舞台「muro.8 2 3 5 7 11 13 17...」を観てきました。
横浜を皮切りに、5都市で公演されます。私は、2日目に行ってきました。
いくつかのストーリーをやるのですが、最初は、一人の男性が、産まれてから39歳になって、それまでの自分の歴史を辿るんですけど、途中で、自分が分かれていて、3人の人生を生きている事に気が付くんです。で、子供が産まれる地点に来て、改めて、一人にまとまろうって話なんですが、この説明で解りますかね。(笑)ま、いいです、観ていれば解ります。(あ、ゴメン、投げやり?)

んで、なんで一人になるのかって、神様が命じるからなんだけど、神様のいい加減さが、何とも言えずに笑えたり、その過去も笑えたり、何より、3つに分かれた、その男性が、普通のようで、普通じゃないところが笑えるのよ。もう、なんだか、これ、説明出来ないわっ!あまりに面白くて、こんな事、説明出来ないっす。ずーっと笑ってました。
その後、恩人がどーだとかの話があるのですが、私が感動したのは、あの「サマータイムマシンブルース」をネタにしているコントが最高でした。懐かしいなぁ、あれが、ムロさんのデビューだったなんて、驚きです。あの映画、大好きでした。

なんたって、ヴィダルサスーンとか、ペンギンの置物を盗むとか、私は、超ビックリの映画で、今でも忘れられません。確か、試写会で、ペンギンのラベルが貼られた「ギンギン」っていうドリンクを頂いて、勿体無くて飲めなかった気がしますが、賞味期限も切れて、捨ててしまいました。空き瓶を取っておけば良かったなぁ。あの頃のムロさんは、まじめな役でしたよね。イロモノじゃなかったのに。何故に、イロモノに・・・。(笑)
ま、そのサマータイムマシンブルースを彷彿とさせる、タイムマシンもののストーリーがありました。うーん、好きだなぁ。あの時も、そんな感じだったよね。でも、あの時は、本多さん、未来人だったよね。今回は、現代人で良かった。(笑)

そんなこんなで、超ハイテンションの話が続き、観ている方は笑いっぱなし。ストレスなんて、ぶっ飛びますよ。なんだろう、ムロさんと永野さんと本多さんの3人って、繰り返しのコントをやってくれると、引き込まれちゃうっていうか、この繰り返しって、嫌味のある人たちだとイライラするのに、この人達だと、笑えるのは何なんだろう。いつも思うんですけど、このコントが大丈夫な人たちと、ダメな人たちの2種類があって、この人たちだと、何度も観たくなるのよね。不思議~。お使いになりますかぁ~のスネークマンショーみたいでした。
この面白さは、私の感想なんてもんじゃ伝えられません。マジで、超面白くて、ツボです。この楽しさを、皆さんに教えてあげたい。今回、ムロさんの出身地・横浜での舞台だったので、上演前に、自分の住んでた場所とか、友達のお家とかに行ってきたそうです。そして、話の中に、横浜の魚市場で働いていて、神奈川県芸術劇場の近くにも、配達に来ていたとありました。なんか、本当に地元のお話で嬉しかったです。魚市場って、南部市場のことかしら。私が時々、ランチを食べに行くとこです。あそこの食堂は、ちょっとキタないけど、美味しいですよね~。ま、市場だからね。
既に、2日目は、アドリブが入り過ぎで、10分、長くなっていたそうです。ラジオの放送に遅れるって言ってましたが、10時からのラジオ、少し遅れただけで、問題無かったみたいですね。ちゃんと、聴いちゃいました。
最後に、ムロさんが、宣伝じゃなくてお知らせをしただけのパンフレットと、お勧めしていた訳じゃないけど、お勧めしてたマスキングテープを購入しました。しかし、マスキングテープ、何に使おうかしら。正しい使い方の、建築現場で使おうかしら。(笑)きゃ~!勿体無くて使えないわ~!
この、ムロさんの舞台、超・超・超・お勧めです。本当に面白いです。特に、サマータイムマシンブルースを観てから観て欲しい。タイムマシンのギャグが、何となく繋がっている感じが、とっても良いです。ロッカーから瑛太が出てくるかと思っちゃった。(笑) とにかく、サイコーの舞台です。ぜひ、観に行ってみて下さい。あー、でも、チケット、完売なのかな・・・。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「muro式.8 2 3 5 7 11 13 17 ・・・」 http://ash-d.info/live.html
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