「イット・フォローズ」を観てきました。
ストーリーは、
ある男と熱い夜を過ごす19歳のジェイ（マイカ・モンロー）だったが、彼は突如として彼女を椅子に縛り付けて奇妙な告白をする。それは性行為をすることで、ほかの者には見えない異形を目にするようになり、彼らに捕まると殺されてしまう怪現象を相手にうつすことができるというものだった。さらに、その相手が異形に殺されたら怪現象は自身に戻ってくるという。信じられないジェイだったが……。
というお話です。
ジェイは、男と出会って楽しい一夜を過ごそうとしていたのですが、彼が豹変して彼女を襲い、その後、椅子に縛り付けます。そして奇妙な話をします。自分を追ってくる、死人らしき人が見えるようになるのですが、他人には見えません。自分にだけ見えるんです。そして、その幽霊らしきものに捕まると死んでしまうというんです。
何言ってんだろうと思ったジェイですが、次の日から、彼女にも、死人らしき人が見えるようになり、彼女をいつも追ってくるようになります。彼女は、必死で逃げるのですが、どんなに逃げても追ってきます。あまりにも恐くて、妹や幼馴染たちに相談をし、協力して貰う事にします。最初は信じていなかった友達たちですが、彼女の態度を見て信じ始めます。
そして、彼女にその現象を移した男を探し、何でそんな事が起こるのかと聞くのですが何も分かりません。しかし、ＳＥＸをして、相手のその現象の事を話すと、その力が相手に移って、自分は追われなくなるのですが、幽霊が見えることは見えて、移した相手が死んでしまうと、また自分の所に戻って来てしまうと言うんです。
ジェイは、仕方なく、友達とＳＥＸをして移し、本当かどうかを確かめます。すると、その話は本当で、移した人間が追われるようになります。そして移した人間が死ぬと、また自分を追ってくると言う事も判りました。対処法が解っても、このサイクルの終わらせ方が分かりません。相手を倒せないかと考えたジェイたちは、幽霊の撃退を試みるのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。
これ、あまりにもＳＥＸをやらせたい為の設定って感じがして、笑ってしまうんです。ＳＥＸしたら、次の人も見えるようになるなら、もう、乱交パーティーでもやって、みんなで見れるようにしてから、敵を撃退すれば良いんじゃないの？人類、皆、兄弟って事で、もうここまでヤッちゃうなら、みんなヤッちゃおうよ。みんなでヤレば恐くない。（笑）
でね、不思議なのが、相手が幽霊かと思ってたんだけど、銃とかで撃てるし、血も出るんですよ。なんだか分かりませんよね。相手が死ぬなら、バンバン殺せばいいじゃん。どーせ、死体も見えないんでしょ。じゃぁ、どんどん殺っちゃいましょうよ。
こう書いていくと、みんなでＳＥＸして、みんなで殺人をしましょって事でしょ。あまりにも酷くて、笑いしか出ませんでした。どこら辺が、この映画の良い所なんだろうか。今、「未体験ゾーンの映画たち」を観に行っているから、これ位の恐さでは”ぬるい！”って感じなんですよね。別に、グロくもないし、幽霊だか異次元の人なんだかが襲って来て、反撃すれば、ちゃんと相手も怯むし、血が出るから殺せるんだろうし、なんら恐くないんです。よっぽど、訳の解らない隣の処刑女の方が、強すぎて恐いわっ！
そうそう、その幽霊、ただ見えないだけで、実体はそこに在るようでした。だから、布をかけたら、そこに人型で出てくるの。だからさー、スプレー塗料を持っていて、吹きつければいいじゃんね。で、全員に色をつければ、誰にでも見える訳でしょ。殺し放題じゃん。肉体が見えないから殺人にならないし、直ぐに撲滅出来るんじゃないのかな？（笑）
私は、この映画、まぁ、観たかったら観てみたらどうですか？って言うくらいかな。さすがにお薦めとは言えないけど、観ないでとは言えません。それなりに笑えるので、笑って楽しめる人なら、良いと思います。主人公の女が、いつまでもイジイジしていて、結構、イラつきます。それには目を瞑ってね。気になったら、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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