「シャークトパスVSプテラクーダ」を観てきました。未体験ゾーンの映画たちの１本です。
ストーリーは、
数年前に出現した人食いザメと特大サイズのタコの合体生物“シャークトパス”が姿を消し、平和が戻ったサンタモニカビーチに、空中から新たなモンスターが出現する。このモンスターの正体は、アメリカ軍がプテラノドンとバラクーダを掛け合わせて開発した軍事用合体生物兵器“プテラクーダ”だった。プテラクーダの暴走に対し、アメリカの国防総省はシャークトパスを送り込むことにする。
というお話です。
あのシャークトパスが帰ってきた！前作で、爆破されたシャークトパスが、飛び散った肉体の中から、卵が飛び出て、流されて、海で、海洋生物研究者に拾われます。海洋生物の研究の為に、網で魚類を集めていると、シャークトパスの卵を見つけ、取り上げると、そこから、かわいい”シャークトパス”の子供が飛び出てきます。ピイピイ泣いているその子供を持って帰り、勤めている水族館で飼い始めます。
一方、サンタモニカビーチにプテラノドンとバラクーダの遺伝子を掛け合わせたような動物が現れて、人々に危害を加え始めます。この怪物、軍用生物兵器として開発されたものなのですが、あまりの凶暴さとコントロールの難しさで、軍から却下されたようで、マッドサイエンティストの博士が、個人的な楽しみで作っていたんです。やっと、機動するところまでこぎつけたと思って動かしたら、コントロールが利かなくなり、というか、誰かに、そのコントロールキーを盗まれ、横取りされてしまいます。
プテラクーダを止めるべく、そのキーを盗んだ奴を捕まえるために、元軍人の男と、海洋生物の研究者の女が、博士に協力し、スパイを捕まえて、プテラクーダを止めようとします。そんな時、プレタクーダを止めるために、まず、水族館で飼っていたシャークトパスを使ってみようかという話になり、シャークトパスを手なずけている海洋生物研究者が、シャークトパスをプテラクーダに向かわせるように細工をします。
目出たく、戦い始めたプテラクーダとシャークトパスは、なんだか、もう、ベタベタのＤ級ＣＧ映像で、人間の映像と噛み合ってなくてもかんけーねーって感じで、戦います。ここまで酷いと、もう、文句を言うも何も、笑ってしまいます。よくそんなんで映画作ったねって、感動さえ覚えます。日本の仮面ライダーやミラーマン、レインボーマンなど、昔の特撮より酷いですよ。スケール感も、場面場面で違っちゃったりして、もう、大笑い。大きくなっちゃってるよ～！みたいなところがあったりするの。
んでね、何とか、解決に導くんだけど、その最後の経過は、映画を観てくださいね。あまりにもひどくて、ネタバレも何もないんですけど、まぁ、一応、最後は、皆さんに観て欲しいので、伏せておきます。
こんな酷い映画だって予想は出来ていたんですけど、どうしても、観たくなってしまうのよね。何故か、惹かれてしまう私は、何なのかしら。面白くないし、下らないし、オバカだし、そんなの解っているのに、何故か映画館に入ってしまう。
あり得ない遺伝子操作で作られた怪獣たちなんですが、その組み合わせが、あまりにも酷いでしょ。だって、サメとタコ、プテラノドンとバラクーダですよ。もう少し、センスの良い組み合わせは無かったんだろうか。サメとタコって、口が二つあることになっちゃうよね。前の口と、足の付け根にある口と、両側に口ができちゃう訳よね。プテラノドンとバラクーダって言われても、それ、恐竜と魚類って、どーよ。プテラノドンが怒るんじゃないの？魚と一緒にすんなって怒ると思うのよ。空の王者プテラノドンなのに、魚とくっつけるってダメでしょ～！(笑)
まぁ、そんな酷いＤ級映画ですが、笑えます。あまりにも酷くて、とっても楽しめます。でも、面白いと思って、観に行かないでください。観た後で、きっと、”金返せ～！”って言われると思うので。でも、その金返せが、笑えちゃうんですよ。私、なんでこんな映画、観てるんだろうって、楽しくなってきちゃうの。そんな気持ちを味わってみたい方は、ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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