未体験ゾーンの映画たち「ゾンビマックス!/怒りのデス・ゾンビ」を観てきました。
ストーリーは、
近未来、突如として謎の流星群が地球に降り注ぎ、人類のほとんどがゾンビと化した。妻子を亡くした整備工バリーは同じような境遇の人々に助けられ、彼らが所有するガレージに避難する。隕石の影響で燃料資源が使えなくなり困り果てていた人々は、やがてゾンビの血液がガソリンの代替になることを発見する。一方、バリーの妹ブルックはマッドサイエンティストに捕らえられ、ゾンビエキスを注入して強化人間をつくる実験の被験者にされてしまう。
というお話です。
近未来の地球に、突然、流星群が降り注ぎ、人類のほとんどがウィルスか何かに感染し、ゾンビ化してしまう。バリーは、妻と娘と3人で幸せに暮らしていたのだが、突然、ゾンビに襲われ、急いで自宅から車で逃げだします。しかし、妻も娘も次々にゾンビ化してしまい、バリーは、仕方なくゾンビを撃って、一人、妹が居る家を目指します。途中、同じようにゾンビ化を免れて生き残っていた人々と出会い、一緒に逃げ出します。

車で移動しているのですが、途中、ガソリンが切れてしまい、燃料が手に入らないと困っていると、たまたま、ゾンビに火が着いてしまいます。ソンビの血が燃料となる事が分かり、ゾンビを捕まえては、車の荷台に載せて、燃料として血液を使っていきます。そして、バリーの妹・ブルックを救出しに行くのですが、ブルックは、ゾンビと戦い、何とか、感染せずに、逃げていたのですが、何故か、そこに、マッドサイエンティスト?らしき人が現れて、捉えられてしまいます。
このマッドサイエンティストが言うには、RH-の血液型の人は、ゾンビに感染せず、人間のままでいられるようなんです。バリーとブルックの兄妹は、RH-の血液だったため、感染しないようです。そんなブルックを捕まえて、ゾンビエキスを注入し、どうなるのか実験をしているのですが、人間の感染を防ぐための実験なのか、または、ゾンビ化した人を人間に戻す為の実験なのか、全く分かりません。ただ、ゾンビから抽出したエキスをブルックに注入しています。
そんなブルックを助けるべく、バリーは、研究機関一団に戦いを挑み、何とか妹を救出するのですが、その一団は、彼らを追って来て、ブルックを手に入れようとするのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。

これ、ゾンビ映画にしては、ちょっと斬新な感じの切り口で、面白かったですよ。タイトルパクッてても、これだけ面白いなら、許しちゃうし、タイトル負けしてません。これは、ゾンビ好きには、たまらない展開で、楽しめると思いますよぉ。マジで、いいわ。これ、この展開で、続編があっても楽しめそうですもん。
最初は、また、いつものゾンビッピー映画なのかしらと思っていたら、途中から、突然、変なマッドサイエンティストが出てきて、もしかしたら、この人、国関連の研究者で、ゾンビ化を治す薬でも考えているのかしらと期待したら、全くの趣味だったようで、それも、ゾンビ化を治すとか、ゾンビを倒すとか、そんな事は一切考えていないようで、驚いてしまいました。アンタ、何だったの?
そして、RH-の血液型だと、ゾンビ化しないという設定も面白いでしょ。それなら、ゾンビ化の抗体が作れそうな気がしますよね。それともう一つ、ゾンビの血液が、ガソリンと同じように使える燃料になるというところも、やるなぁと思いました。それなら、火を付ければ、あっと言う間に彼らを排除出来るでしょ。さすがに、全て燃えてしまえば、襲ってこれないもんね。この2点が、普通のゾンビ映画とは違うでしょ。
そして、もう一つ、今までとは違う、最大の秘密があるんです。これは、ネタバレ出来ません。これで、人間は最強になれるはずだと思いましたもん。この秘密、超!お得なんです。ゾンビ映画で、これをしてしまうと、もう、ゾンビ映画じゃなくなっちゃうと言って良いほどの裏技です。こうなると、もう、人間とゾンビの戦いっていうシナリオが崩れてきてしまうと言って良いのではないでしょうか。これは、禁じ手だけど、でも、面白いよねぇ。先を作って欲しいって思っちゃいます。
私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。特に、ゾンビ好きな方は、ぜひ、観るべき作品なんじゃないかなぁ。これは、面白いよ。もちろん、ゾンビ映画ですから、B級いやD級と言って良い作品ですが、そこが良いのよねぇ。チープな感じが、とっても嬉しいわん。ぜひぜひ、続編をって思っています。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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