「アナベル」の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
出産が近いミア(アナベル・ウォーリス)は、真っ白なウエディングドレスを着た美しいビンテージ人形を夫ジョン(ウォード・ホートン)からプレゼントされる。ある夜、二人はカルト集団の男女の襲撃を受け辛くも命は取り留めるが、人形に恐ろしい呪いがかけられてしまう。 やがて、待望の子供が生まれ二人は新生活をスタートさせるが、人形をめぐり次々と不可解な現象が起こり……。
というお話です。
あのぉ~、一目見て解ると思うのですが、どーして、こんなキモい人形が欲しいの?プレゼントであげようとするの?誰が貰っても、こんなにキモい人形、イヤでしょ。もっと、かわいい人形が沢山あるのに、あえて、この人形って、何なのよっ!変だって。せめて、頬のコケて無い女の子の人形にしましょうよ。これ、ダメだよ、ダメ。ダメよぉ~ダメダメです。(笑)欲しくないし、貰いたくないっ!
妊娠しているミアは、もうすぐ出産予定。ある日、夫のジョンとちょっとした喧嘩をし、ふてくされていると、ジョンが、プレゼントとして、ビンテージ人形を出してくる。超キモい人形なのに、ミアは大喜び。人形を部屋に飾り、子供が産まれてくるのを楽しみにしていました。
ある日の夜、隣の家で悲鳴が聞こえ、驚いて隣の家に行ってみると、惨殺された夫婦を見つけ、警察に通報します。すると、その犯人が、ジョンとミアの家にも押し入ってきて、ミアを襲い、お腹にナイフを突き立てます。間一髪のところで、警察が間に合い、ミアのお腹の傷は、子供までは達せずに助かります。
恐ろしい体験をした2人ですが、新しい家を見つけ、再出発をして、子供が産まれます。新しい家で、荷物整理をしていると、何故か、捨てたハズの人形が荷物の中から出てきます。そこで捨てるのかと思いきや、また可哀想だからと言って、部屋に飾ってしまいます。新しい生活が始まり、もう、何の問題も無いと思っていたのに、またも、不思議な現象が起きて、ミアの前に、死んだはずの殺人犯が現れ、襲ってくるのですが、目前で消えてしまったり、おかしな子供が現れて、不吉な絵を置いて行ったりします。
ある日、ゴミを出しに、地下に行くと、ミアが悪魔らしき者(羊の角が生えてました。)に襲われ、逃げだしたは良いけど、その悪魔は、部屋にまで追ってきた様子。あまりの恐ろしさに、ジョンとミアは、神父を呼び、人形を持って行って貰う事にするのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。
最初にも書いたように、どうして、その人形、捨てないの?そんなもの、欲しがるの?おかしいでしょ。そんなにキモいのに。このアナベル人形が、バリバリ襲ってくるのかと思ったら、アナベルは、チャッキーみたいに襲ってくるのではなく、そこに、不気味に座っているだけ。襲ってくるのは、悪魔なんですよ。でね、前にも書いたんだけど、悪魔を映像化しちゃうと、どう見ても、着ぐるみか仮装になってしまうので、恐さが半減するんですよねぇ。
今回も、羊の角に、黒い肌です。毎回これだもんなぁ。もう少し、日本のアニメの悪魔みたいに、美しい悪魔を描けないんですかねぇ。汚いだけの仮装にしか見えないんですよ。やっぱり、ホラーは邦画だねぇ。今回の悪魔より「八つ墓村」の頭に蝋燭立てた人の方が恐いよ。
音の効果は凄くて、映像より音の方が恐いです。映像より、音で恐がらせる典型的な映画といって良いのではないかな。ドンっとか来ると、驚くから、ビクッとして、それで恐くなるの。でも、映像に写っちゃうと、どーも笑ってしまうのは、私だけなのだろうか。だから、どうせなら、チャッキーみたいに襲ってくれちゃえば、良かったのに。(笑)
うーん、私は、この映画、ホラー初心者の人になら、お勧め出来るかな。ホラーに慣れていると、笑ってしまうけど、ホラーが恐くてっていう人なら、結構、楽しめるのではないかと思います。恐いモノ観たさで、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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