「鬼灯の冷徹OAD」を観てきました。
ストーリーは、
地上と同じように地獄でも秋には紅葉が見られるが、異界ではなぜか普段は紅葉しないはずの金魚草までもが色づいていた。閻魔(えんま)殿裏にある金魚草畑で水をやる鬼灯の近くには、写生を続ける茄子と青紫色の金魚草に見入る唐瓜がいた。一見不気味な色をした金魚草も、鬼灯いわくマニアの間では「ざわめくトルコ石」と呼ばれ珍重されているという。他数話。
という話です。

金魚草の紅葉が始まり、チアノーゼ色の金魚草が珍重されるとかって話から、金魚草コンテストになだれ込みます。そう、あの話ですよ、あの話。ピーチ・マキちゃんが、金魚草大使になるやつです。みんなで、ギャー!!と大合唱して、大笑いでした。

白澤さまが薬の作り方を桃太郎に伝える為のメモが、あまりにも絵が下手で、上手く伝わらないと心配した鬼灯さまが、白澤さまの絵が上手くなるように、茄子に絵を教えさせようと試みます。しかし、芸術家にとって、”上手い絵”と”解る絵”の違いは解らず、段々と、芸術的な絵に変わって行ってしまい・・・。うーん、これも、原作にありますよね。だけど、ピカソやシュールレアリズムの画家たちは、マジに絵が上手いですからね。デッサンは完璧だから~!!もー、白澤さまったら、ダメダメ~。(笑)

鬼灯さまが、地上での視察中に座敷童を見つけて、地獄に連れ帰ると言う話。座敷童は2人なのですが、その子たちを、嫌がらせで白澤の店に置いて、潰れるかどうかを試してみるのですが、白澤に気付かれて、対処されてしまいます。仕方なく、今度は、閻魔大王のところに置いて、地獄でも潰れるのかどうか、試してみているところ。どうなるんでしょ。

パパラッチの小判が、記事を集めに飲み屋街にやってきます。客引きの檎(ゴン)に情報を貰っていると、小判を現世に居た時に飼っていた大判が、向かいの店で働いている様子。驚いた小判の前に、鬼灯が現れ、またも嫌がらせを。そんな鬼灯の姿を見て、檎が、自分の店のホストを鍛えて欲しいと頼みます。そのホストクラブは、キツネが化けてやっている店で、全く流行っていません。そこで、鬼灯が教えた、店が儲かる方法とは・・・。
チャイニーズエンジェルという戦隊モノアニメのキャラクターのコスプレをして営業をしろと言われたピーチ・マキちゃん。マキちゃんが演じるのは、朱色、群青色、うぐいす色の3人の中のうぐいす色。オタクの男性に好まれているそうで、ファン層を広げる為に頑張れと言われ、仕方なくやります。そこに、マキちゃんを応援しに鬼灯と唐瓜と茄子。アイドルの大変さを知ります。そして・・・。
ま、こんな感じのお話ですね。原作を読んでいる方々は、解っていると思います。どの話も面白いですよ。どの話が、単行本に付くのかは解りませんが、17,18,19巻に付くことになります。お楽しみに。
素直に面白かったけど、まぁ、大画面で観る必要があるのか無いのかは、ファンかファンでないかによるのかな。これ、好きな人以外は、映画として観る必要は無いよね。DVDで十分です。ファンの方には、ぜひぜひ、観て欲しいけど、他の方は、DVDで良いと思いますよ。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
・《『鬼灯の冷徹』OAD 先行上映》@ぴあ映画生活
- DVD付き 鬼灯の冷徹(17)限定版 (講談社キャラクターズA)/講談社
- ¥3,564
- Amazon.co.jp
- DVD付き 鬼灯の冷徹(18)限定版 (講談社キャラクターズA)/講談社
- ¥3,564
- Amazon.co.jp
- DVD付き 鬼灯の冷徹(19)限定版 (講談社キャラクターズA)/講談社
- ¥3,564
- Amazon.co.jp