「サバイバー」を観てきました。
ストーリーは、
ロンドンのアメリカ大使館に着任したケイト(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、テロリストのアメリカへの入国を事前に食い止める任務を受ける。ある日、彼女は不審な人物の入国を察知するが、そのことが原因でテロリストの時計屋(ピアース・ブロスナン)に狙われる。その後、ケイトは爆弾テロの巻き添えを食った上に、テロの実行犯に仕立て上げられ……。
というお話です。
ロンドンの米大使館に着任したケイトは、テロを警戒する為に、入国審査を厳しくするよう、依頼されます。9.11で親友を亡くした彼女は、アメリカで起こされるテロを未然に防ぐため、それまでの知識を総動員し、審査に入ると、ほどなく、怪しげな医師が現れます。ガス関係に強い医師でありながら、小児科の学会に出席するという理由でアメリカに渡ると言うんです。おかしいと思ったケイトは、その男の経歴や、状況を調べ始めるのですが、イギリス警察から阻止され、米国大使からも、止めるように指示されます。
しかし、ケイトは、どうしても怪しいと睨み、探って行くと、テロリストの暗殺者である”時計屋”と呼ばれる人物に狙われ、米国大使館員もろとも、レストランで爆破されそうになります。ケイトは、たまたま、買い物に出ていて爆発から免れましたが、仲間4人を失い、助かったのに銃で狙われてしまいます。直ぐに逃走し、人の居る場所まで出ますが、そこでは、仲間だと思っていた大使館員に狙われ、もみ合った挙句に、大使館員が死んでしまいます。殺人の容疑をかけられ、逃げるしかない彼女は、謎を暴くために、今一度、死んだ仲間の家や、米国大使館に侵入し、証拠集めをして行きます。
このままでは、アメリカが、大きなテロの標的になってしまう事を突き止めたケイトは、偽のIDを作り、今度はアメリカへ入国します。そして、ニューヨークへたどり着いたケイトは、テロリストたちが、どんなテロを行う予定なのかを突き止めそれを阻止する為に、一人で向かっていきます。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。
いやいや、こんな恐ろしく強い大使館員が居たら、アメリカも安泰でしょうね。普通の入国審査をする大使館員ですよ。それが、何人ものテロリストが描いていたテロ計画を暴いて、阻止するって、あり得ないでしょ。(笑)まぁ、映画だから良いけど、でも、あまりにも凄い展開で、笑ってしまいました。とんでもない展開だから、楽しめる事は楽しめるんですけどね。
ミラ・ジョボビッチなので、つい、バイハザの”アリス”なら出来るよね~って思って、こんな展開もアリかなと納得してしまった私は、イケなかったのかな。でも、結構、楽しめますよ。頭は使わなくて良いですよ、この映画も。頭を使い始めると、ありえねー!って怒りが込み上げてくるので、何も考えずに、展開とアクションを楽しみましょう。
それにしても、自国の大使館員を信じない大使って、どうなんだろう。確かに、冷静な目を持っている事は必要だけど、冷静に見れば見るほど、この人物はテロリストっぽいんですけど、なんで気が付かないかねぇ。誰が見ても、テロリストっぽいし、怪しいんですよ。それに、既に暗殺者の”時計屋”が動いているんだから、彼女が被害者だって解るでしょ。それに気が付かない米大使館の人達もおかしいし、イギリスの諜報の人とか、警察もおかしいよね。何で気が付かないの?
頭を使ってしまうと、どう考えても、イギリス諜報部も、米国大使館員も、このテロリストたちが動いている事に気が付かないってことが、あり得ないんです。これだけ変な事が起こっているんだから、解るでしょ。まして、爆発事故が起きた時点で、テロを疑って、どの組織が何を狙っているかって、解るよねぇ。ああー、だから、頭を使って観ちゃイケなかったんだよー!こういう事は忘れないと、ケイト=ミラさんの活躍が無くなっちゃうから、忘れよう!
という訳で、頭を使ってはいけない映画です。頭を使わないで、アクションなどを楽しめば、とっても楽しめると思いますよ。私は、この映画、お薦めしたいです。ミラさんのアクション、バイハザ程は派手ではありませんが、楽しめます。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
・サバイバー@ぴあ映画生活
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