「BORUTO-ボルト- NARUTO THE MOVIE」を観てきました。
ストーリーは、
七代目火影・うずまきナルトが統治する木ノ葉隠れの里。新たな忍の育成を目的とした「中忍選抜試験」が開催されることになり、うずまきナルトの息子・ボルトら下忍は修行に没頭していた。忙しくてなかなか一緒にいることができない父ナルトに反発するボルトは、ナルトのライバルで親友でもあるうちはサスケに弟子入りを志願。そして中忍選抜試験の日。ナルトを亡き者にすべくモモシキとキンシキが現れ、ナルトは彼らが放った術によって行方がわからなくなってしまい……。
というお話です。
ナルトが火影になり、穏やかに発展していく木ノ葉隠れの里では、新たに「中忍選抜試験」が行われようとしています。ナルトの息子・ボルト、サスケの娘・サラダなど、若い忍びが参加し、力を競い合う事になり、ナルトは、沢山の仕事に忙殺されながらも、ボルトの事を心配しています。仕事ばかりで、あまり構ってやれない子供たちの事を、ナルトも気にかけているのでした。
ボルトは、そんな父親に反発し、父親の弱点を探り、倒してやろうと考え、サスケに弟子入りします。そして、色々な忍びの教育を受けるのですが、才能はあっても、そう簡単には覚える事は出来ません。イライラしたボルトは、木ノ葉隠れの科学忍具班で研究されていた、忍術をカプセル大の巻物に封じ込め、それを発射すれば、誰でも、その忍術が使えるという発明を、研究員の策略にかかり、受け取ってしまいます。
サスケは、カグヤの痕跡を辿り、調査を続けているのですが、モモシキというカグヤの後を継いでいるような男に出会い、その情報を持って、里に戻ってきます。モモシキは、きっと里に攻めてくると分かり、その目的が、ナルトの中のチャクラにあるようだと言う事も突き止めます。そんな中、中忍選抜試験は始まってしまい、ボルトは、サラダとミツキの力を借りて、なんとか勝ち抜いていくのですが・・・。そして、ナルトを狙って、直ぐそこまで来ているモモシキは・・・。後は、映画を観て下さいね。
夏休みだからなのか、平日の昼間に、仕事の合間をぬって行ってみたのですが、凄い混んでいました。ナルトは、やっぱり人気なのかな。子供から大人まで観ていましたから、この人気の高さと幅広さを感じます。すごいっす。
話は、分かり易かったと思います。面白かったですよ。男の子って、あんなにお父さんにジャレたがるかしらねぇ。(笑) ボルトが、とても子供らしい子供で、くそガキなんだけど、憎めないのよ。こんなにお父さんに息子だったら、親としては、可愛いんじゃないかな。子供に全く相手にされていない親より、よっぽど嬉しいだろうと思いました。
それにしても、忍びの里の忍達って、みーんな、仲間内で結婚してて嬉しくなるほどですね。サスケとサクラは、まぁ、判っていたけど、他の人達も、みーんな、仲間内で、同じような顔をした子供たちがわんさか生まれてて、これは、楽しそうでした。笑っちゃうほど似ているから、直ぐに誰の子か判りますよ。
この映画は、親子のお話がメインなので、モモシキの話は、付け足しみたいなもんかな。モモシキとの戦いで、親子の絆が強くなるということを描いているんです。思うんだけど、親子だって、共通の敵とか、そういう物があった方が、分かり合い易いですよね。普通に話しているだけじゃ、親子だって、そんなに簡単には分からないですもん。喧嘩をしたり、一緒に戦ったりしてみない限り、わかんないよ。
だから、この親子のお話は、とっても良く出来ているなと思いました。分かり易いし、どんな父親でも、父親は尊敬に値するのだと思えて、親子で観に行ったら、良さそうだなぁと思ったけどね。親だって、子供の反発や怒りを受けて、色々勉強する事も多いので、子供が親にさせてくれるのだと言う事を、再度、認識させられるのではないかと思います。
それにしても、火影って、こんなに忙しいの?なんか、あんまり火影の働いている所を観ていなかったからなのか、なんで、そんなに書類が山になっているのか、分かりませんでした。全部、火影がやらなくても、分担して、専門職の人間に、ある程度は任せれば良いのに。ナルトに、事務仕事は無理そうな気がするのは私だけなんだろうか。(笑)
それにしても、NARUTO、終わったんですねぇ。なんか、前作映画より、このBORUTOを観て、本当に終わったんだなぁと言う気持ちになりました。ナルトたちが、親になるなんてねぇ。なんか、自分の子供たちが親になって、孫が生まれたみたいな気持ちになっちゃって、私は、もうオバサンでは無く、お婆さんの気持ちになってしまいましたよ。(笑) だって、ナルト、子供だったのにねぇ。
という訳で、私は、超!お薦めしたい映画とさせて頂きます。面白かったですもん。BORUTOを、孫を観るような気持ちで観てしまいました。これ、原作漫画を読んでいなくても、十分に解ります。親子の物語ですので、ちょっと感動しますよ。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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