東京国際映画祭にて、「実存を省みる枝の上の鳩」ワールド・フォーカス部門を観ました。5日目の4作目です。
ストーリーは、
ワインのコルクを抜こうとして心臓発作で死ぬ夫とそれに気付かない妻、天国に持参すると言って宝石の入ったバッグを手放さない臨終の床の老女、ユーモアグッズを売るセールスマンの冴えないコンビ、現代のバーに立ち寄るスウェーデン王カール12世率いる18世紀の騎馬軍…。時に(ブラック)ユーモアに満ち、時にシュールで、そして時に恐ろしいエピソードの数々が連なっていく。
というお話です。
この映画、面白かったなぁ。ちょっとレトロっぽい雰囲気で、短いお話が連なって行くというものなのですが、私は、昔流行っていた「スネークマンショー」を思い出しました。あれ、超面白かったでしょ。少し前に、夫と話していて懐かしくなり、CDをアマゾンで一式購入しました。なんか、懐かしくてねぇ。その映像版が、ここに復活かって感じで、楽しめました。スネークマンショー、子供の頃だったから、コッソリ聞いたよなぁ。YMOの音楽と伊武さんのデスラーの声で興味を持ち、聞いたのが初めてだったかな。うーん、好き。
話を映画に戻してですね、この作品は、ロイ・アンダーソン監督のリビング・トリロジーとして3部作の内の最終章です。前の2作も観てみたいんだけど、レンタルであるかなぁ。
コメディって、感想を書くのが難しいですよね。だって、ネタバレ出来ないけど、ショートのコメディーとかって、ネタバレしないと解決しないし、それじゃ、感想なんて書けないじゃ~んって事なんですよ。超、面白いが為に、これ、解説というか、感想が書けないって、辛いなぁ。
うーん、どうしよう・・・。ちょっとだけ、私が好きな話に関してだけ、ちょっとだけ、書いちゃおうかな。あのね、あらすじにあるけど、あるバーに突然、17世紀くらいのスウェーデン軍と、スウェーデン王カール12世が馬に乗って現れる。突然、馬に乗ったまま、バーの中に入って来て、客が、はぁ?!と思っていると、王は水をご所望じゃって言って、座って、水を待つのですが、バーの店主ではなく、従業員のイケメンについで欲しいというんです。そ、王は、男性が好きなのよねぇ。で、イケメンに、戦場に来いと誘い、世の寝床で寝てもよいぞとか言うんです。またも、はぁ?!って大笑い。文字で書くと、それほどなんだけど、いやいや、これ、映像だと、超笑えるんですよ。もう、お願いって言うほど、笑っちゃいました。
他にも、いくつも笑えるエピソードがあって、これ、ずーっと観ていたいなぁ、続いて欲しいなぁって思うような映画なんです。面白そうでしょ。
この映画、私は、超お勧めです。これ、きっと、日本公開すると思いますよ。だって、配給会社がアンケートを配っていたから。公開されたら、ぜひぜひ、観に行ってみて下さい。軽く楽しめて、気持ち良くなる映画だと思います。そうそう、スネークマンショーが好きだった方には、超お勧めだと思いますよ。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
東京国際映画祭「実存を省みる枝の上の鳩」 http://2014.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=145
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