「黒執事 Book of Murder上巻」を観てきました。
ストーリーは、
19世紀のイギリス。13歳にして名門貴族ファントムハイヴ家の当主であるシエルと、わがままなシエルの執事を務めるセバスチャン。ある日、売れない小説家のアーサーは、ファントムハイヴ家のパーティーに招待されたものの、何と殺人事件が発生。シエルが殺人の容疑を掛けられ、さらに事件の謎を解き明かした執事のセバスチャンが殺されてしまい……。
というお話です。
えーと、原作で言うと9巻から11巻の小説家の先生が登場する殺人事件のお話です。
何が衝撃的って、セバスチャンの死に顔かしら。ちょっと、怖かったよぉ~!そんな死に方をしなくてもぉ~!(笑)
ファントムハイブ家のシエルの元に、ある人物を接待して欲しいとの女王から手紙が届く。ダブルチャールズが届けに来たのだが、彼らは、シエルの女王の番犬としての資質を見るために、この依頼をしたのだと思うと言い、シエルもそれならばと言う事で、接待の依頼を引き受ける事とする。
客が来訪し、パーティーでもてなしをし、シエルは寝室に引き上げるのだが、事件が起こり、主賓として招いたジーメンス卿が殺される。誰もがアリバイを持っていて、寝室に引き上げたシエルのみ、アリバイを証明出来ず、パーティーに呼ばれていた小説家のアーサーを見張り役として、一緒に眠る事となる。
そして、その深夜、またも事件が起こる事に。殺人が立て続けに起こる中、今度は、シエルの執事、セバスチャンが殺されてしまう。悲しむシエルと、使用人たちだったが、悲しんでいる暇は無く、直ぐに犯人探しを始めます。そして・・・。
と、前編は、こんな感じかな。セバスチャンが殺されて、悲しんでいるところまでだったかしら。ゴメンナサイ、原作を読んでいるから、何処までが映画で、どこからが原作だったのか、解んなくなっちゃった。(笑)
原作も好きだけど、動いているシエルとセバスチャンも、やっぱり良いですね。楽しめました。この感想を書くと、原作の感想になっちゃうので、どうなのかなぁ。まぁ、少し書いてみましょうか。
どう考えても、女王の罠だって解るんだけど、でも、受けない訳に行かないところが、女王の番犬たるファントムハイブ家の悲しいところですね。仕方ないから受けるんだけど、問題がアリアリなんです。パーティーを開いても、コイツが仕掛けてくるんだろうなぁと解るんですよね。でも、正面から、お前が悪いだろって言えないから、大変ね。
ま、この映画は、お話より、絵を観る事が一番かな。美しいし、動きも良いし、楽しめます。

この映画を観に行って、一言言わせてもらっても良いですか。あのね、原作ファンなのか、アニメファンなのか解りませんが、映画館でのマナーくらい守りましょう。映画を観ながらスマホを平気でみる奴、キャラクターが出てくると嬉しいのかも知れないけどキャーとか騒ぐ奴、映画上映中に話をしている奴、あんたたち、映画館での約束が守れないなら、自分の家で観なさい。「黒執事」のファンは、レベルが低いと言われますよ。本当に恥ずかしい事です。原作が汚されますので、いい加減にしてください。原作者も悲しみます。
ファンの事は置いておいて、セバスチャンがステキなのは当たり前ですが、メイ・リンがチャールズと戦うところが、結構、見ものでした。始まっていきなりなので、見逃さないでくださいね。後は、タナカさんも活躍する場面があるので、楽しんでください。
こんなもんかなぁ。今回、前編は、1時間ほどなので、短いんですよ。あっと言う間に終わっちゃうの。どーせなら、2つに分けないで、一気にやって欲しかったな。まぁ、営業的に仕方ないのかも知れないけど、ちょっと考えて欲しいです。2時間の大作にすれば、もっと沢山の劇場で上映出来たんじゃないの?残念です。
私は、この映画、お勧めしたいと思いますが、DVDで一気に観るのも良いかも知れません。1時間づつ、分けて、わざわざ劇場に行くのも面倒でしょ。でも、内容は良いので、劇場でもDVDでも良いので、ぜひ、観て頂きたいかなって思います。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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