「トランスフォーマーロストエイジ:3D」段々、ウルトラマンっぽくなってるオプティマス。

「トランスフォーマー　ロストエイジ」３Ｄを観てきました。

ストーリーは、

ディセプティコンとの激戦から4年。発明家のケイド（マーク・ウォールバーグ）はかなり安い値段でトラックを手に入れるが、それは何とオプティマスだった。そこへオプティマスらトランスフォーマーを取り締まる政府の秘密機関KSIが登場。ケイドと家族はKSIに抗いピンチになるも、オプティマスに助けられる。そのころ、新しいディセプティコン、ロックダウンが地球に出現。さらにはダイナボットも復活し、オプティマスは捕まってしまう。

というお話です。

何だか、作品が増えて行く度に、内容がどんどん日本の特撮やアニメに似て来ているのは何故なのぉ～！(笑)もう、今回は、最後、大笑いしちゃいましたよ。でも、もちろん、楽しいんだけどね。迫力は凄いし、もう、既に、ロボットアニメの域に入って来ているから、昔のアニメを思い出して、楽しめるのよぉ。

今回は、ダイナボットが出てきて、人型ロボットから恐竜型に変わるとこがあったりして、どう考えても、人型で戦った方が闘いやすいんじゃないの？ってアドバイスしてあげたくなるんだけど、その変化が、また、アニメっぽくて、意味が無いんだけどやっちゃう感じが良いのよね。昔も、そんな事、沢山あったよねぇ。それに、人間が、オプティマスを呼んだりする場面が、どーも、バビル二世がポセイド～ン、ロプロス～って呼んでいるように見えちゃって、頭が、子供の時代に戻ってしまいましたよ。

それにしても、今回のストーリーは、メチャクチャでしたね。だって、人間がオートボットを排除していく意味が無いでしょ。種（シード）が欲しいって言ったって、オートボットが持っている訳では無いし、遺伝子情報が知りたいって言ったって、それ、わざわざ、オートボットを全部捕まえなくても、１匹居ればいいじゃん。ロックダウンの意味も良く解らなかったし、ディセプティコンが、またも復活って、もうそろそろ、新しい敵でいいんじゃないの？飽きてこないの？(笑)

ちょっと、話的には、まとまりも無く、ハッキリしていない事も多かったので、どうかなぁとは思ったけど、トランスフォーマーは、別に、話を楽しむ映画じゃないからイイのかな。誰も、話なんて観ていないでしょ。その派手なアクションと映像を観に行く訳だから、誰も怒らないよね。(笑)

だから、今回は、ストーリーについて、細かい検証をするのは辞めますね。だって、話が通ってないから、やりようが無いんですよ。ロックダウンって、結局、何だったの？「創造主」からオプティマスを連れてくるように言われたからって言ってたけど、創造主って、誰よ。この、まだまだ、先を続けるぞ的な話の作り方は、良く無いよ。それに、シードも、あまり意味が解らなかったのよ。う～ん。

でも、すごい迫力だったなぁ。ＩＭＡＸで観ようと思っていたんだけど、気が付いた時には、ＩＭＡＸのチケットが、ほとんど売り切れで、２週間先まで観れないなんて耐えられないから、仕方なく、普通の３Ｄで観る事にしました。空いてきたら、ＩＭＡＸでもう一度、観ても良いかもって思っています。

あのね、最後に、一つ、言いたいんだけど、オプティマスは、Ｍ７８星雲に帰ったの？ねえねえ、いつから飛べるようになったの？ねえねえ、ねえねえ、読んだら来てくれるの？(笑)もー、どう見ても、最後、ウルトラマンでしょ～！カラータイマー無いくせに、なんで、宇宙に帰るのよっ！それ、捨てに行くだけなら、別に、帰ってくればいいでしょ。どーせ、飛べるんだからさぁ～。もー、何やってんのよっ！最後まで、笑かせてくれて、ガチ爆笑でしたよ。

私は、この映画、お勧めしたいと思います。これ程、メチャクチャな内容なのに、こんなに楽しめるんだから、それだけ、アクションと映像が素晴らしいって事でしょ。誰が観ても、頭空っぽでも、十分に楽しんで、映画館から出てこられると思いますよ。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。

・トランスフォーマー／ロストエイジ＠ぴあ映画生活