【TIFF2015】「家族の映画」誰かが弱った時に団結して立ち向かえるのが家族だと思う。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

27作目

東京国際映画祭 コンペティション部門「家族の映画」を観ました。


ストーリーは、
冬休みを間近に控え、両親は一足先にヨット旅行に出かける。留守番の姉と弟は羽を伸ばして遊ぶが、やがて弟のサボりがバレ、事態は思わぬ方向に…。

というお話です。


家族の

これ、詳しく解説をして行くと、ネタバレになっちゃうんですけど、でも、公開するか解らないので、ある程度は、解説させて頂きますね。ここだけはってところは、ネタバレしないので、許してください。


アナとエリクは、両親がバカンスに行く間、友人を家に呼んで、楽しく過ごす予定にしています。両親は、ヨットで海外の島を周り、クリスマスには、子供たちと合流し、クリスマスのバカンスを楽しむつもりで、犬を連れて出かけます。両親が出かけ、羽を伸ばす、アナとエリクですが、アナの友人のクリスティーナは、奔放な性格で、貞操って何なの?という感じの女性です。彼女が、エリクに手を出し始めたので、アナは気を付けているのですが、クリスティーナはお構いなしにエリクとヤッてしまいます。


家族の

それからエリクの生活は堕落し、学校に出かけても、直ぐに抜け出して遊びに出てしまう状態が続き、2週間も学校に登校していない事が発覚してしまいます。両親が家に居ないので、仕方なく、父の弟である叔父に来て貰い、エリクを指導するということで、話がついて、とりあえずは事なきを得ます。

後は、両親と合流し、クリスマスバカンスを楽しむだけなのですが、何故か、両親と連絡が取れなくなります。何日待っても連絡が来ず、明日、出発という日になっても、連絡が来ません。これはおかしいと思い、警察に届けて、捜索願を出しました。何日か捜索しても見つからず、もしかしてと絶望的な気持ちになった時、エリクのストレスはピークになり、エリクは倒れて、病院に運び込まれてしまいます。

家族の

エリクは腎臓が悪く、危ない状態で、直ぐにでも腎臓移植が必要という病状であり、両親が行方不明なので、叔父とアナの血液検査で、腎臓移植が出来るかどうかの判定をすると、叔父の腎臓がドナーとして適合するとの事で、叔父の腎臓を移植しようという事になります。そんな時に1本の電話があり、アナが出ると・・・。後は、映画を観て下さいね。

家族の

実は、この後、2転3転とするのですが、その部分は、伏せておきますね。観た時のお楽しみです。この映画は、最初、エリクという青年が、女性に振り回されて、堕落していく姿を描いていくのかと思ったのですが、全然違って、どんどん、内容が変わって行くんです。次は何が起こるんだと言う感じで、何度も、色々な事件が起こり、あれ?おや?という感じで、話が転換して行くんです。

家族の

雰囲気としては、昔のジェットコースタードラマと呼ばれていた感じですかね。次から次へと、事件が起こり、解決すると、また起こるという感じなんです。でも、ちゃんと根底には、家族というものがどういうものかという事を描いていて、最後には、家族って、温かいなぁっていう気持ちになれる映画でした。

それにしても、最初の事件のクリスティーナですが、これ、淫行罪でしょ。だって、エリクは15才だよ。ダメだって。この女、とんでもねー!美人なのは認めるけど、ダメっしょ。まして、人の家に勝手に入るって、どんな育ち方してきてるんだ。私がアナたちの親なら、こんな子と付き合うなって言っていると思うな。これじゃ、家のものを盗んで売っているかも知れないし、何をしているか分からないもん。恐ろしいです。

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エリクの腎臓疾患ですが、これは、15才なのに、お酒を飲ませたからなのかな?それまでにも、腎臓が悪かったのに気が付かなかったと言う事かな。その部分が解りませんでしたが、とりあえず、ドナーが見つかって良かったです。叔父さんが適合して良かった・・・。うーん、ちょっと問題はありそうだけどね。

もっと、最後の方の感動部分を書きたいけど、それはネタバレになっちゃうから書けません。でも、最後の最後に、超!感動する場面がありました。私、動物に弱いのよぉ。(笑)あ、ちょっとバレちゃった。

家族の

この映画、私は、超!お薦めしたいと思います。良かったです。血の繋がりとかそういうものでは無く、それが動物でも何でも、家族となったら、一心同体になるんです。家族の大切さを、この映画では、とても良く描いていました。守り、守られる家族の在り方を、大切にしていこうと思う映画です。日本公開を望んでいますが、どうなるかな。ぜひ、観てみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ




東京国際映画祭 コンペティション部門「家族の映画」

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