「踊るアイラブユー♪」を観てきました。
ストーリーは、
大学を卒業したてのテイラー（ハンナ・アータートン）は、姉マディ（アナベル・スコーリー）に呼ばれて南イタリアのプーリア州にやって来る。3年ぶりに初恋の思い出の場所を訪れた彼女は、かつての恋人との再会をひそかに願っていた。ところが、2日後に結婚すると爆弾発言する姉に紹介された相手ラフ（ジュリオ・ベルーチ）は、何とテイラーの元恋人で……。
というお話です。
テイラーは、大学時代の夏休み、バカンスで訪れたイタリアで出会ったラフと恋に落ち、燃え上がりましたが、バカンスの終りに、テイラーは、彼との恋愛では無く、大学での勉強を選び、別れたまま自然消滅になってしまいます。
それから３年後、姉マディは、失恋の痛手を直す為、イタリアでバカンスを楽しんでいます。そこへ、妹のテイラーがやってきます。テイラーは、無事、大学を卒業し、これからという時期を姉と過ごそうとイタリアへ来たのです。そして、３年ぶりのイタリアで、もしかして彼に会えるかもという期待を持って来たのでした。
イタリアへ着くと、姉マディが、運命的な出会いをして、２日後に結婚する事にしたと言います。驚くテイラーでしたが、まぁ、新しい恋を見つけたのならと思い、祝福しようとすると、マディの相手が、ラフだという事に気が付きます。ラフも、マディの妹がテイラーだと気が付き、これはマズイから、マディに話した方が良いと話すのですが、テイラーは、黙っていて欲しいと頼みます。
２人の関係は黙ったまま、結婚式の準備は進み、テイラーは、まだラフが好きな気持ちを抑えて、マディの為に手伝います。ラフの方も、まだテイラーを思う気持ちが無い訳では無いのですが、テイラーを忘れる事が出来た相手がマディだったので、とても複雑な気持ちで、整理がつきません。不自然な２人の動きに、不信感を持つマディですが、ラフを信じて結婚を進めます。
そんなマディの前に、元彼のダグが現れ、自分の元に戻って欲しいと頼みます。マディは、遊び人のダグとは、もう無理だからと断るのですが、その強引さに負けそうな感じ・・・。しかし、結婚するのだし、ラフは、真面目な男性だからと、なんとかその場をしのいで、貞操を護るのですが・・・。
そんな３人は、どうなるのか、後は、映画を観て下さいね。
うーん、私は、この映画、ダメでしたねぇ。古い音楽は、知っている物が多かったし、別に良いのですが、映画の作り方とか、ダンスの振り付けとかが、とても古臭いんです。これ、音楽が古いから、それに合わせて、全てをレトロっぽくしたのかしら。とても違和感がありました。それに、なんか、とってもワザとらしいんです。
で、主役の女性が、あまり美しく無いんです。姉役の女優さんの方が美しかったです。なんか、イタリアのトマト祭りの場面があるのですが、トマトを被って、頭から赤いものが落ちてる映像を見て、昔の「キャリー」という映画を思い出したのは、私だけかしら。新しい方では無いですよ、古い映画の方です。まるでホラーみたいだった・・・。ミュージカル映画だから、歌もダンスも出来る女優さんを連れてきたんだと思うのですが、他にも居たでしょ。もっとキレイな人。とても残念でした。
他の衣装とか、美術とかも、なんか古臭いし、映像も、古い、子供用のミュージカルっぽくて、なんだかなぁ。あまり悪い事を言いたくないけど、仕方ないです。だって、途中で出たくなったほどですもん。完璧に先の読める展開に、古い歌、古いダンス、古い衣装、そして、魅力的でない主人公だと、どうしても、観る気が失せちゃうんですよ。ゴメンナサイ。
ただ一人、ラフを演じていた男優さんは、マッチョでイイ身体をしていて、イケメンでした。顔と身体を見ているだけなら、彼一人を画面に出しておいてくれた方が良かったです。
これ、試写会が何度かあって、試写会も当たっていたんだけど、他の試写と重なってしまい、観に行かなかったのですが、そのまま、観ないでおけば良かったな。私には、無駄な時間でした。まぁ、この映画を観た後に、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」の２度目の鑑賞をしたので、とりあえずは、気持ちが盛り返して、大丈夫になりましたが、この映画だけだったら、ガックリしていただろうな。
私は、この映画、あまりお薦めは出来ません。私は、面白く無かったので、ゴメンナサイ。でも、ミュージカル映画が好き方には良いのかな。とてもレトロな雰囲気の映画だと思っていけば、大丈夫かも知れません。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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