「ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」を観てきました。
ストーリーは、
牧場で生活しているひつじのショーン。ある日、毎日同じスケジュールで仕事をする牧場主から休日を貰いたいと思い、いたずらを仕掛けるが、そのせいで牧場主は眠ったまま都会へ運ばれてしまう。牧場主と彼を追い掛けていった牧羊犬のビッツァーを捜そうと、ショーンと仲間たちは都会へ向かう。都会には、動物捕獲職員がいて、野良犬など、飼い主の居ない動物は捕獲されてしまう。捕獲職員から逃げながら、牧場主を探す為に、ショーンたちは奮闘する。
というお話です。
ショーンは、スケジュール通りに働く牧場主に不満を抱いています。時間通りに食事になり、毎日、同じことの繰り返しが、ショーンには、毎日が退屈に思えて、何とかならないものかと思案し、牧場主が寝ている間に、彼を庭先にあるキャンピングカーに運んでしまおうと思いつきます。牧場主が、寝ていてくれれば、ショーンたちは、一日のバカンスを手に入れられると思ったんです。

庭先で留めてあるキャンピングカーに、牧場主を連れて行き、気持ち良く寝かせておいて、牧場主が寝ている間、ショーンたちは、ゆっくりバカンスを楽しめると、張り切っていたのですが、ある拍子に、そのストッパーが外れてしまい、牧場主を乗せたまま、都会に向って走り出してしまいます。
慌てたショーンは、周りの仲間に助けを求めるのですが、キャンピングカーは止まらず、都会で事故ってしまいます。その衝撃で、牧場主は記憶喪失になり、病院へ搬送されます。そして、ショーンも、牧場主を見つけることが出来ず、捕まってしまい、これからどうするのか、考え始めます。
牧場主は、記憶が戻らないのですが、バリカンを見て、知っているような気がして、ひつじの毛を刈るのと同じように、人間の髪の毛をカットして、その時代に最先端のデザインともてはやされます。気持ち良くなっていた牧場主ですが、何か忘れている事があるように思っていて、そこに、ショーンとひつじたち、犬のピッツァーが現れ、変な馬のハリボテを作り、牧場主を、またも眠らせて乗せ、急いで牧場に帰ろうとするのですが、動物捕獲員か追って来て・・・。
ぁとは、映画を観てくださいね。

この映画、クレイアニメなのに、動きがとっても美しくて、これをゆっくりコマ撮りして作っていると思うと、驚いてしまいます。こういうアニメを観ると、日本もまだまだ頑張れるのではないかと勘違いしてしまうんですよね。この映画を見本にして、もっと色々試して欲しいと思います。
ひつじのショーンなのですが、バカンスが欲しいのって、アナタじゃなくて、牧場主でしょ。だって、家畜にバカンスってあるの?牧場主は、スケジュール通りに、毎日働いているけど、それは、あなたたち家畜を養う為のものだし、それ以上に、何があるってーの?毎日がバカンスのひつじたちに、これ以上、休みが欲しいと言われても、牧場主も困っちゃいますよね。同情しました。(笑)
そして、都会に行くのですが、ひつじの人間の変装って、違和感アリアリなんですよ。なんで誰も突っ込まないのかしら。不思議でした。まぁ、大笑いをしましたけど、こんなひつじ、飼いたくないなぁ。だって、家畜として殺そうとしたら、睨まれそうだもんね。(笑)
子供向けの作品なのですが、とてもかわいくて、楽しくて、満足出来る映画だったと思います。ちゃんと、子供だけでは無く、大人の気持ちも良くしてくれるような内容であり、楽しめました。私は、超!お勧めしたいと思います。頭を使わなくても良いし、最後にはスッキリするし、牧場主と家畜たちの絆のようなものを感じました。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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