「クーデター」映画の話じゃなく、実際にあり得そうで凄く怖くなりました。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「クーデター」を観てきました。


ストーリーは、

仕事の関係で東南アジアの某国に家族と一緒に移り住むためにやって来たジャック(オーウェン・ウィルソン)だったが、到着した翌朝にクーデターが発生。暴徒により外国人が次々と殺害されていく中、滞在先を襲撃されたジャックは妻子を守るため、安全な場所を求めて逃げ回る。現地で知り合った旅行者ハモンド(ピアース・ブロスナン)の助けで何とか命拾いしたものの、思いも寄らない現実が彼らを待ち受けていた。

というお話です。


クーデター

ジャックは、自分で経営していた会社が上手く行かなくなり、職を探すと、東南アジアで新しく水事業を始めて開発を進めるアメリカ企業に雇用され、その技術者として、東南アジアに派遣されることになります。待遇はとても良く、ジャックは、これで家族に辛い思いをさせなくてすむと思い、喜んでいたのですが、妻と子供は、やはり不安そうに見えます。

現地に向かう飛行機の中で、ジャック一家は、ハモンドという男性に出会います。彼は、東南アジアの国に何度も言っているようで、不慣れなジャックたちに、親切にしてくれて、迎えが来なかったジャックたちを、自分も同じホテルだからと、ホテルまで送ってくれます。ホテルには、水事業を歓迎する垂れ幕が掲げられ、ジャックは、きっと上手く行くと安心し、部屋へ入ります。

クーデター

しばらくして、ジャックが新聞を貰いにフロントに下りると、新聞が届いていないと言われ、新聞屋を聞くと通りを出て直ぐにあるからと言われます。仕方なく、通りに出て、新聞を購入し、振り向くと、そこにはデモ隊と制圧する為の警察が対立しています。そして、あっと言う間に乱闘になり、デモ隊の方が、圧倒的な数で警察を倒していきます。驚いたジャックは、ホテルになんとか戻り、家族を連れて、デモ隊からクーデターに発展した暴動から逃れる為に、隠れたり、変装したりして、何とか、その国を出ようと試みるのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。

クーデター

この映画、怖かったです。だって、凄くあり得そうな内容なんですもん。日本人からすると、反日と騒いでいる中国や韓国に行っている時に、いきなりクーデターが起きるようなものです。そこに居るだけで、標的にされて、惨殺されるんですよ。中国や韓国では、日本人は極悪人として子供の頃から教育されているから、殺さなければ自分が殺されると思うんでしょうね。恐い国です。


話を戻して、映画の中では、水事業を推進したヨーロッパとアメリカ企業が標的なのですが、現地の人々にとっては、ヨーロッパやアメリカ、アジア人なんて関係ない。とにかく、外国人は、全て、自分たちの国の資源を盗みに来た奴らなんです。


クーデター

映画の中で、ハモンドが「彼らは、自分の子供たちの命を守っているだけなんだ。」というセリフがあるのですが、その通りなんです。水事業を進めて行けば、現地の人々が購入する水道代が上がり、水が買えなくなり、そこで生活していけなくなる。美しい水は、海外の人々に取られてしまい、現地の水瓶は干上がってしまう。外国企業は、目一杯、資源を吸い尽くし、ボロボロにして、捨てて行くんです。だから、現地民が起こって、クーデターを起こす気持ちも解るのですが、殺されるのは勘弁して欲しいですよね。

クーデター

なんか、今、安保法案とかで、大騒ぎしている人達がいるけど、クーデターって、あんな感じなんです。あの人達が、武器を持って、政治家だけでなく、街を歩いている人々にも襲いかかって行くんです。興奮してしまうからなのか、前に出てくれば、誰もが敵になっちゃうんでしょうね。だから、ああいう事をしている人々って、恐ろしいと思います。いつ、一般の人々にキバを向くか分かりません。戦争はイヤだと言いながら、一番、抗戦敵な人々だと思うので、気を付けて下さいね。あんな事をする人たちとは、仕事はしたくないなぁ。いつ刺されるか分からないですもんね。

クーデター

とにかく、この映画を観ると、集団心理の恐ろしさを思い知らされ、味方でさえも、見境なく殺ってしまうという姿が本当に怖いです。日本では、こんな事、起きて欲しく無いなぁ。そういえば、中国では、デモとか、反日運動などは、政府が裏で糸を引いていて、国を安定させる為に、時々、ガス抜きとして起こしているようですね。だから、本当に反日で凶暴な人ではないと聞いたのですが、本当なのかな?韓国は、知りません。反日運動のところに行ったら、殺されちゃうかも。

クーデター

私は、この映画、お薦めしたいと思います。日本人は自国があまりにも平和な為に、海外でも恐ろしさを感じない方が多いのですが、本当は、凄く恐ろしい事が沢山起こっているんです。まして、中国や韓国では、日本人は敵だと思われているので、裏で何をされているか分かりません。本当に、気を付けて旅行をしてくださいね。この映画、ぜひ、観てみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ




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