「トランスポーター イグニッション」の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
美女アンナからの依頼を受けたフランク(エド・スクライン)が約束の時間に現れると、彼の愛車に3人の女性が乗り込んでくる。銃口を向けられた彼は、拉致された上に猛毒による影響で余命12時間と宣告された父親の姿を見せられる。プロの運び屋としてのルールから外れた仕事を強いられたフランクは逆上するが、タイムリミットは刻一刻と迫っていた。
というお話です。
フランクは、英国領事館の前に車を付けます。領事館から出てきたのは、フランクの父親。定年を迎えた父親を迎えに来たんです。怪しげな仕事をしていた父親は、定年をし、これからゆっくり人生を楽しもうとしているみたい。息子はと言うと、こちらも怪しげな運び屋の仕事をしているらしく、運転中にも女からの依頼の電話が・・・。
アンナという女性から運び屋の依頼を受けて、銀行の前に車を付けて待っていると、金髪ボブの美女が銀行から現れます。助手席に乗ってきた女に「荷物は?」と聞くと、「今来る。」というので待っていると、この美女と同じ格好をした美女が、あと2人現れ、乗りこんで来ます。荷物じゃない!と怒るフランクに、荷物はこの2人で、重さも合っていると言い、強引に押し切られてしまいます。
彼女たちを送り届け、報酬を受け取り、これで帰れると思ったら、もう一つ、頼まれて欲しいと言われ、報酬は「アナタの父親」と言われ、父親が誘拐されていることを知ります。そして、12時間のうちに仕事を終わらせないと、父親に打った毒が効いて、死んでしまうとのこと。仕方なく、彼女たちの仕事を受けて、今度はクラブに催眠ガスを仕込みに行く事に。
彼女たちは、一体、何をしようとしているのか、フランクには、まだ解っていませんが、どうもロシアマフィアが、女性たちに売春をさせていたらしく、そいつらに復讐をする為に、罠を張っている様子なんです。幾つもの罠を張って、マフィアたちの内紛を引き起こし、壊滅させようと計画を進めて行くのですが、全てが上手く行く訳が無く・・・。後は、映画を観て下さいね。
トランスポーターなので、面白く無い事は無いのですが、どーしても、前のジェイソン・ステイサムと比べてしまい、萎えてしまうんです。ジェイソンは、カッコ良かったもんなぁ。今回のフランクは、ちょっとイケメンというタイプには見えず、その足りなさを、父親のカッコ良さで補おうとしているのでしょうが、今一つ、盛り上がらなかったというのが、本音かなぁ。
イマイチ、アクションにキレが無いように見えてしまうんです。アクションって、見せ方だと思うんですけど、スン止めって言うんですか?クッと止める動きが、勢いを感じさせるので、その部分が大切なんだけど、今回のフランクは、まだ、ちょっと、その辺りが甘いのかなと思いました。カッコ悪い訳では無いんですけどね。
パパが、どーも、元イギリス諜報部員だったらしくて、とってもエロい感じを醸し出しているんです。オジ様~って感じですね。そのパパで、フランクに足りないエロさを、今回は出しているんですけど、パパは、アクションを全くしないので、そこがちょっと寂しかったかな。諜報部員だったなら、女に拘束されても、簡単に巻き返せると思うんだけど、そういう所が無いのよね。もし、次回作があるなら、父息子で、アクションをやって欲しいと思います。エロパパ全開で、それをフランクがイヤな顔をしながら見ているって感じだと面白そうなんだけどなぁ。
そんな文句を書いてしまっていますが、これだけ感想が出てくるんだから、面白かったんだと思いますよ。ジェイソンのトランスポーターを知らなければ、受け容れられたんだろうと思うんですけどねぇ。前の主人公が、あまりにもカッコ良かったので、とても残念です。
私は、まぁ、お薦めしたいかなと思います。でも、ジェイソンのトランスポーターと比べてしまうと、どうしても劣ってしまうので、文句が言いたくなると思います。でも、前のと比べなければ、それなりに、楽しめる作品だと思います。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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