「宇田川町で待っててよ。」の試写会に連れて行って貰いました。
ストーリーは、
男子高校生の百瀬(黒羽麻璃央)は渋谷の雑踏でとある女の子に一目ぼれする。しかし、それは女装したクラスメートの八代(横田龍儀)だった。それ以来、百瀬は学校でも八代のことが頭から離れなくなってしまう。八代はそんな百瀬の態度に困惑しながらも、百瀬から渡された女子高の制服を着てみせる。
というお話です。
高校生の百瀬は、ある日、渋谷でボンヤリしていると、大柄な女性が立っているのを見つける。どう見ても男なのに、女性の服装なので、不思議に思い、近づいてみると、それはクラスメートの八代だと気が付きます。驚いて、その場を立ち去った百瀬でしたが、女装の八代の事が気になってしまい、学校でも、つい、見つめてしまったり、変な態度を取ってしまいます。
どうしても気持ちが落ち着かず、次の週に、もう一度、渋谷に行き、しばらく待っていると、先週と同じように、女装の八代が現れます。百瀬は、何気なく八代に近づき、ナンパしますが、顔を見て、八代は気が付き、逃げようとします。しかし百瀬に捕まり、きれいだと言われ、ちょっと気になり始めます。
八代に恋をしてしまった百瀬は、もう、男とか女とか、そんな事は関係無くなり、八代に女子高生の制服を着せたら可愛いだろうとか、妄想がバンバン広がってしまい、八代に迫りまくります。八代は、男同士なんて、気持ちが悪いと思い、最初は、百瀬を避けているのですが、女装をバラされたくないだろうと言われ、仕方なく、女子高生の制服を着てみたりと、百瀬に言われるままに女装をします。そして、自分でも、女装が好きな事を受け入れ始めます。
しかし、百瀬に襲われ、キスをされて、我に返り、もう女装は辞めようと、持っていた女性の洋服や靴、かつらなどを捨てようとゴミ袋にまとめます。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。
うーん、漫画だと許せるんだけど、どーも、実写だとキツいかなぁと思いました。好きな人たちには良いのかな。だって、凄い沢山の女性ファンが集まっていて、ビックリするほどでしたもん。主演が、ジュノンボーイで、”テニスの王子様”のミュージカルに出ている男子と、やはりジュノンボーイで、これから売り出し中の男子だったからなのかしら。どちらも、とってもイケメン?というか、とってもかわいい子で、キレイな顔をしていました。だから、BLをしても、汚くは無いのですが、どーも、私は、馴れていないからなのか、ちょっとダメでしたね。観ていて笑ってしまったんですもん。
お決まりの”壁ドン”とか、チラシにもある”あいつは女の服を着ていると俺に抵抗出来ない”みたいな事とかあったりして、ゴメンナサイ、私は、ププー!って噴いてしまったのですが、そこは、笑うところじゃなくて、真剣にドキドキするところだったらしいです。なんたって、お二人とも、まだ若いし、演技の経験も浅いので、どーも、ぎこちなくて、セリフを読んでいるように見えてしまうのですが、でも、これからだからね。初めてでこんな難しい演技をしたなら、これから頑張って行けるんじゃないかな。期待しています。
一つ、文句を言いたいのが、百瀬の髪形かな。原作がそうなのかも知れないけど、どう見ても、前髪が長すぎて、前が見えないでしょ。それ、鬼太郎に見えちゃうからっ!って感じだったので、それだけは、止めて欲しかった。折角の美しい顔が、その髪形で台無しです。もう少し、考えて欲しかったな。
話的には、まぁ、BLというのは、こういうもんなんじゃないかなって感じでした。私、結構、何でも来いって感じで、BLも大丈夫だと思っていたのですが、やっぱり、実写のBLって、生々しく感じてしまって、ちょっと、キツかったなぁ。男同士で、襲い掛かるとかって、やっぱり、イヤでした。漫画だと、それ程気にならなかったんだけど、実写だと、こんな風に見えるんですね。うーん、難しい・・・。私には辛かった。ゴメンナサイ、気持ち悪かったです。
なんか、私はダメとか言いながら、こんなに感想が書けるんだから、面白かったのかも知れません。(笑)私は、BLが大丈夫な人には、ぜひ、お勧めしたいと思います。BL初心者の私のような人間でも、これだけ感想が書けるので、何か、面白かったんだと思います。気になったら、ぜひ、観てみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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