「虎影」これギャグ映画ならそう言って欲しかった。真面目な頭で観に行って大笑いでした。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「虎影」を観てきました。


ストーリーは、

かつて最強の忍者と称された虎影(斎藤工)は抜け忍となり、家族と穏やかに生活していた。ある日、隠し財宝のありかを記した巻物を狙う忍者の首領が現れ、幼い息子を人質に取り巻物を奪ってくるよう命じる。巻物を盗み出すことに成功するも、今度は妻を人質に取られてしまう。大切な家族2人が人質となってしまった虎影は……。

というお話です。


虎影

これ、まんま、ギャグなんですね。今流行りの斎藤工さんが主演と言う事で、また、奥様メロメロのメロドラマかと思いきや、大笑い出来ました。良かったわぁ~。観に行こうか、随分、迷いましたよ。メロドラマなんて観たくないもん。

最強の忍と呼ばれていた虎影は、仲間だった月影とデキてしまい、忍びを抜けたいと申し出ます。東雲幻斎統領は怒り、簡単に抜けれると思っていたのかと言い、拷問をして、殺さずに放します。それから数年後、虎影と月影は夫婦となり、息子も生まれ、農民として静かに暮らしていたのですが、東雲幻斎からの呼出があり、逃げようとするのですが、息子を人質に取られてしまい、仕方なく、屋敷に向かいます。

虎影

幻斎は、ある宗教の砦に財宝があり、その財宝の在りかを示した巻物を手に入れたいというんです。既に、銀の巻物は手に入れており、金の巻物を盗んで来いと言うので、息子を助ける為に、仕方なく、2人は、敵の砦に向かいます。

向かった先には、用心棒として雇われた、虎影の因縁のライバル鬼まんじゅう(鬼卍)が居て、虎影と月影は捉えられてしまいます。今度は、リクリという敵の統領に、銀の巻物を取って来たら月影を助けて欲しいと願い、虎影は解放されます。

虎影

虎影は、まず、捕らわれている息子を助け、その後に、月影を助けに行こうと計画を立てて、行動を起こすのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。

なんか、解説を書いていても、良く解んなくなっちゃうなぁ。あっち行ったり、こっち行ったりするのよ。でね、パワードスーツらしきものを作るんだけど、見た目が、アップルシードのランドメイトっぽい感じで、和風なの。竹とかで作ってんだよ。笑えるでしょ。そんな特殊な武器を作る、鍛冶屋みたいのが居て、それが仲間になるのよ。でね、作ってもらうの。

虎影

他にも、独特なキャラクターが出てきて、結構、楽しめました。目が一つで、羽が生えていて飛ぶんですけど、羽が羽毛でなくて人間の手だったりする、生々しい感じの怪物が出てきます。言葉で表すのは難しいな。気持ち悪いんだけど、なんか憎めないんですよ。あと、幻斎という忍者の統領ですが、よくこんなんで統領になれたなぁみたいに浅はかで、強そうじゃないんです。誰が、このキ○ガイを統領に据えたのか、よー解らんね。

んで、これ、「仮面の忍者赤影」っていう、古いドラマへのオマージュ的な感じなのかな。おいおいっていうほど、同じ事をしていました。最後の最後で、それはダメでしょ!(笑)

虎影

何度も”ウンコ”という言葉を連呼するのは、何か、嬉しい事でもあるんでしょうか。小学生の子供のように、皆さんが”ウンコ”と連呼するので、何やってんのかな?とちょっとボンヤリしてしまいました。そこだけ意識が寝ちゃったかも。

あとね、壺に入れた女性たちが、コロコロ歌うところが、なんともシュールでしたね。このシチュエーション、皇太后で観たのかしら。グロくて、エロくて、バカらしくて、内容には、全く実りが無いんだけど、面白いから許しちゃうって感じですかね。

虎影

もう一つ思い出した。斎藤さんが、イノシシの着ぐるみを被って、敵の屋敷に忍び込むんだけど、それ”もののけ姫”のマネですかって感じで、笑えました。ブヒブヒ言っても、全然、イノシシに見えないからっ!イノシシ、舐めんなよっ!(笑)


なんか、感想書いていると、どんどん、アホな事を思い出してくるわっ。もう、この辺で止めておかないと、寝れなくなるからね。とにかく、この映画は、アホなギャグ満載のコメディ、忍者映画です。斎藤さんは、そういう事をする人って知っていたけど、やってくれましたね。人気が出てきても、やってくれるところが、嬉しいです。


虎影

私は、この映画、お勧めしたいと思いますが、あまりに下らない、D級いやG級映画でも、笑って許してくれる人でないとダメだと思います。マトモな映画だと思って観に行くと、ガクッとなってしまって、途中で出て行ってしまう方も出るかも知れません。でも、エログロなどで笑えて、アホなギャグも笑い飛ばして下さる方は、ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ




虎影@ぴあ映画生活


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