「96時間 レクイエム」を観てきました。
ストーリーは、
かつてイスタンブールで犯罪組織を全滅に追い込んだ、元CIA秘密工作員ブライアン(リーアム・ニーソン)はロサンゼルスに戻り、再び家族の絆を取り戻そうとしていた。そんな折、前妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)が、彼の家で死体となって発見される。運悪く現場で警官と遭遇したブライアンは、殺人事件の容疑者として指名手配され……。
というお話です。
平穏な日々を送っているブライアンですが、元妻レノーアから、今の結婚生活が上手く行かず、夫スチュアートからやり直そうと言われているが、その気持ちは無いのだという相談を受けていて、まだレノーアを思っているブライアンは、気持ちが揺れています。そんなブライアンを見透かすように、スチュアートが訪ねて来て、レノーアと決着が付くまでは会うのを止めて欲しいと提案されます。

平静を保ち、了解したブライアンでしたが、次の日の朝、ランニングから帰って来る途中で、レノーアからのメールがあり、ベーグルを買って来て欲しいという内容が。家に来ていることを知ったブライアンは、ベーグルを買い、家へ急ぎます。家に着いても、レノーアの気配が無く、不思議に思ったブライアンは部屋を探って行くと、ベッドに横たわって死んでいるレノーアを見つけます。見つけた直後、警察が家に侵入してきて、ブライアンを容疑者として捕まえようとし、仕方なく警察を振り切り逃げる事に。

レノーアの死の真相を探り始めるブライアンですが、自分の関係では、全く身に覚えが無く(?あるよね。)レノーアの行動を探ると、ガソリンスタンドで拉致される姿が防犯カメラにあり、誘拐されてブライアンの家で殺されたことが解ります。誘拐したのは、手に星らしきマークの刺青がある男。警察からの追手をかいくぐり、娘を保護しながら、敵を探り、見つけ、追い詰めて行く。ブライアンの動きが激しくなります。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

またも戦うお父さんが戻ってきました。もう、イイって言うのに、どーして戻ってくるかなぁ。(笑)まぁ、仕方ないですね。でもね、今回は、ブライアンには責任が無いと思うのよねぇ。どう考えても、妻の男運の無さだと思うのは私だけなのだろうか。最初はブライアンと結婚し、その後スチュアートでしょ。どっちもダメじゃん。大切にしてくれ無さそう。いや、大切には思ってくれるんだろうけど、一緒には居てくれ無さそうな人だもんね。
運の悪いレノーアさんは、最後まで運が悪く、殺されてしまいます。うーん、可哀想だけど、もう少し、男を選びましょう。で、ブライアンが復讐をするんだけど、まぁ、いつも通り、やってくれます。でも、さすがに年齢には勝てないかな。アクションはキレイなんだけど、走ると、ちょっと足元が辛そうですね。若い人の走りとは違うと思いました。でも、あの年齢で、あのアクションなら、素晴らしいです。超カッコいいオジサマです。
今回は、最近売れっ子の、フォレスト・ウィテカーが警察の偉い人を演じていて、結構、良い味を出しているのですが、もっと早く、ブライアンに、あんたが犯人では無いのは解っているって言ってやらないのかしら。どう考えても、あの状況なら、ブライアンが犯人じゃないでしょ。ベーグルは温かいし、店の証言もあるだろうし、ランニング姿を見た人だっているはずだし、ベッドの血の量から言って、既に拘束されていたから血流が悪かったと見るべきでしょ。解剖をすれば、殺害時間も判るだろうし、ブライアンが犯人じゃないって証明出来るでしょ。
ま、このシリーズで、マトモなツッコミを入れても仕方ないことも分かっているんですけどね。(笑) 今回も、ブライアンのステキなお友達たちが協力してくれます。オジサマたち、ステキよぉ。そうそう、これ、ネタバレになっちゃうかな。ゴメンナサイ。一人、撃たれるのですが、助かったかしら。命はあるって言われてたから、出来れば助かって欲しいなぁ。
私は、この映画、お勧めしたいと思います。ツッコミどころは多いけど、アクションは凄いし、楽しんでスッキリ出来るから、友達でも、カップルでも、親子でも、観に行っても良い映画だと思います。あまり子供には勧めない方が良いかな。人を殺す部分が多いから、やっぱり、ちょっとねぇ。でも、映画だと解っている大人は、とっても楽しめますので、ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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