「S -最後の警官- 奪還RECOVERY OF OUR FUTURE」イマイチ盛り上がりが。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「S -最後の警官- 奪還RECOVERY OF OUR FUTURE」を観てきました。


ストーリーは、

既存のSATとSIT双方の特徴を併せ持ち、NPSこと警察庁特殊急襲捜査班が3番目の“S”として新たに設立される。生死を問わず犯人を制圧する方法ではなく、生かしたまま身柄を確保するというポリシーを掲げた彼らの存在は世間の注目の的だった。そんなある日、何者かによる立てこもり事件が起こり、NPSの神御蔵一號(向井理)らは現場に駆け付ける。さらに太平洋沖にて輸送船が乗っ取られる事件まで発生し……。

というお話です。


最後の

TVの続きとなります。NPSの神御蔵は、以前からテロリストとして追っていた正木と、再度、戦う事になります。まず、バスジャックが起こります。乗客を人質として、男が二人、立てこもります。一方、正木は、核燃料を積んだ輸送船をシージャックし、日本政府に取引をしようと持ち掛けます。正木は、あるショッピングセンターから電話をしていて、彼を追っているNPSとSATが取り囲む中、自分を逮捕すると、バスジャックしたバスの人質が死ぬ事になると脅迫します。

最後の

正木に手を出すことは出来ず、仕方なく、そのまま見逃すNPSとSAT。正木は、政府に、シージャックした船に、政府閣僚全員とその閣僚一人2億円分のお土産を持って、輸送船に乗り込んでくれば、核燃料を爆破することは止めると話します。仕方なく、南郷総理大臣は、正木の要求を呑んで、閣僚とお金を積んで、輸送船に向かいます。

交渉時に、NPSの香椎は、自分も閣僚と一緒に付いていく事を了承させ、輸送船に乗り込むことに成功します。香椎の胸のボタンには、隠しカメラが仕込んであり、内部の状況を外部のNPSやSAT、他に伝えることに成功します。そして、輸送船を護衛していたSST(海上保安庁 特殊警備隊)とSAT、NPSが合同で作戦に参加し、閣僚の奪還と核燃料を爆発させないように止めようと動き始めます。

最後の

輸送船の中では、閣僚たちが正木他テロリストに拘束され、テロリストたちは、彼らを人質に、もっと金を取ってやろうと騒ぐのですが、そんな様子を横目に、正木は、核燃料を積んだ船で東京湾を進み、東京近辺で爆発させようと考えています。

そんな正木を操って、危機に鈍感な日本国民の目を覚まさせようとしていたのは霧山という元警察庁次長であり、警察庁の天城の師なのですが、正木に裏切られ、日本を危機に陥れてしまいます。霧山は、正木の本当の姿を香椎に教え、彼を留めて欲しいと頼みます。

閣僚を助け、輸送船を奪還しようとするNPSたちと、正木の激しい攻防が始まり、核燃料を爆発させる為のスイッチが入ってしまいます。そして・・・。後は、映画を観てくださいね。

最後の

公開してすぐに観に行ったのですが、つい、感想をアップするのが後回しになってしまいました。面白くない訳では無いのですが、あまりにもありきたりの展開で、もう、既にツッコミを入れるって状態じゃなくなってしまっているんです。うーん、それぞれの場面を見ると、ハラハラしたり、ドキドキしたりとあるんですけど、全体的な話が、どーも、ダメなんですよね。

もう、核関係を盗むとか、原発を標的にするとか、止めませんか。もう、いいでしょ。だって、現実に事故が起きたんだから、恐い事は解っているんだから、フィクションで描くのは、そろそろやめて欲しいなって思ったんです。だって、これだけやっちゃうと、こんなに簡単に盗んだり出来るのかと思われて、本当のテロとか考える人が出てくるかも知れない。


最後の

それに、ニュースとかで、こうしたら事故が起きるかもとか、核燃料が漏れるかもとか、詳しく解説しているでしょ。あれって、目いっぱいテロリストに情報を与えているんじゃないのかしら。他の国だったら、そういう秘密は守るものじゃないの?事故を起こさせてくださいと言わんばかりにニュースでやっているから、日本のTV局って、のんきだよなぁと思う今日この頃です。


話を映画に戻して、そんな核を積んだ船を簡単にジャックして、バスジャックもして、で、閣僚を人質にするって、超面倒じゃないですか。核の船をジャックしてるんだったら、バスジャック、要らないでしょ。わざわざ、NPSとかを活躍させるためにやったんだと思うけど、話としては、面倒だったよねぇ。ここを省けば、1時間半で終わったのにね。別に、SSTの隊長にダメージを与える必要は無いと思うんだけど。無駄だと思いました。

最後の

この話、NPSの神御蔵が主人公ですよね。それなのに、他のゴタゴタが多くて、あまり描かれてないんです。ライバルのSATの蘇我も、ほとんど描かれず、なんか、何を観に行ったのか、良く分かりませんでした。まぁ、TVドラマの方で、彼らの活躍を十分に描いたという事なのかな。私は、ドラマを時々しか観ることが出来なかったので、何とも、物足りなさが残りました。

最後の

私は、まぁ、お薦めしても良いかなと思います。悪くはありません。面白くない訳でもありませんが、どーも、物足りなさと、話の展開のちぐはぐさが残ったので、イマイチ、完璧にお薦めしたいとは言えません。ごめんなさい。気になったら、ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ





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