【ラテンビート映画祭】「ビースト 獣の日」悪魔と接触する為に悪事を働く神父って、どーよっ!(笑) | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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ラテンビート映画祭にて、「ビースト 獣の日」を観てきました。1995年公開の古い映画です。アレックス・デ・ラ・イグレシア監督特集がラテンビート映画祭で開催され、その1作目として上映されました。


ストーリーは、

黙示録の研究者で司祭のアンヘルは「1995年12月25日、世界を滅ぼす悪魔“反キリスト”がマドリードに降臨する」という黙示録のメッセージを解読。悪魔退治のため、自ら悪に手を染め、悪魔との接触を試みる。イグレシア監督20年前の長編をリバイバル上映。監督の真骨頂とも言えるブラックな笑いを散りばめた過激なホラー・エンターテインメント。

という作品です。


ビースト

神父のアンヘルは、長年、黙示録を研究していて、やっと暗号を解けたと教会に駆け込んでくる。翌日、”反キリスト”=悪魔が生まれる予言がされていると言う事で、アンヘルは、その悪魔を倒す為、まず、悪い事をして、悪魔とコンタクトを取り、どこで悪魔が産まれるのかという暗示を探るのだと言うんです。ちょっと、ハァ?って感じなんですが、まぁ、いいことにして観て行くと、別に、普通の出来事が起きているだけなのに、悪魔の暗示がある~って騒いで、もっと大騒動にしていき、その影響で人が死んだりしちゃうんです。

ビースト

アンヘル神父とヘビメタショップで出会ったホセ・マリアは、TVを観ていて、オカルトインチキ研究家のカヴァン博士を知り、彼なら、悪魔を呼び出し、悪魔の計画を阻止出来ると思い、彼の家に押入り、無理やり魔法陣を書かせて、悪魔を呼ぶ儀式を始めさせるのですが、インチキなので、現れるハズは無いのに、何故か、ヤギの頭をした悪魔らしきものが現れてきます。

現れた悪魔は、反キリスト=新しい悪魔を助けるべく、この世に降臨したのかと思いきや、悪魔って、どーも、仲間でも仲良くするとかが出来ないのかな。あまり、悪魔どおしでも、上手く行っているようには見えませんでした。悪魔がどうするのか、どうなるのか、ぜひ、映画を観て下さいね。

ビースト

いやぁ、笑いました。だって、トンデモナイ神父なんですもん。アンタ、マジで神父なの?って言うほど、酷いのよ。だって、平気で人を見殺しにしたり、盗んだり、悪い事をバンバンするんです。どう見ても、悪魔に会いたいからって感じじゃなくて、自分の趣味でやっているようにしか見えないのよ。

ホセ・マリアは、厳ついメタボ系の男なのに、とても優しくて、メチャな神父に付き合って、助けてくれるんです。まるで、守護天使のように、いつも助けに駆けつけてくれるんだけど、この彼も、ショットガンをぶっ放したり、罪のない人を殺しちゃったりするんです。それも、全く悪気無く、”あ、やっちゃった!”って感じで人が死んで、2人は逃げるんです。

ビースト

この2人のやる事に、法則なんて無く、悪魔を倒すって言ったって、それが、本当に悪魔なのか、とっても怪しいんですよねぇ。途中で、ちょっと、もしかして神父の妄想なんじゃないのって感じに思えちゃったりするんです。ま、でも、悪魔は居ると思うんですけどね。

なんか、この映画、面白いんですけど、内容があまり無いように思えて、感想がほとんど書けないんです。というか、良く分かんないっていう方が良いのかな。(笑)笑って、笑って、それで終わってしまうんです。聖書の引用なども出てくるのですが、それに、何の意味があるのかも良く分からないので、まぁ、笑って終わりで良い映画なんじゃないかな。

ビースト

私は、ちょっと、良く解らなかったので、あまりお勧めは出来ませんが、このアレックス監督、とても人気があるようで、マニアの方たちも沢山居るようでした。私は、今回の映画祭で初めて知りましたが、B級映画が好きな方には、有名な監督らしいです。ぜひ、観てみて下さい。
ぜひ、楽しんでくださいね。カメ




ラテンビート映画祭     http://www.lbff.jp/index.html


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