【未体験ゾーン】「ストレンジャー・プロジェクト」最後に笑うのは誰なのか。タイの裏社会を描く。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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未体験ゾーンの映画たち「ストレンジャー・プロジェクト」を観てきました。


ストーリーは、

投資銀行家のジョシュ(コリン・エッグレスフィールド)は休暇を過ごしにタイへ向かい、現地で仕事をしている兄のもとへ向かう。しかし到着直後から彼の後をつける者がいた。兄の様子もどこかおかしい。兄の仕事にマフィアが絡んでいるらしく、兄はマフィアに隠し事があるようだった。やがてジョシュは何者かに仕組まれ、マフィアやタイ警察、司法省を動かす事件に巻き込まれていく……。

というお話です。


ストレンジャー

ジョシュは、ニューヨークでディーラーとして良い成績を上げ、共同経営者として認めて貰えるところまで来ました。ジョシュの上司は、共同経営者となる前に休暇を取ってお兄さんに遭って来い、その間に会社の方の手続きをしてくからと言うので、ジョシュは喜んで、タイに住む兄のところへ遊びにやってきます。

ジョシュの兄は、タイでクラブを経営し成功を収め、貧困な女性たちを雇い入れて助けているという、タイでは珍しい、良質な経営者です。そんな兄のところへ来たジョシュですが、お兄さんは、何故か、ボディーガードを付けたりして、身の危険を感じているようです。何故かと訪ねるのですが、兄は何も話してくれません。


ストレンジャー

ジョシュを秘書の女性に預け、タイを案内しているのですが、ある時から、何者かに追われている様子。これはマズイかも知れないと逃げて敵をまき、何とか自由になるのですが、逃げる途中で、男を一人倒し、その男の身元を調べると、彼は警察官だと言う事が分かります。何故、警察がジョシュを追ってくるのか分かりません。秘書と共に、逃げ続けるのですが、ジョシュは、とうとう、捕まってしまいます。

ストレンジャー

捕まって、拷問を受け、ニューヨークから何を持ってきたんだと聞かれ、8000万ドルのお金がジョシュの上司の手によって、消えてしまったと言うんです。ディーラーの上司の話が、何故、ここで出てくるのか、8000万ドルが消えたってどういう事なのか。ジョシュには、全く、身に覚えのない事で、聞かれても答えようも無く、どうしようもありません。ニューヨークから預かって来たのは、上司から兄に託された卒業アルバムだけ。それを持ってこいと言われて、一度、兄のところへ戻り、兄と相談するのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。

ストレンジャー

この映画、面白かったです。思ったよりも、ちゃんとストーリーが出来ていて、ちょっと適当なところは無きにしも非ずだけど、楽しめる内容でした。タイという国の特性というか、その裏の汚い部分が描かれていて、もう少し、解り易ければもっと良かったけど、それでも十分に楽しめました。

主人公のジョシュがイケメンでマッチョなくせに、弱弱な感じが、何とも笑えて、女性に護って貰うところなんて、かわいいじゃんって思えて、女心をくすぐられる感じでしたよ。イケメン、マッチョな男が出てくる映画は良いよねぇ。やっぱり、ここら辺は大切です。

ストレンジャー

文句といえば、もう少し、タイの警察とマフィアとの関係が判り易ければ良かったかな。どちらも馴れ合いでやっているというのは解ったんだけど、なんでマフィアの手下に警察官がいるのかが良く分からなかったかな。警察の一部の人間が、マフィアとつるんでいてということで良かったのかしら。もちろん、警察上層部も絡んでいたのは判るけど、その線引きが曖昧で、少し消化不良です。

まぁ、最後の笑ったのは誰かっていうのが面白かったけどね。話がどんどん動いていって、アクションもあって、騙す騙されるというのもあって、未体験ゾーンの映画としては、面白い部類だったと思いますよ。これは、当たりです。期待していなかっただけに、私は、とっても気に入りました。

ストレンジャー

私は、この映画、お薦めしたいと思います。これは、誰でも楽しめるんじゃないかな。タイの観光地もちょっと紹介しているし、クライムサスペンス、アクション映画として楽しめるので、未体験ゾーンの中では、とってもマトモな方だと思います。グログロ、ペタペタはありませんから、安心してください。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ



ストレンジャー・プロジェクト@ぴあ映画生活



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