「ジュラシック・ワールド」以前の勢いは無いと思うけど、私が恐竜に慣れたからなのかしら。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「ジュラシック・ワールド」を観てきました。やっぱり初日は混んでるなぁ~。


ストーリーは、

世界的な恐竜のテーマパーク、ジュラシック・ワールド。恐竜の飼育員オーウェン(クリス・プラット)が警告したにもかかわらず、パークの責任者であるクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は遺伝子操作によって新種の恐竜インドミナス・レックスを誕生させる。知能も高い上に共食いもする凶暴なインドミナス。そんな凶暴なインドミナスが脱走してしまい……。

というお話です。


ジュラシック

恐竜のテーマパーク、ジェラシック・ワールド。22年前、イスラ・ヌブラル島から恐竜が逃げ出したり、Tレックスが町中を爆走したりという事件があり、今は、インジェン社はマスラニ社に買収され、マスラニ社長は、故ジョン・ハモンドが夢見ていたジェラシック・ワールドを完成させ、世界から観光客が訪れるテーマパークとして成功を収めています。

恐竜たちが、普通の動物園の動物のように見られるようになり、人々に飽きられないように、新種を開発し、人気を保たせているのですが、人々の欲求は強くなり、遺伝子操作をして、より大きく、より強い種類の開発を進めています。インドミナス・レックスというハイブリッドのTレックスの混合種を生み出し、もう少しで公開というところまで持ってきていたのですが、このインドミナス・レックスは、非常に知能が高く、運動能力も高いので、人間たちも振り回されることに。そして、インドミナスは檻から抜け出す事に成功します。

ジュラシック

同時期に、人間との意志の疎通が出来るように教育した4頭のラプトルを飼育していました。この4頭は、元軍人のオーウェンをボスと見ていて、彼の指示に従うように教育されているんです。しかし、恐竜であり、本能は持っています。簡単に、いつも言う事を聞くとは限りません。突然、餌と認識して襲ってくることもあり得るので、檻の外に出す事は出来ません。

そんな時期に、パークの責任者クレアの甥っ子たちが、ジュラシック・ワールドに遊びに来ます。兄ザックと弟グレイは、仲が良く、恐竜を楽しみにパークへ来ました。クレアが案内してくれると思っていたら、彼女は忙しくて、秘書の女性が、嫌々ながら付いてくる様子。ザックとグレイは、勝手に遊びに行く事にし、秘書をまいてしまいます。パークを堪能する2人に、檻から逃げ出したインドミナス・レックスが襲い掛かります。

ジュラシック

インドミナスが逃げ出し、捕獲部隊が出動するのですが、知能が高く、何故か擬態も出来る能力があり、部隊は全滅させられ、人間は、どんどん殺られていきます。そして、草食系の恐竜など、弱い恐竜もインドミナスの標的となってしまいます。インドミナスは、それらを食べる訳では無く、ただ、狩ることを楽しんでいるんです。

インドミナスを止めるために、飼育したラプトルを使ってみるように言われ、オーウェンは仕方なく、ラプトルを引き連れ、インドミナスに向かって行くのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。

ジュラシック

久しぶりのジュラシック・パーク=ワールドだったのですが、前の方がインパクトがあったような気がしました。もう、恐竜に馴れてしまったからなのかしら。毎度、同じように、逃げ出して捕獲しようとして、失敗するという繰り返しで、これだけ逃がしているんだから、もう少し、人間が勉強しようよって思うのは私だけなのだろうか。あのね、猫でもフェレットでも、このインドミナス程度の事はやりますよ。ちゃんと、色々やって、逃げようとします。まぁ、擬態は出来ないけどね。

ジュラシック

それに、ラプトルの教育はダメでしょ。それ、もう、恐さが無くなっているから、ダメダメよ。ラプトルは、あの俊足とジャンプ力で、人間を狩って行くというところが良いのに、それが人間の側に付いたらダメでしょ。それに、オーウェンを見つめたり、ちょっと庇ったりしちゃ、ダメダメ。それ、もう、怖く無いもん。恐竜がペットになったら、もう、ジュラシック・パークとしては成り立ちません。そこ、基本だから。最初に、ジョン・ハモンドが、恐竜の恐ろしさを、自然の中の生き方を見せると言ってたでしょ。それが変わったら、もう、パークがある意味が無いんです。

ジュラシック

でね、またもダメ出ししちゃうんだけど、またも子供が2人、恐竜と追いかけっこするのよ。毎度だよねぇ。少し、このパターンを辞めましょうよ。時には、老人とかが必死で恐竜を倒すとか、食べられそうになるんだけど、老人だから美味しそうじゃなくて食べないとか、そんな笑える展開があったって良いでしょ。毎度、美味しそうな子供じゃ、そりゃ、恐竜も食べるわな。

期待していたのですが、私は、あまり面白いとは思えませんでした。既に、前の3作でやってしまっている事の繰り返しなので、前作を観ている人達には、また?と言われてしまうと思います。でも、初めて恐竜映画を観る子供たちには、良いかも知れません。


蛇足で少し書いちゃいますが、もし、また3部作となるなら、先は決まったも同然でしたね。だって、ラプトルが「野生のエルザ」的になっちゃってるから、今度は、人間対恐竜になる訳でしょ。「猿の惑星」と同じように、好きな人はいるけど、でも恐竜を殺そうとするから、私たちも戦うよって事で、恐竜が人間に向かってくるようになるよね。悪者の中国人博士は、恐竜の遺伝子を持って逃げたから、もう、完璧に話が判っちゃったって感じです。お願いだから、私の考え通りの話にならない事を祈っています。他の話を考えて欲しい!

ジュラシック

そんな訳で、私は、少しだけ、お薦めしても良いかなくらいです。ジュラシック・パークを知らない子供たちには、ぜひ、観せてあげて欲しいのですが、大人で、既に前作を観ている人達には、同じものの焼回しですよと言っておきます。何も変わりません。違うのは、ラプトルにペットとしての名前が付いたくらいかな。(笑) それは、やっちゃダメな事だから~!!ま、恐竜を観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ




ジュラシック・ワールド@ぴあ映画生活


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