「ランナーランナー」を観てきました。
ストーリーは、
プリンストン大学の学生リッチー（ジャスティン・ティンバーレイク）は、大事な学費をオンラインカジノのポーカーに使い込んでしまう。カジノのいかさまを疑い胴元のサイトオーナー（ベン・アフレック）に直接話をしに向かったリッチーだったが、自らの命が懸かった賭けに挑む羽目に。カジノ王にFBIも絡み合う裏社会で絶体絶命の窮地に陥ったリッチーは、わが身を守り勝ち抜くことができるのか……？
というお話です。
なんか、最初に笑ってしまった。だって、オンラインカジノなんて、不正があるに決まってるでしょ。いくら法律があるとか言ったって、そんなもん、いくらでも隠せるっしょ。大体、どんなギャンブルにもイカサマの方法があるのだから、オンラインなんていったら、尚更、イカマサだと思わなくっちゃ。ある程度稼いだら、直ぐに抜けて、今度は、新しいＩＤを取って、他の場所でやらないと、二度と当たらなくなると思うよ。そんなの当たり前なのに、なんでそんなのに大金をつぎ込むのかしら。私がカジノ経営をしたら、必ず、そうするけどな。
アイヴァンだって、別に特別な事をしている訳じゃないでしょ。経営するなら、誰でも、彼と同じようにやると思うんですけどね。あまりに当たり前な事だったので、そんなんで逮捕出来るんだぁって思っちゃいました。ちゃんと、イカサマが証明出来れば、逮捕出来るんですね。でも、これ、日本でやっていても、逮捕されないだろうなぁ。だって、株取引や先物だって、インサイダーをやっていても、ほとんど逮捕されていないでしょ。日本なんて、やり放題だもんね。アメリカは、そういうのをキッチリ取り締まるけど、日本はダメだよ。
映画の内容に行きましょう。リッチーは、学費が無いので、ありったけのお金をオンラインカジノにつぎ込んで、学費分を稼ごうとするのですが、あるところまで行くと、全く勝てなくなり、お金を使い切ってしまいます。統計から見ても、この負け方は異常で、全てをデータ化して計算したところ、オンラインカジノはイカサマだということが解ります。リッチーは、その情報を持って、カジノの主催者アイヴァンのところに行き、カジノがイカサマだと言う事を訴えます。すると、アイヴァンは、リッチーの才能を買って、自分のカジノで働けと誘います。
オンラインカジノで働き始めたリッチーは、アイヴァンの裏の顔を、段々と知る事になります。表向きは、人の良い男の顔をしていますが、裏では、警察やギャングなどに賄賂を贈り、口出しをさせないようにしていました。汚い部分を知ったリッチーは、そのまま知らない振りが出来ずに情報を集め始めますが、実は、アイヴァンへの捜査の手が迫っていて、気が付いたアイヴァンは、逃れる手を考え、行動に出る準備をしていたんです。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。
勝ったと思ったら負けて、負けたと思ったら勝ったりして、その逆転劇が面白い映画でした。でも、実話が元になっているので、それほど派手な展開は無く、現実にあり得そうなことが描かれているので（ちょっと、あり得ない事も有ったけど。(笑)）、完璧なフィクション映画よりかは、面白くないかも知れません。でも、現実に起こるのは、こういう事なのかなということが解ります。
私は、結構、楽しめたので、お勧めしても良いと思いますが、カジノ映画ということで、「カイジ」のようなスリルなどを求めると、物足りないかと思います。ジャスティン・ティンバーレイクとベン・アフレックの戦いは、面白いですよ。気になったら、ぜひ観てみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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