未体験ゾーンの映画たち「スウィート・ホーム」を観てきました。
ストーリーは、
不動産ブローカーのアリ(イングリッド・ガルシア・ジョンソン)は、恋人サイモン(ブルーノ・セヴィラ)と強制退去で空き部屋ばかりになったアパートに侵入。その一室を使って、一緒に過ごすことに。だが、突如としてアパート全体の電源が落とされ、唯一の居住者であった老人が何者かに殺されているのを発見する。その時、携帯電話の着信音が鳴ったことから老人を襲った一団に気付かれてしまう。
というお話です。
不動産の調査をしているアリシアは、古いアパートの調査にやってきます。そこに住む老人に建物は大丈夫だけど、住人が一人なので気を付けた方が良いと言って、そのアパートを後にします。その日は、アリシアの恋人サイモンの誕生日。アリシアは、そのアパートが最上階以外は空き部屋なのを良い事に、一部屋をこっそり使って、サイモンと2人きりの誕生日を祝おうと飾り付けて、サイモンを連れてきます。
深夜、2人でサイモンの誕生日を祝いながら、楽しいひと時を過ごしていましたが、物音で目が覚めます。このアパートには、老人しか住んでいないはずと思って覗いてみると、怪しげな男3人が、最上階に上がって行き、老人を殺して帰るところを見つけます。最近、古アパートは、立ち退きを渋る人間を強制的に排除して、その建物を転売する悪徳不動産屋がいるようで、危険視されていたんです。
驚いたアリシアは、犯人たちに見つからないように静かに逃げるか、隠れるかしようとするのですが、突然、スマホが鳴って、犯人に見つかってしまいます。犯人たちは、目撃者は始末するように言われており、アリシアとサイモンを殺す為に、2人を追ってきます。
アパートの玄関は、ガッチリした鎖で鍵がしてあり、逃げる事は出来ません。その上、このアパートの窓には格子が付いていて逃げれません。外に出れるのは、上階の窓ですが、下にはハシゴも無く、ただ落ちるしかありません。
捕まったサイモンは、犯人ともみ合いになり、一人を殺し、もう一人も階段から落として、怪我を追いながらも、アリシアと合流し、逃げることに成功します。何とか、部屋に逃げ込んで鍵をした2人でしたが、敵は迫っていて、このままでは、殺されるのを待つばかり。
アパートの図面を手に入れたアリシアは、避難ハシゴを使って上階へ行き、電話をするか、誰かに助けを求めようとして行動を起こすのですが、あと一人となった犯人側も、仲間に助けを求め、援護が来ることになってしまいます。犯人の援護が早いか、アリシアたちの行動が早いか、どちらが勝つのか。後は、映画を観て下さいね。
このアリシアって女、サイテーです。だって、自分の仕事で借りたアパートの鍵を使って、私用で空家を使ってしまうなんて、不動産業界ではあってはいけない事でしょ。ハッキリ言って、これ、出来ちゃう事だけど、決してやってはいけない事なんです。これをやってしまったら、信用が無くなってしまうので、不動産業界、建築業界にから追放ですよ。あり得ないって。それで火事でも起こしたらどーなるのよ。トンデモネー女だっつーの。こんな事、映画でやられちゃうと、信用が無くなるので困ります。止めてよねっ!
と怒りから入りましたが、掟破りの女のせいで、彼女の恋人は、超危険な目に会う事になってしまいます。これ、もし助かったとしても、こんな女との付き合いは辞めた方が良いよ。(笑)いやぁ、マジで酷い女でした。
この犯人たち、始末屋さんらしいのですが、凄く強いのよ。後から来た始末屋さんは、超強くて、まるでバイオハザードのタイラント的に強いんです。斧とかで向かってくるのよ。もう、ダメでしょ、これは。それでも、アリシアとサイモンは戦いますよぉ。一般人にしては、どんどん強くなっていくので、驚いてしまいます。
私は、まぁ、お薦めしても良いかなという感じですかね。超面白い訳では無いけど、でも、迫ってくる感じは恐いです。追いかけられる恐怖を良く描いてはいると思いました。他の作品よりはマシだけど、残酷な場面はありますよ。グロいのダメな人は、ダメだと思います。気になったら、観てみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
未体験ゾーンの映画たち http://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2016