舞台「不倫探偵 ~最後の過ち~」 を観てきました。
ストーリー?は、
欲望の街ネイキッドシティ、寂れた雑居ビルの一室。不倫探偵、罪十郎(松尾スズキ)のもとへ人妻、麻里(平岩紙)が訪ねてくる。夫、孝太郎(近藤公園)の浮気調査依頼だった。だが、罪十郎と人妻はその日のうちに不倫関係に堕ちてしまう。
翌朝、罪十郎の事務所に女刑事・赤星乱(片桐はいり)が訪ねてくる。隣の空き室で殺人事件が起きたという。駆けつけてみるとそこには麻里の夫、孝太郎の惨殺死体が…。現場のトイレには“謎のホテトル嬢”キャンディ(二階堂ふみ)が拳銃を手に立っていた。事件の解明が進むにつれ、浮かび上がる登場人物たちの忌まわしい過去。愛憎うずまく壮絶なドラマの結末は……
というお話です。

もー、不倫探偵って言うから、不倫を捜査する探偵だと思っていたら、不倫をしちゃう探偵だったのね。というか、不倫とかのシチュエーションでないと燃えないらしくて、どんだけ変態なんだよっ!って笑ってしまいました。
感想を書きたいんだけど、これ、何を書いてもネタバレになっちゃって、書きようが無いのよね。超!面白いという事は伝えられるんだけど、どこがって事を書いていくと、全部、ギャグだから、書けないのよぉ。どうしたら良いのかしら。
罪十郎は、死刑囚の父親を持っていて、既に、その刑は執行されているんです。そこから、この物語は始まって、罪十郎のお兄さんという人が出てきたり、罪十郎の元妻が出てきたり、不思議な縁で、色々な人物が繋がっているというお話なんです。
罪十郎は、元々、刑事で、刑事を辞めて、探偵になったんですね。だから、そこに元相棒の赤星が訪ねて来て、殺人事件の事とか、情報が入ってくるんですね。この赤星、とっても大きな力を持っているんだけど、それは、舞台を観て、確認してくださいね。

ホテトル嬢のキャンディを二階堂さんが演じていて、面白かったです。若いのに、何でもやっちゃうところが、凄いなぁと関心してしまいました。松尾さんに訓練されているんだなぁ。彼女くらいの年齢から、こういう劇団で勉強していると、大女優さんになるんでしょうねぇ。本当に上手いもん。
あ、そうそう、この舞台は、解っていらっしゃると思いますが、大人計画の舞台なので、下ネタがバリバリです。下ネタが理解出来て、大笑い出来る人でないと難しいかな。それに、真面目に考えると、とてもエグい話なので、真面目にレイプがどーのとか言っちゃう人には、お勧め出来ません。

私は、超お勧めの舞台なのですが、何がお勧めなのかと言えないところが難しいっ!(笑)内容を言えないんだもん。だって、あの人が狼に噛まれて、十郎の妻がどーで、キャンディはあれで、麻里と孝太郎は変態でとか、もう、書けないよっ!全てがギャグになっていて、どれも笑いの種なんですもん。でも、観て損をする事は決してありません。ぜひ観て欲しいけど、チケットが手に入らないかも知れません。もし、手に入る機会があるようでしたら、ぜひ観てみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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