未体験ゾーンの映画たち「ザ・ハロウ/侵蝕」を観てきました。
ストーリーは、
近隣の住民たちが神聖視しているアイルランドの森を調べるべく、ロンドンから森林保護主義者のアダム(ジョゼフ・マウル)が妻子を連れて訪れる。しかしその森には、正体不明のクリーチャーたちが潜んでいた。やがて、何者かに息子を連れ去られたアダムはモンスターについて調査するものの、この土地にはおぞましい秘密があり……。
というお話です。

何か、良くあるような話なんですけど、怖かったなぁ。超イヤ~な感じでした。またもドロドロペタペタくんなのよ。でね、襲ってくるんだけど、それが、もう、イヤ~な感じで出てくるんです。
アイルランドの地方で、森林伐採が進んでいます。開発業者が森を開くというので、ロンドンから森林保護の為にアダムが移り住んで来ます。アダムは、その森が伐採しても大丈夫か、保護するべきかを調べる為に、森に入り、調査を進めているのですが、近隣の住民たちは、良く思っていません。何故なら、その地方には、森の中に”ハロウ”という妖精が住んでいて、彼らを脅かそうとすると襲ってくるという伝説があるからなんです。
アダムは、只の物語だから大丈夫だと言い、自分の仕事を優先させます。そして、住んでいる家も、快適になるように改造をしていきます。ある日、窓から何かを投げ込まれ、警察を呼びます。警官に嫌がらせを受けていると訴えるのですが、鳥がぶつかって来ただけだと言い、この地方は”言い伝え”が浸透しているし、夜は気を付けた方が良い、窓には”鉄の格子”を嵌めておいた方が良いと話します。
警察も助けてくれないのかと思い、立ち向かおうとするのですが、夜になると、何処からともなく、不思議な生き物が湧いて出てきます。とても凶暴で、沢山の数が・・・。そして、アダムたちは・・・。後は、映画を観て下さいね。
これね、超恐かった・・・。思っていたよりも恐かった・・・。なんか、こう来るんだろうなぁと予想はしていたし、きっと、グログロなペタペタくんなんだろうなぁって思っていたんだけど、それでも怖かったです。なんか、菌みたいのが関係していて、クリーチャーになっちゃえば、何とか倒せそうなんだけど、菌だとどーしようも無いでしょ。胞子で感染するのか、接触で感染するのか、感染じゃなくて何かがあるのか、それが、恐いんです。
アダムという主人公の男も、なんだか頼りなげで、森とかを研究しているんなら、何かおかしいと感じないの?全くのボンヤリ男で、気が付けよってどついてやりたくなりました。子供が居るんだから、もう少し、気を付けてあげようよね。まぁ、最後の方は、結構、強くなっていて、いつ覚醒したんですか?って尋ねようと思っちゃった。(笑)
近所の人達も、もう少し、丁寧に説明してあげれば、もう少し、彼らだって気を付けただろうに、いつも喧嘩腰じゃ、解り合えるものも解り合えません。もう少し、気にしてあげて欲しかった。だって、赤ちゃんが居るんだよ。気にしてあげようよ。ご近所さんの大切さを感じた私でした。
この映画、私は、まぁ、お薦めしても良いかなと思います。予想通りのグログロペタペタくんが出てきて、襲って来てくれますので、それを判って観に行くと、存分に恐怖が味わえます。全国ロードショーされる映画よりも、私は、恐いと感じましたけど。恐い映画がダメな人は、もちろんダメですよ。判って観に行ってくださいね。でないと、途中で出る事になると思いますので。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
・ザ・ハロウ/侵蝕@ぴあ映画生活
未体験ゾーンの映画たち http://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2016