「バレエボーイズ」を観てきました。
ドキュメンタリーなので、内容は、
ルーカス・ビヨルンボー・ブレンツロドさん、シーヴェルト・ロレンツ・ガルシアさん、トルゲール・ルンドさんという3人の少年たちは、ノルウェーの首都オスロでプロのバレエダンサーを夢見て厳しいレッスンを受けていた。彼らは、共に打ち込んできた仲間同士。だが、名門ロンドンのロイヤル・バレエ・スクールに招待されたのはルーカスさんのみで……。
というお話です。
バレエダンサーを目指す3人の少年たちのドキュメンタリー映画です。彼らは、ノルウェーのオスロの学校で、バレエダンサーを目指して、レッスンをしています。彼らは、まだ中学生であり、自分の未来を決めるには、まだ早く、バレエダンサーになるか、他の仕事を目指すのか、悩んでいます。悩みながらも、毎日のレッスンは休む間もなく続いていて、それは厳しい毎日でした。
彼らには、オスロ国立芸術アカデミー(KHiO)への入学という目標があり、もし入学を許可され無かった場合は他の目標を探さなければならない。フランス・グラース国際バレエコンクール、スウェーデン・ファールン北欧バレエコンクールを経て、3人とも、KHiOへの入学のチケットを手にする事が出来ました。
そんなある日、願書を出してもいないのに、1人だけ名門のロンドン・ロイヤル・バレエスクールから招待を受けて、学校の試験を受ける事になります。チャンスに緊張するルーカスを、2人の仲間、両親や学校の先生も彼の決断を見守ります。高額の学費、言語の問題、環境の変化、そして自分自身の才能について、ルーカスの不安は尽きませんが、「僕にはバレエ以外の道はない」、と決意し、試験に挑みます。
そんなルーカスをシーヴェルトとトルゲールの2人は、ちょっと複雑な心境ながら、良き友達、良きライバルとして、見守っています。そして、3人とも、それぞれの方向に進み始めます。後は、映画を観て下さいね。
ドキュメンタリーなので、最初の方の彼らと、中学卒業時の彼らでは、顔が全然変わってしまうんです。この年齢の男の子は、あっと言う間に、男の子から男性に、顔や身体が変わって行くんですね。ルーカスという少年は、とても美しい顔立ちをしていて、バレエダンサーにピッタリに見えました。身体の線もとてもきれいなんです。
他の2人も美しいのですが、やっぱり、ルーカスが一番だったかな。バレエダンサーでトップに登って行くのは、ただ、バレエが上手いだけでは無く、容姿や身体つきも関係あるんじゃないかなと思いました。そりゃ、そうですよね。舞台を観ていて、美しい青年がバレエをしてくれている方が、観ている方が夢が見れますもん。人の前に立つという事は、そういう事なのかなと思いました。
それにしても、バレエって、美しいんですね。そして、その美しさを見せる為に、すごい努力をしているんだって事が解りました。バレエっていうと、熊川哲也さんが出てきてから、男性のバレエダンサーも普通になりましたけど、以前は、バレエというと、女性のものみたいな感じがあって、あまり男性のダンサに光が当たらなかったように思うんです。海外では、ニジンスキーさんとか、有名な方がいらっしゃいましたけどね。
でも、これからは、子供の頃から美しさを競って、バレエダンサーを目指すのも素晴らしいのかなと思いました。狭き門だけど、あれ程、男らしいというか、男性のバレエというものが、筋力と体力と、精神力が必要なものだとは思っていなかったんです。そこらの野球とかサッカーとかをやっている男の子以上に、努力と体力が必要なように見えました。精神力も鍛えられるので、人間的にも良いんじゃないかな。
そんなバレエの魅力を教えてくれる、このバレエダンサー、私は、超お薦めして良いと思います。本当に映像が美しいです。そして、バレエの認識が、私は変わりました。男性のダンサー、超カッコいい!!男らしいです。男の子にも、バレエを習わせるのって、良いのかもって思いました。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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