「100歳の華麗なる冒険」を観てきました。
ストーリーは、
かつて爆弾の専門家として各国要人と渡り合い、数々の歴史的事件に立ち会ってきたアラン(ロバート・グスタフソン)は、100歳の誕生日に老人ホームを抜け出す。その後予期せず高額のお金が入ったケースを手に入れた彼は、ギャングと警察両方から追跡されるハメに。途中出会った個性的な仲間たちを巻き込んだ珍道中を通し、アランは自身の波瀾(はらん)万丈な人生を思い返していく。
というお話です。
この映画について、何か書けと言われても、内容が無いので、なんとも困っちゃうな。100歳のお爺ちゃんが、老人ホームを抜け出して、色々な事件に巻き込まれ、巻き込み、最後は、ちゃんちゃんって感じなんです。で、その事件に巻き込まれながら、お爺ちゃんの過去のドタバタ劇の回想が挟み込まれ、今までの人生でも、目一杯、周りを巻き込んで大事件にしてきているので、今、事件に巻き込まれるのは、当たり前なんじゃんっていう気持ちになってくるんですよ。
爺ちゃんが、老人ホームから抜け出し、どこかに行こうとバスターミナルに行くと、ある男がスーツケースを持って、トイレに入ろうとしています。トイレは狭く、スーツケースごと入るのは無理で、仕方なく、爺さんに持っていてと頼みます。爺さんは、バスが直ぐ出るから持てないと言えずに預かってしまい、結局、スーツケースを持ったまま、バスに乗ってしまいます。スーツケースを持って行かれた男は、驚き、直ぐに爺さんを追う事に。
爺さんは、持っているお金で行ける場所までバスにのり、何も無い田舎町でバスをおります。そこで、100歳の爺さんよりは若い爺さんと出会い、2人で意気投合。スーツケースはなんだろうと開けてみるとそこには、大量のお札が!驚いたけど、貰っちゃう?ってな事になり、お金を持って逃げる事に。しかし、大金だから、男は取り返す為に何処までも追ってきます。追ってくる人数がどんどん増え、爺さんの仲間も、4人と1匹に増え、何処まで行くのかと思ったら・・・。後は映画を観て下さいね。
この爺さん、子供の頃から爆弾に興味があり、自分が手に入るモノで爆弾を作っては、遊んでいたらしいんです。それが、大人になって戦争に使われる爆弾に利用され、その爆弾を作った為に、今度は敵国に捕まって、その爆弾の開発に参加させられそうになり、逃げだしたと思ったら、今度は冷戦下のロシアとアメリカのダブルスパイをやることになってしまい、という、何ともトンデモナイ爺さんなんです。もちろん、そんなジジイなので、歴史上の人物とも関わっていて、笑えますよ。
コメディ映画なので、ネタバレしちゃうと面白くないんですよね。それぞれに、細かくギャグがあったり、ブラックジョークがあったり、下品なネタもあったりで、大笑い出来ますよ。でも、北欧のコメディ映画なので、ちょっと、スピード感が、普段と違うかな。途中で、ちょっと飽きる部分なんかもありましたが、まぁ、それほど長い映画では無いので、許してあげます。
とりあえず、私は、まぁ、お勧めしても良いかなぁくらいですかね。とってもお勧めは出来ないけど、何も考えずに観るには良いし、下らなかったら途中で寝ちゃっても、話が解りますから大丈夫です。(笑)お時間があったら、観に行ってみて下さい。