未体験ゾーンの映画たち「アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界」を観てきました。
ストーリーは、
ゾンビになった美女サマンサ（ナジャラ・タウンゼント）が街中をパニックに陥れた騒動の翌日、彼女に病原菌を伝染させた男性はおたずね者になっていた。かたやサマンサと肉体関係を持ったライリー（マット・マーサー）は病院で受診した結果、性病に関しては陰性だった。だが、検査結果が出た次の日、ライリーの体には変化が起こり……。
というお話です。
カウンセラーのライリーは、イケメンで、色々な女性と関係を持っていました。ある日、関係を持ったサマンサが、ゾンビとなって、街中をパニックに陥れます。それを聞いたライリーは、もしかして自分も感染しているかもと思い、検査を受けるのですが、性病関係は問題無いとでます。しかしソンビになる病気の検査は
出来ていないので、心配しています。
サマンサがゾンビになり、サマンサにゾンビ病をうつした男を警察は探しています。ライリーにも情報提供を求めて来たので、最初は面倒に思っていたライリーも、最後には、パーティーでの状況や、犯人の車のナンバーを警察に情報提供し、捕まえてくれるように促します。情報を話して警察から出てくると、車に犯人からの脅しが貼ってあり、ライリーは犯人から狙われることに。
次の日、ライリーの身体には異変が起こってきます。サマンサと寝た時に、背中に付けられた傷が化膿して、膿んできているんです。そして、それはどんどん酷くなり、広がって行きます。自分の身体の異変を感じたライリーですが、自分がゾンビになるとは認めたくなくて、異変を隠し、そのまま、普段通りに動き回ってしまいます。
ライリーの行動で、沢山の周りの人間への感染が起こり、次から次へと発病して行きます。そして、ライリーの身にも、犯人の男の影が忍び寄り、危険が迫っていきます。犯人の男がゾンビ病をばら撒く意味は？そしてソンビになることを止める事が出来るのか。後は、映画を観て下さいね。
この映画、ゾンビ映画としては、ちょっと変わっているかな。主人公がゾンビになっていく過程を描きながら、謎の病気は何なのかを探って行くのですが、この映画、パート２なんですよね。だから、きっとパート１で、何らかの謎が解明されていて、この謎の男の正体も、前作で出てきた組織だか何だかとの関わりがあるのだろうと考えられました。指に文字の刺青があって、それが組織か何かの名前なんだと思うんですけど、そいつらが、ゾンビになっちゃう病原菌をばら撒いているようでした。
でね、不思議なのが、その犯人だけは、ゾンビ菌を身体に保有しながらも、発病しないんですよ。不思議でしょ。そいつを捕まえて、解明出来れば良いんだけど、それも難しいのかな。最初の方で、ゾンビを解剖する場面があるのですが、ゾンビの身体を開けると、中がイモ虫だらけなのよ。その虫がゾンビになってしまう元凶なのか、それとも、身体の中が腐っているから虫が湧いているのか、良く判りませんでした。
とにかく、この主人公のライリーが、ダメ男なのよ。感染したって判ったら、隔離されて下さい。でないと、周りの人間が、全員、ゾンビになっちゃうでしょ。それはダメですよ。そういう所が、ダメ男って言われちゃうのよねぇ。
ま、ゾンビになっちゃうよぉ～って映画で、それ以上も、それ以下もありません。そんな映画です。まぁ、ちょっと楽しかったので、まぁ、お薦めしても良いかな。ゾンビ好きの方は、観て欲しいです。でも、ゾンビがダメな人は、もちろん観ないで欲しいし、ストーリーは、ほとんど無いので、ストーリー重視の方は、期待しないでください。まぁ、”未体験ゾーン～”でストーリー重視の人は居ないか。（笑）気になったら、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
・アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界＠ぴあ映画生活
未体験ゾーンの映画たち http://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2016