「次元大介の墓標」を観てきました。
ストーリーは、
秘宝リトルコメットを盗もうと東ドロアへ向かったルパン三世と次元大介。二人は秘宝を奪うことに成功するも、行先には必ず警察が待ち構えていて、さらに次元が撃たれてしまう。その後、とある墓地で次元大介の名が記された墓石を発見。ルパンと次元は、殺す前にターゲットの墓を用意するという殺し屋・ヤエル奥崎を捜すが……。
というお話です。
マジでカッコいいの一言が、ため息と共に出てしまいました。峰不二子のシリーズの時も、すごくカッコ良くて、面白かったんですけど、今回も、それを上回る出来で、ちょっと鉛筆のかすれ具合が出ているようなラインが、とても美しかったです。
東ドロアという国へ、宝石を盗みに行ったのですが、そこで、次元がスナイパーに狙われてしまいます。次元は、この仕事の前に、東ドロアの歌手”クイーン・マルタ”のボディーガードを頼まれていたのですが、コンサートの直前で解雇され、クイーン・マルタは、コンサート中に、暗殺されてしまいます。クイーン・マルタは、東ドロアと西ドロアの平和を守る為に、コンサートを開いたのに暗殺され、２国の関係は悪化し、一触即発の状態に陥ります。
今回の次元の暗殺は、クイーン・マルタの関係があるようで、ルパンは、裏に何があるのか、探り始めます。一方、峰不二子は、会員制クラブに入り込み、あるノートを盗もうとしているのですが、捕まってしまい、危険な状態に。次元は狙われているし、不二子は捕まっているし、結構、大変な事になってしまったルパンは、一体、どうやって、この危機から回避することが出来るのか。
短い時間なんだけど、話の内容は、とっても濃いんです。これ、掘り下げて作ったら、シリーズ化が出来るってくらいのお話なんですけど、それを、ギュギュッと縮めて、スピード感を与えて、次元大介という人間が、どんな能力を持っていて、どんな性格なのかと言う事を、伝えてくれるんです。いやぁ、もう、次元って、ぱねぇ～！って感じで、メロメロになると思いますよ。男って、こうでなくっちゃねぇ～って感がバリバリなんです。もー、大好きです。
それにしても、スナイパーのヤエル奥崎って奴、汚いのよ。こいつが凄いのは、この東ドロアっていう国の中だけ。東ドロアは、世界一犯罪が少なく、安全な国と言われているんですけど、何故、そうなのかって事が、キーになってきます。
まぁ、確かに、ヤエルも凄い腕を持っているんだけどね。それに、銃の腕だけでなく、機械関係にも強いみたいで、色々な仕組みや機械を開発していて、不二子を狙うロボットっぽいものも、彼が作っています。ちょっと、エッチな感じのロボットで、だからオヤジってイヤなのよねぇ。それって、セクハラよって言いたくなります。
そうそう、今回は、五右衛門が出てきません。ちょっと寂しいですよね。やっぱり、３人プラス１人って連携が一番面白いと思うんだけど、今回は、まだまだ、五右衛門が仲間に入っていない時みたいで、ルパンと次元が急速に近づくきっかけになった事件だったみたいですね。こうやって、あの３人の男の友情は、段々と出来上がって行ったんだなって思いました。
私は、この映画、お勧めしたいと思います。ルパンって、みんな好きでしょ。誰もが楽しめる、新しいエピソードだと思います。期間限定の上映なので、もし、観に行くようでしたら、急いでくださいね。私は、超楽しんできましたよ。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
Ｐ．Ｓ ： 最初のルパンの映画で、「ルパン vs 複製人間」って覚えていますか？そのマモーの姿が、最後に見られますよ。あそこに繋がっているのかっていうのが解ります。
・LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標＠ぴあ映画生活
- LUPIN the Third 峰不二子という女 DVD-BOX/栗田貫一,小林清志,浪川大輔
- ￥15,984
- Amazon.co.jp
- ルパン三世 ルパン vs 複製人間 [DVD]/山田康雄,増山江威子,西村晃
- ￥5,184
- Amazon.co.jp