「アントマン」の試写会に行ってきました。今回は、２Dの吹替版だったのですが、この吹替えが、超笑えて、ツボでした。最近、翻訳も上手くなってきましたねぇ。これ、字幕で観るよりも面白いかも。
ストーリーは、
仕事や人間関係がうまくいかず、頑張ろうとすればするほど空回りしてしまうスコット・ラング（ポール・ラッド）。別れた妻が引き取った娘の養育費も用意することができず、人生の崖っぷちに立たされた彼のもとにある仕事が舞い込んでくる。それは肉体をわずか1.5センチに縮小できる特殊なスーツをまとい、正義の味方アントマンになるというものだった。スーツを着用した彼は、ヒーローとして活躍するために過酷なトレーニングを重ねていくが……。
というお話です。
刑務所から出てきたスコット。彼は、盗みを働き、捕まって、刑務所に入っていました。彼を待っていたのは、ルイスという盗人仲間。ちょっとドン臭いけど、気の良いルイスは、出所してきたスコットに、またも盗みをしようと誘います。しかし、スコットは、もう盗みは決してしないと言い張るのですが、離婚した妻に払う約束の娘の養育費も払えず、刑務所帰りでは、雇ってくれるところもありません。
仕方なく、ルイスの誘いに乗って、金持ちの老人の家に盗みに入り、地下の金庫を開けようと試みます。そして、開けてみると、変なライダースーツと薬品らしきものが。そんなものに用は無いので、仕方なく、売れるかもしれないライダースーツを盗んで、引き払います。
家に帰り、何となく、その変なスーツを身に付けてみると、なんだか、身体が小さくなるというものでした。驚いたスコットに、スーツの開発者であるハンク・ピム博士が話し掛けます。そのスーツに仕込まれた液体は、粒子の距離を変化させることが出来、物を小さくすることが出来るんです。
ピム博士は、１９６０年代、ピム粒子を発明し、それによって、自分がアントマンとなり、色々なミッションを熟していましたが、妻が、ある事件で命を落としたことがきっかけで、それ以降、アントマンのスーツを封印していたんです。しかし、ピム博士の弟子であるダレンが、ピム粒子の存在に気が付き、開発に成功してしまい、それを軍事利用しようとする者たちに売りつけようとしているのをしり、阻止する為に、新しいアントマンを探していたんです。
そんな時に、ピム博士が見つけたのがスコットであり、彼は、泥棒ではありましたが、その身体能力は素晴らしく、心さえ入れ替えれば、十分に自分の後が継げると思ったのでした。そして、自分の家に盗みに入るように仕組んで、スーツを渡したんです。
スコットは、自分が罠にハマった事に気が付くのですが、娘のために、悪い事を止めて良いことをしようと心を入れ替え、アントマンとして世の中の悪と戦う事を選びます。そして、アントマンとしての訓練が始まります。ピム博士の娘のホープは、格闘技を習得した女性であり、彼から訓練を受けて、やっとアントマンとして活動出来るようになります。
最初の仕事は、シールズの秘密基地にセンサーを盗みに行くという仕事だったのですが、その場所に行ってみると、既にアベンジャーズの秘密基地に変わっており、そこにはファルコンが警備に付いていて、アントマンの侵入に気が付きます。格闘の末、なんとかセンサーを盗み、アベンジャーズ基地から逃げ出す事に成功。そのセンサーを持って、ダレンの会社に忍び込み、ダレンがピム粒子をヒドラに売ろうとするのを止めようとするのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。
説明で長くなっちゃった。でも、この映画、超面白いんです。特に、アベンジャーズや、アイアンマン、キャプテン・アメリカと繋がっているので、全て観ていると、本当に面白くて、ワクワクしてくるんですよ。いやぁ、これからが、すっごく楽しみになってきました。
この映画が面白いのは、他のマーベル作品と繋がっているという事もありますが、とってもコメディチックになっている事。ルイスという、スコットの友達が出てくるのですが、このルイスとスコットの掛け合いが、まるで芸人同士の掛け合いのようで、本当に笑えます。
だから、この映画は、出来れば、吹替え版で観た方が面白いかも。字幕で観ると、ギャグがそのまま伝わってこないので、笑いが半減するんです。私も、普段は字幕で観るタイプなのですが、この映画は、吹替えをお勧めします。実は、申し訳ないけど、吹替えの配役の方々、それ程上手くはありません。でもね、この下手さが、この映画の面白さを引き立たせているんです。上手くて、スムーズだと、このたどたどしさが無くて、面白く無かったかも知れません。下手うまって感じかしら。良い味を出しています。
アントマンなので、蟻さんが味方として出てくるのですが、この蟻、最初は、キモち悪いのですが、これがおかしな事に、段々と可愛く見えてくるんです。不思議よねぇ。ちゃんと、アントマンの手助けをするんですよ。うーん、足が６本でキモいのに、どうして可愛く見えてくるのかしら。不思議です。
アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロンの続きとして観ると、ちゃんと話が繋がるので、出来れば、観ておいた方が、面白いと思います。それとキャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャーとも繋がっているので、それを思い出しておいてね。
エンディングの途中と終わった後に、重要な次の作品に続く映像がありますので、エンディングの途中で、絶対に出て行かないでください。そうでないと、次のアベンジャーズやキャプテン・アメリカに続く内容が判りませんからね。必ず、最後まで席に座っていてください。
私は、この映画、超！超！お薦めしたいと思います。マーベル作品が好きな方は、決して外さないでくださいね。でないと、勿体無いです。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
P．S ： ディズニー関係の試写室で観たので、こんなディスプレイがありました。ステキでしょ。ミッキーのキーです。ミッキーの愛車の鍵かしら。(笑)
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