「ミュータント・タートルズ」を観てきました。
ストーリーは、
ニューヨークで悪事を働く犯罪組織フット団を追っていたテレビレポーターのエイプリル(ミーガン・フォックス)は、ある日、強盗に入ったフット団をこらしめる何者かの姿を目撃する。数日後、エイプリルは別の現場でフット団をやっつける何者かに遭遇。撮影に成功するも、そのヒーローたちの正体は人間の言葉を話し、体長180センチもあるカメだった。
というお話です。
ある研究室で、研究材料としてカメとネズミが飼われていました。カメとネズミは、細胞が活性化する薬の実験の為に試薬を打たれたのですが、研究者が、その恐ろしさに気が付き、研究所に火を放ち、全焼してしまいます。それから10年ほど経ち、ニューヨークで犯罪組織・フット団が勢力を拡大していました。フット団を追っていたTVリポータのエイプリルは、犯罪現場でフット団と戦い、倒している4人組を見つけます。しかし、影になって姿が見えず、ニューヨークのヒーローだと思い、記事にする為に、彼らを追う事にします。
やっと彼らを見つけ、追って行くと、巨大なカメのかっこうをした人間もどき?でした。驚いたエイプリルですが、彼らから、研究所で開発されていた薬品を打たれた動物たちがミュータント化し、こうなったことを知り、協力する事にします。
一方、犯罪組織フット団は、カメたちに阻止されつつも、自分たちの計画を進めていた。ニューヨークにガスをまき散らし、そのワクチンで利益を得ようと画策していたんです。その黒幕は、ある企業のトップ。その酷い計画を阻止する為に、タートルズは動き出します。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。
これは、子供向けって感じかな。内容は、日本の仮面ライダーとかウルトラマンとか、ちょっと古い特撮っぽい感じがそのまま、このミュータント・タートルズの中に生きていました。懐かしい感じだけど、今観ると、どーも、違和感があるかな。
それに、タートルズが、あまりカッコ良くないんだよね。ちょっとキモいのよ。日本のヒーローたちって、結構、スッキリしていて、カッコ良いものが多いでしょ。仮面ライダーだって、バッタとかセミのくせに、カッコ良い系にデザインされているけど、このタートルズ、マジで着ぐるみって感じなのよね。もう少し、カッコ良くならなかったのかな。動きは良かったけど、とにかく、インチキ臭いのよ。
この映画、公開されて直ぐに観たんだけど、あまりにも印象に残らなくて、全然、感想を書く気にならなかったんです。でも、一応、記録として取っておかなくちゃと思って、今、書いています。私には、子供向けとしか映らなくて、どーしても、楽しめなかったのよねぇ。もちろん、カメは好きですよ、亀は。でもね、亀に薬品を打つのは辞めて欲しいの。まして、あんな筋肉ムキムキになっちゃったら、大変だもの。(笑)
私は、この映画、あまりお勧めは出来ないけど、子供には楽しめるかも知れないかな。ニンジャの技を使うカメ達の姿は、日本では、ちょっとウケないんじゃないかなと思ったのは私だけなのかしら。まぁ、勢いはあるし、アクションも面白いから、楽しめないってことは無いけどね。特撮ヒーローものは、日本の方が上だと思っちゃったけど、皆さんはどう思います?気になったら、観に行ってください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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