「東京国際映画祭 2014」今年も無事、終わりました。
今年は、結構、沢山観る事が出来たかな。前々から仕事の調整をしたので、26作品、観る事が出来ました。でも、途中で仕事が割り込んできたりしたので、深夜に仕事をしてデータを送ったり、よく身体が持ったなぁと、自分でも関心しています。もしかして、最近、自分のアドレナリン放出の調整が出来るようになってきたのか、過酷になって行けば行く程、それほど疲れなくなっているようです。人間って、不思議よねぇ。
今年の作品ですが、「ワールド・フォーカス部門」が、結構、当たりだったような気がしました。私が選んだ作品が良かったのかも知れないけど、観た作品、どれも面白かったな。特別招待作品以外は、もしかして、日本公開が無いかも知れない作品が多いから、本当は、もっと観たいんだけど、さすがに、これ以上の数を観るのは難しいかなと思うんです。脳が崩壊しちゃう。(笑)
「コンペティション部門」は、大人しめの作品が多かったかな。どうしても、映画祭に出てくる作品というのは、商業的に成功する作品とは違うので、今年は「紙の月」以外は、日本の公開がどうなるのか、ちょっと心配です。何年か前の「最強のふたり」の時のような、強烈に「売れる」と思った作品は無かったですね。
「ワールド・フォーカス部門」は、結構、公開してくれる作品があるんじゃないかしら。「シーズ・ファニー・ザット・ウェイ」は、あれだけ有名どころが出演しているし、監督も有名だし、内容も面白いので、絶対、公開して欲しいですね。私、もう一度観たいと思っています。私が観れなかった作品も、何作か観たいのがあったんだけどなぁ。公開してくれることを願っています。
「日本映画スプラッシュ」は、本当は、全部観たかったんですけど、こちらは、きっと、日本公開してくれるだろうと思い、「ワールド・フォーカス部門」を優先してしまったため、1作品しか観る事が出来ませんでした。でも、「滝を見にいく」も「チョコリエッタ」も、他の作品も、配給が付いているので、これからの公開を楽しみに待ちます。
「アジアの未来」は、毎年、捨ててしまうのですが、最近は、イランやインドネシア映画などが入って来ていて、観てみたい作品は多いです。でも、どうしても私の趣味的に、ヨーロッパ系が優先されてしまうので、難しいですね。自分を二つに分ける事が出来たら、観れるんですけどね。
映画祭での楽しみは、映画を作った監督などに話が聞けることなんです。映画を観るだけなら、映画祭じゃなくても良いんだけど、不思議に思った事が聞けるのが嬉しいんですよね。目一杯、映画だけを観ようとすれば、もう少し、観る本数を増やせるんだけど、監督の話を聞こうと思うと、無理なんですよね。今回だって、何本かは時間が被ってしまって聞くことが出来なかったのに、これ以上増やしたら、全ての映画のQ&Aをブッチぎらなければいけなくなっちゃいます。それは、勿体無い!
そういえば、去年の映画祭「ワールド・フォーカス」で上映した「トム・アット・ザ・ファーム」が、やっと1年後の最近、公開されたようです。公開まで1年かかるのは、辛いよね。観たいと思っていても、忘れちゃうし、マジで、死んじゃったりするかも知れないし、辛いっす。ま、でも、1年なら早い方かな。公開まで2~3年かかる作品もあるので、仕方ないか。
来年も、映画祭に行く事が出来るかな。来年も楽しめる事を祈って、今年を絞めましょう。
東京国際映画祭 2014 http://2014.tiff-jp.net/ja/