「悪党に粛清を」を観てきました。
ストーリーは、
1864年、ジョン(マッツ・ミケルセン)と兄のピーター(ミカエル・パーシュブラント)は、祖国デンマークで兵士として勇敢に戦った。戦争に嫌悪感を抱いた彼らは新天地を求めアメリカ西部に移住し、ジョンは1871年にようやく妻と息子をアメリカに呼び寄せる。だが、駅での再会の喜びもつかの間、親子3人は帰りの駅馬車でならず者と同乗することになり……。
というお話です。

ジョンは、戦争後にアメリカに希望を求め、新天地を開拓し、祖国デンマークから家族を呼び寄せます。やっと家族3人で暮らせる日が来て、幸せの絶頂にいます。しかし、家族を迎えるために作った家に向かう馬車の中で、暴漢に襲われ、妻と息子を殺されてしまいます。ジョンは、暴漢たちを許せず、追いかけていって、彼らに制裁を加えます。
それから何日か経ち、ジョンが殺した暴漢たちが、その街を仕切っているデラルーの弟であり、刑務所から出てきて、デラルーの家に帰る途中だったらしいと解ります。デラルーは、弟を殺した人間を差出さなければ、街の住人を一人づつ殺していくというんです。

町長と保安官は、犯人を見つけた連絡をするようにと街の人々に話し、たまたま街に物を売りに来たジョンを見つけた住民は、保安官に連絡をします。ジョンは捕まり、デラルーに差し出されてしまいます。デラルーは、弟の妻だったマデリンと一緒に、仇を討つために、簡単にはジョンを殺さず、拷問を重ねて、苦しめます。そこへ、潜んできたジョンの兄ピーターが、奇襲をかけて、ジョンを助け出しますが、自分はジョンを逃がす為におとりになり、捕まって殺されてしまいます。
妻と息子、兄までも殺されたジョンは、絶対に許さないと思い、一人で襲撃する為の準備を始めます。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。
バリバリのウエスタン映画でした。私、どんな映画でも、好き嫌いせずに観るようにしているのですが、実は、ウエスタンだけは、ちょっと苦手なんです。でも、この映画は、大丈夫でした。濃~い復讐劇だったのと、マッツん様が主演だったので、問題無く観れました。楽しめましたよ。私は、もっとナイフでグイグイ残酷に殺す場面があっても良かったんじゃないかって思っちゃいました。だって、簡単に銃で戦ってしまったので、あっと言う間だったんですもん。
悪役も超憎らしかったんですけど、保安官もイヤな奴だったなぁ。保安官のくせに、悪役にへつらっていて、ムカつくんです。いくら相手が強いからって、保安官のくせに、酷過ぎました。こいつも悪党なんだから、粛清しちゃえばよかったのに。残念だったわ。
みんな、おじ様には目を向けて無かったのに、最近、おじ様流行りになっちゃって、マッツん様も話題になってしまうようになっちゃいました。人気が出るのは良いけどね。でも、今作では、私は、兄のピーター(ミカエルさん)の方がタイプかな。好きですっ!ミカエル・パーシュブラントさんって、ホビットに出ていたんですね。誰をやっていたんだろう。イケメンのオジさまで、超タイプなんです。もっと観たかったな。
この映画、単純に復讐劇なので、それほど感想が無いんですよね。まぁ、マデリンが、ちょっと面白い動きをするので、そこが見ものかしら。舌を切られてしまったという役なので、セリフが一切無いんですけど、さすがにエヴァ・グリーン、目で言葉を発しています。驚くほど感情が解るので、面白いですよ。マッツん様もステキですけど、エヴァの演じるマデリンは、必見です。面白いですよ。
私は、この映画、お勧めしたいと思います。ウエスタンらしく、虐めたり、虐められたりがありますが、ちゃんと、最後はスッキリするので、安心して観ていられます。それに、展開が面白いので、普通の昔ながらのウエスタンとは、ちょっと違って、楽しめますよ。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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