「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
資源が底を突き荒廃した世界、愛する者も生きる望みも失い荒野をさまようマックス(トム・ハーディ)は、砂漠を牛耳る敵であるイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の一団に捕らわれ、深い傷を負ってしまう。そんな彼の前に、ジョーの配下の女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)、全身白塗りの謎の男、そしてジョーと敵対関係にあるグループが出現。マックスは彼らと手を組み、強大なジョーの勢力に戦いを挑む。
というお話です。
砂漠に一人佇む男が、白塗りの集団に追いかけられ、拉致されます。彼の名は、マックス。元警官だったのですが、世界が荒廃し、資源も底を突いた今は、家族も殺され、ただ生きる屍のように砂漠を彷徨っていたんです。マックスを拉致したのは、イモータン・ジョーが率いる「ウェイストランド」で、人間も資源として考えられ、マックスの血を必要とする人々の為に捕まえられてしまったんです。
この地域で、資源を握っているのはイモータン・ジョーの組織で、彼が水もガソリンも支配していました。そして、人々は、ジョーの手下になるしか、生きる手立てが無いので、仕方なく彼の配下となり、従っていたんです。そんな彼らの砦から、フュリオサ率いる一団が、タンカートレーラーで出かけて行きます。ガス・タウンからガソリンを運んでくる仕事を任され、仲間を引き連れて砦を出たんです。
表向きは、フュリオサは、ジョーの手下として働いていましたが、裏切る機会を狙っていて、このタンカートレーラーに、ジョーの奴隷だった5人の女性を積んで、逃げ出したんです。5人の女性は、ジョーの子供を産むために集められた女性たちであり、子孫を残す為の道具だったんです。
逃げ出したフュリオサと5人の女は、ジョーの一団に追われることとなり、追う一団の中に血液補充の為のマックスも拘束されたまま連れられています。たまたま、マックスを拘束していたニュークスが、一番最初にフュリオサに辿り着き、フュリオサたちと交戦になるのですが、フュリオサは強く、ニュークスは車ごと投げ出され、一緒に居たマックスも砂漠に投げ出されます。
フュリオサと出会ったマックスは、最初は牽制し合いますが、同じ敵から身を護らなければならないという目的だったので、協力をし合い、ジョーから逃げ、フュリオサの故郷に辿り着きます。しかし、目的としていた故郷も、既に荒廃し、人が住める場所では無くなっていました。目的を失ったフュリオサたちは、もっと遠い、どこかの楽園を目指し、旅立とうとするのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。
やっと来ました!こんな映画を待ってました!「北斗の拳」の原点のマッド・マックスが帰ってきましたよ。帰ってきたと言っても、メル・ギブソンが主演した「マッド・マックス」は、TVで観た事しか無く、それも、ほとんど、最初から最後まで観れたことが無いので、本当の事を言って、ちゃんと「マッド・マックス」を大画面で楽しむのは初めてなんです。でも、「北斗の拳」は、漫画も読んでいたし、アニメも観ていたので、何となく、世界観は解っているような気がしていました。
昔、TVで観た時、もっと、残酷な感じが在りましたが、今観ると、それ程、酷く無いんですね。子供だったから、凄く怖く見えたのかも知れません。でも、その内容と迫力は、本当に楽しめました。マジで面白ぇ~!!って感じです。
とにかく、やっている事が、意味があるのかないのか、訳が解らないのですが、カッコいいんですよ。だって、戦いなのに、車の前でエレキギターを弾きまくっている奴がいたり、ドラムを叩いている奴らがいたりと、不思議な集団が追ってくるんです。それがね、恐くて不気味なのよ。でね、どいつもこいつも、死が怖く無いみたいで、まるで特攻隊みたいに突っ込んでくるんです。恐いでしょ~。
それに何故か、手下が白塗りなのよ。先日、”山海塾”を観て来たところなので、笑いそうになってしまいました。彼らは、ウォーボーイズというらしいのですが、既に、身体が放射能汚染などの為に長く生きられないと解っていて、少しだけでも永らえるために、他人の血を輸血するようなんです。映画を見ただけだと、あまり詳しくは描かれていないので解らないのですが、あの白塗りも、太陽光が強いので、肌を守る為なのかなと思いました。
あまり世界観の説明が無いので、以前のマッド・マックスや北斗の拳を知っている人には、すんなり受け入れられると思うのですが、全く、初めての方だと、言葉じりで全てを理解して行かなければならないので、一度、流して観た後に、もう一度、世界観を知る為に、言葉を良く拾って観るようにしないと、この世界の本当の姿は見えてこないかも知れません。でも、そのアクションと迫力だけで、グイグイくるので、それだけを楽しんでも良いのかも知れません。
私は、この映画、超・超・お勧めしたい映画です。本当に面白くて楽しめる映画って、こういう映画だと思います。難しい事は考えず、カッコよくて、派手なアクションで、相手を倒すという事を楽しむ映画だと思って欲しいかな。これ、夏を待つ映画としては、最高だと思います。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
P.S : フュリオサが、マミヤさん的な感じなんだけど、髪は短くて、服を切られる事はありません。(笑)
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