下ネタOKの方には、お薦めします。でも、それ以外は、観ちゃダメです。きっと、金返せって言いたくなっちゃうだろうから、観ないでくださいね。でも、ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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