【演劇】「ショーシャンクの空に」映画とは違う感動が心を解放してくれる。自由は自分で勝ち取ろう! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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舞台「ショーシャンクの空に」を観てきました。


ストーリーは、


恐怖と暴力、そして絶望が支配する、ショーシャンク刑務所…そこへ、新しい囚人が連行されてきた。
銀行家として若くから成功を収めながらも、妻とその浮気相手であるゴルフ選手を殺した罪で、終身刑を言い渡されたアンディ・デュフレーン(佐々木蔵之介)。誰とも口をきかず、奇異の目で見られていたアンディが初めて話しかけたのは、塀の外からあらゆる物を仕入れる”調達屋”のレッド(國村隼)。他の囚人とは明らかに異彩を放つアンディに、レッドは何かを感じるのだった。


アンディは、地獄のショーシャンクで少しでも人間らしく生きるため、途方もない時間をかけて静かに戦い続ける。しかし冷酷な刑務所長スタマス(板尾創路)はその掴みかけた希望をことごとく打ち砕いていくのだった。レッドはアンディの揺るぎない信念に触れ、閉ざされていた自分の心に変化が訪れるのを感じる。このショーシャンクにおいて、抱き続けた希望の果てにアンディがとった行動とは。

というお話です。


ショーシャンク

ショーシャンクというと、既に、映画が超有名でしょ。好きな映画っていうと、この映画を挙げる人が沢山いますよね。そんな素晴らしい映画を舞台化したのが、今回の、佐々木さんと國村さんのショーシャンクの空にです。原作は、スティーヴン・キングなんですけど、スティーヴン・キングと言うと、どーも「シャイニング」を思い出すのですが、「スタンド・バイ・ミー」とか「グリーンマイル」もあるから、感動作の作家としても有名ですね。特に、この「ショーシャンクの空に」は、どんな苦境に立たされても、希望を失わない男が、自由を勝ち取るお話なので、観る方も気持ち良くなれるんです。


ショーシャンク

銀行家として成功していたアンディは、妻と浮気相手を殺した罪で刑務所に入れられるのですが、アンディは、殺していないんです。でも、無実を証明する事が出来ず、状況証拠からも、アンディが殺したように見えてしまい、殺人犯にされてしまいます。


ショーシャンク刑務所には、殺人犯などの極悪な犯罪者も多く、アンディは、目を付けられ、暴行やレイプなどを受けるのですが、それでも希望を失わず、自由を手に入れる事を諦めません。刑務所の所長から、経理の不正を働く手助けをしろと言われ、ただ要求に答えるだけでは無く、交換条件として、自分たちの生活を少しでも良くするように交渉をし、従順な振りをしながらも、決して、自分の要求を曲げないアンディは、自分の考えを表に表す事は無く、ただじっと、その時を待っていました。


ショーシャンク

そして、アンディは、自由を手に入れるべく、ある行動を起こします。用意周到に張り巡らされた計画は、誰に見つかる事も無く、アンディの思い通りに事は運びます。それは、レッドにも知られる事無く。しかし、アンディは、レッドにだけ、あるヒントを残していました。そして・・・。


ショーシャンク

話については、既に映画が有名なので、あまり書かなくても良いかな。普通なら、冤罪で刑務所に入ったら、冤罪が晴れて、やっと自由になるって話が王道なんだろうけど、どこまで行っても、冤罪が晴れないんですよ。アンディの周りは、全て手詰まりになってしまうんです。それは、アンディが、刑務所での生活を良くする為にやった、経理の不正の手助けが原因なんです。刑務所の所長は、不正経理がバレるのを恐れて、アンディを決して刑務所から出さないように、手を回していたんです。


アンディは、刑務所の仲間の為にも、良かれと思ってやったことが、裏目に出てしまうのですが、もしかして、アンディは、それさえも解ってやっていたのかも知れません。だから、この結末になったのかも。アンディの頭脳は、底知れないんです。


ショーシャンク

そんな不思議なアンディを演じた佐々木さん、激しい感情の起伏は無いけど、その表情の裏に隠された、素晴らしい頭脳と、鋭い目は、静かな演技の中に見えました。深い哀しみが、その目の中にありながらも、希望の光は消えていないというアンディそのものでした。そうそう、裸になる場面があって、鍛えられた身体に、にゃ~(*´▽`*)となりました!その身体でギュギューってされたいわっ!!(笑)


國村さん演じるレッドは、映画ではモーガン・フリーマンが演じてましたね。レッドという人物は、調達屋なので、誰にでも良い顔を見せるけど、決して、心は許していないんです。でも、ある時から、レッドは、アンディの希望の光が消えない目に魅せられて、彼を信用し始めます。そして、長い友人として、関わる事になって行きます。


ショーシャンク

映画も良かったですが、生で観る舞台は、格段に感動すること然りです。とってもお勧めしたい舞台ですよ。映画を観た人も、映画を知らない人も、ぜひ、観て欲しい内容だと思います。まだチケット、あるのかなぁ。もし、手に入れられたら、観劇してみてね。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ





「ロンドン版  ショーシャンクの空に」     http://www.tohostage.com/shawshank/



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