「荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて」を観てきました。
ストーリーは、
1882年アリゾナ、パッとしない羊飼いのアルバート(セス・マクファーレン)は無法者がはびこる西部の町を嫌い、オタク友達とグチる毎日を過ごしていた。射撃経験すらない彼は決闘からも逃げ出すありさまで、ガールフレンドのルイーズ(アマンダ・セイフライド)は嫌気が差し、彼のもとから去ってしまう。そんなある日、抜群の射撃センスを持つ美女アンナ(シャーリーズ・セロン)と出会い恋に落ちるが、同じころ西部一の大悪党クリンチ(リーアム・ニーソン)が町に現れ……。
というお話です。

この映画、内容は、ほとんど在りません!でも、面白いですっ!特に、映画好きな方には、涙が出るほど有難い場面などがあり、感動すると思いますよ。私は、あまりの嬉しさに、身を乗り出してしまいました。何十年も経った、今、”あの人”と”あの車”に会えるなんて、こんな幸せな事はありませんでした。他にも、テッドで培われたギャグが、もっと冴えてきていて、何度も、”オオ~いっ!!”ってツッコミを入れてしまいました。もー、困ったもんだ。

アルバートは、超ドン臭い男で、天然だから仕方がないとは思うけど、もう少し努力しようよって言うほど、ぼんやりしているんですね。だから、恋人のルイーズも、「こいつ空気読めねーな。」って思って、別れるんです。なんか、映画の中では、ルイーズが、とっても悪女のような言われ方をしていたけど、若い女の子には、天然の男の良さは、まだ解らないと思うよ。やっぱり、憧れるような男に惹かれるでしょ。ちょっと可哀想だなって思っちゃいました。

ルイーズに振られたアルバートは、何で振られたのか全く分からずに、うろたえるばかり。自分が悪いという事を受け入れられず、ルイーズにもう一度やり直そうと付きまとう状態なんです。そんなところに、美しい女性アンナが現れます。アンは、スーパーレディーで、何をやっても完璧で、頭も良く、アルバートを助けてくれます。

お祭りに出かけたアルバートとアンは、ルイーズと新しい彼氏に会い、言い合いになってしまいます。そして、勢いで決闘をする事に。銃を持ってはいても、使った事も無いアルバートは、決闘なんて出来るはずも無く、どうしようと思っていると、アンが銃の使い方、闘い方を訓練してくれて、なんとか決闘をやり過ごす事が出来ます。

これで安心と思って、アンと上手くやって行けるかもと思っていたアルバートに、またも災難が!アンがホテルから消えて、入れ替わるように、街にクリンチという大悪党が現れます。彼は、自分の妻に手を出した男を探していると言うのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。

ダメンズが、ステキな女性の力によって成長していく話です。簡単でしょ。でもね、超笑えるんです。アホなのよ。そして、下品なのよ。(笑) もー、こんなに下品な事やっていて、怒られなかったのかしら。下品だし、超エッチだし、大笑いしてしまいました。下ネタで笑えなくちゃ、この映画の面白さは楽しめません。

私は、超、楽しめましたので、ぜひぜひ、お勧めしたい作品です。映画好きには、マジで超お勧めです。きっと、涙が出るような場面があると思いますよ。もちろん、笑い過ぎで泣くのと、感動して泣くのと、両方です。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。

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