【東京フィルメックス】「人質交換」警察がマトモに機能してないなら犯罪なんて無くならないよ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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東京フィルメックスで「人質交換」を観てきました。


ストーリーは、

マルコス大統領が追放されたエドゥサ革命を翌年に控えた1985年、一人の子供が誘拐される。子供を解放する条件は別の子供を人質として差し出すことだった。まだ記憶もない幼い頃に誘拐され、解放されたというレムトン・シエガ・ズアソラ自らの体験に基づいた衝撃的作品。

という内容です。


人質交換

混乱した時期にフィリピンでは、誘拐事件が多発していました。警察は、犯人逮捕などの目覚ましい活躍が無く、市民からの信頼は失墜していて、厳しい状況にあります。そんな中、ある夫婦の子供が誘拐され、子供を解放して貰う条件は、別の子供を人質とすると言う事です。仕方なく、犯人の要求に従うしかないと思い、警察と連携して、犯人を捕まえる為に交渉を始めます。そして・・・。

人質交換

何だか、この映画、とっても暗くて、解りにくかったです。現実とイメージが同じように描かれているので、何が現実で、何がイメージ表現だったのか、良く解らないんです。まぁ、終わってから、あれはイメージだったんだねって判ったのですが、なんだか、イヤーな感じで、スッキリしませんでした。


人質交換

映画の内容も、スッキリはしていないのですが、描き方で、もう少し、解りやすかったんじゃないかなぁって思いました。最後のネタばらしの所も、とっても曖昧で、これ、みんながみんな、意味解ったのかしらって、心配になってしまいました。


人質交換

子供を誘拐されて、うろたえるのは当たり前なんですけど、そのうろたえ方が、とってもワザとらしいと言うか、演技が下手と言ってしまっても良いんだろうか。違和感がすごかったんです。この演技は、ダメでしょ。私は、とってもイヤでした。だって、表面的で、全然、悲しんでいる感じが伝わってこないんですもん。本当にこの人の子供だったのかしらって思ってしまうほど、ワザとらしくて、違和感がありました。

そして、警察も、とってもお粗末なの。フィリピンって、こんな捜査の仕方なの?素人でも、それはダメでしょ~って感じの誘拐犯との戦いで、普通なら、これ、子供は殺されているだろうなぁと思ってしまいました。

人質交換

ゴメンナサイ。これ以上、書く感想がありません。私は、この作品、お薦めが出来ません。内容が面白そうと思って、観たのですが、あまりにも素人っぽい作品に見えてしまって、私は、ダメでした。これが良い人も居るんだろうけど、ゴメンナサイ、私は、ダメでした。もし、気になったら、観てみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。





東京フィルメックス「人質交換」  http://filmex.net/2015/program/competition/fc05