「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」前情報が無いと良く解らない。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」を観てきました。


ストーリーは、

人間型ロボット・レイバーの衰退を受け、ついに解隊が現実味を帯びてきた警視庁特車二課パトレイバー中隊。ある日、テロ集団が自衛隊のへリコプターを奪い去るという事件が発生する。しかも、奪われたのは機関砲、空対地ロケット、ミサイルをフル装備した上に、熱工学迷彩仕様で背景と同化ことができる最新鋭の改グレイゴーストことAH-88J2だった。都民を人質にするかのように、東京都庁やレインボーブリッジが破壊され、特車二課はパトレイバー・イングラムを稼働させる。

というお話です。


パトレイバー

相変わらず、仕事が無いレイバー隊ですが、隊の解体を告知され、これまでだなーと思っていた矢先、テロ集団が、自衛隊の最新鋭ヘリを盗んだという情報が入ります。そのヘリは、熱工学迷彩を使っており、目では見えないという物なんです。テロ集団は、良く訓練された部隊であり、自衛隊に潜り込んだテロ集団の人物が、ヘリを乗り逃げしたようなんです。防衛省も動き出しますが、警視庁公安部も動き出し、特車二課に協力を求めます。

パトレイバー

後藤田隊長は、公安部の高畑警部に依頼され、テロ集団が潜んでいる隠れ家を見つけ、突入するのですが、普段、そんな仕事をしたことが無い特車二課の隊員たちには荷が重すぎて、唯一、カーシャのみ、武器類をマトモに使って戦います。テロ集団をあぶり出した特車二課ですが、盗まれたヘリ:グレイゴーストに襲撃され、基地をも破壊される。

パトレイバー

何とか、もう一度、グレイゴーストをあぶり出す必要があり、パトレイバーを倉庫から出し、グレイゴーストを惹きつけようとします。そして、予想通り、首都を攻撃していたグレイゴーストは、パトレイバーに惹きつけられ、東京湾上空に現れ、橋の上のパトレイバー2基と相対する事に。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

えーと、私、この劇場版、1作目を観た後、ずーっと観ていなくて、この7作目で、また観たので、ちょっと2~6作目までの話が繋がっているなら、良く解っていません。とりあえず、この7作目だけでも楽しめましたよ。でも、このテロ集団が、柘植の意志を継いで、テロを行っているのは理解出来たけど、灰原零の存在が、全く解明されず、ちょっとイライラでした。前置きで、話が出ていたのでしたら、私が知らないだけなので、スミマセン。

パトレイバー

まぁ、パトレイバーと言えば、何となく緩ーい感じが良いので、こんな感じなのかなとは思いましたが、ゆるさの中に、今回は、結構、シビアな問題も含まれていて、何となくアンバランスというか、緩かったのになぁ~、ちょっとキツいなぁ~と思ってしまいました。パトレイバーで、あまり人が倒れるのを観たくないんですよね。まぁ、戦争だから仕方がないけど。

パトレイバー

それと、柘植と南雲さんの説明が一切無いので、前の話を観ていないと、どーしてそうなの?って事になるんです。観てないのが悪いと言われてしまえば仕方ないのですが、それは、劇場版としてお金を取って公開しているのだから、最初に、分かり易い説明を付けるのが筋じゃないのかな。私は、家に帰って来てから詳しく調べて、やっと納得いたしました。なんか、ヤダね。

パトレイバー

パトレイバーが、直ぐに壊れたりして、なんかとっても現実的だなーって思って、そこら辺りは、良かったのではと思いました。だって、まだ、今の技術だと、二足歩行するロボットって、あの大きさにしたら、辛いですよね。バランスが悪いし、あれで戦おうとしても、この映画で描かれているようになってしまうのも、良く分かります。面白かったです。

パトレイバー

私は、この映画、まぁ、お勧めしても良いかなぁと思います。でも、きっと、マニアの方か、この系列の話が好きな方でないと、楽しめないかな。万人向けではありません。一般の方が観ても、なにこれ?って言われちゃいそうな気がしました。もし、気になったら、観てみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ




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