「海月姫」の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
人生において男は不要だと考えるオタ女子集団「尼~ず」の面々が集まる、男子は立ち入り禁止のアパート天水館。そこに暮らすクラゲオタクの月海(能年玲奈)は、熱帯魚ショップでひと悶着(もんちゃく)あったところをファッショナブルな女性に助けてもらう。次の日の朝、ひょんなことから彼女が女装をしていた蔵之介(菅田将暉)という男性だとわかって驚がくする。それを機に、蔵之介は男性であることを秘密にし天水館に出入りする。月海たちと蔵之介が交流を深める中、天水館の取り壊しが決まってしまう。
というお話です。
きゃぁ~!菅田くん、キレイ~!!驚くほど美しくて、ビックりしました。男性が、これほどスタイルも良く、美しくなるのに、自分は何なんだっ!と、ちょっと女としてどーなの?っていう気持ちになりました。私も、天水館に入って、映画オタクとして暮らすのがしあわせなのかもぉ~!!(笑)
ある東京?の一角にある天水館には、オタク女子が肩を並べて暮らしていました。その中の海月オタクの月海は、熱帯魚ショップで間違った飼われ方をしている”タコクラゲ”を見つけ、間違いを指摘する為にショップに入って行くのですが、コミュニケーションが苦手な月海は、変人に思われて、ショップから放り出されてしまいます。そこに通りがかった蔵之介は、月海もタコクラゲも助けて、天水館へ。
女装をしていた蔵之介を女性だと思った月海は、自分の部屋に蔵之介を泊めてしまいます。朝起きると、そこには、トランクス一丁のオトコがっ!蔵之介の本当の姿を見た月海は、蔵之介を蔵子という女性として天水館の人々に紹介します。何故なら、天水館は、男の要らない人生を歩む女性のみしか入る事を許されないからです。(笑)
その天水地区は、再開発が計画されていて、蔵之介の父親の政治家がその後押しをするらしいという話があり、その再開発には天水館の場所も含まれていて、取り壊される計画になっている事を知ります。驚いた蔵之介は、天水館に行き、取り壊されてしまうから何とか阻止をしようと持ち掛けます。蔵之介は、愛人の息子であり、父親に引き取られてからは母親と会う事が出来なくなってしまったんです。自分の居る場所の無かった蔵之介にとって、天水館は掛け替えのない場所になりつつあったのでした。
天水館の尼ーずたちと蔵之介は、月海の描くクラゲをモチーフに、服のデザインをして、それを売って、お金を作って、天水館を買おうという長~い計画を立てます。そしてファッションショーを開く日を、再開発の旗揚げパーティーの日にブチ当てます。はたして、この計画、上手く行くのでしょうか・・・。後は、映画を観て下さいね。
このストーリーに、ラブが入ってくるから、また面白いんです。蔵之介の兄・修も参戦し、そこに運転手の花森(もこみちさん)まで混ざってくるから、超楽しめますよ。
やっぱり、この映画は、菅田くんの女装と、それを相手にオタク丸出しの女性軍団が特性を生かして、問題を解決していくところが、面白いんですよ。なんか、出てくる人みんな、何となく、何かのオタクなんですよ。日本人は、誰もがオタクなのかも知れません。こだわりが強いって、そう言う事なのかも。でも、それって、何でも極めて行くって事だから、良い事ですよね。途中で投げ出すようなら、何も実らないですから。
能年ちゃん、どんなに酷い格好をしていても、本当にカワイイですね。目が大きくて、黒目も大きいから、かわいさを隠そうと思ってもムリよ。他の4人は、目をほとんど隠しているから、あまり美しさが解らないけど、でも、原作漫画そっくりで、驚きました。あの動きとか、研究したんでしょうねぇ。まややを演じている太田さんなんて、超美しいのに、ここまで出来るとは、マジで凄いっす。
そうそう、蔵之介の兄の修(長谷川さん)は、30代で童貞だと周りから心配されていて、彼を取り巻く人々も面白いですよ。花森(もこみちさん)だけでなく、地上げ屋の稲荷さん(片瀬さん)も笑えます。この地上げ屋は、片瀬さんにハマり役ですね。本当に、こういう役、合うと思います。
他にも、最初から最後まで、笑えるツボが山ほどあって、本当に楽しめる作品です。私は、原作は読んでいないのですが、フジのノイタミナでやっていたアニメは観ていたので、ある程度、解って、観に行きました。でも、全く知らなくても、本当に楽しめると思いますよ。
私は、この映画、超・超・お勧めしたいです。こんなに温かく笑える映画って、この年末年始にピッタリです。難しく考える必要も無く、ただ、楽しんで観れるので、ぜひ、友達と、恋人と、家族と、観に行ってみて下さい。これを観ると、クラゲのぬいぐるみが欲しくなるかも知れません。私は、欲しくなりました。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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