「攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears」やっと９課が集まってきました。

「攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears」を観てきました。

ストーリーは、

恋人の義体技師ホセとあいびきしている草薙素子。そんな彼女に西ノ内のビルで爆弾テロが起きたとの知らせが入る。テロリスト主犯の胸には、以前クザン共和国で発生したカルディス人独立戦争の英雄スクラサスのシンボルマークの入れ墨があった。同じころ、山の手のダムでは爆発事故が発生。新浜県警のトグサが捜査を進めていくと、クザン共和国にある水企業の存在が浮かび上がり……。

というお話です。

今回の話は、原作にあったエピソードに似たものが、いくつか描かれていましたね。素子の恋人の話とか、バトーが、休暇中の素子にアクセスしてきて、怒られて、自分の手で顔を殴るとことか、懐かしくなってしまいました。こういうコミカルな部分も、原作には多いので、もっと取り入れて欲しいです。でも、どーしても、今回のシリーズの絵が、コミカルな内容に合わないのが困ったもんだ。何となく、雑な絵に見えてしまうのは、私だけなのだろうか。

休暇を恋人のホセと過ごしていた素子に、テロの知らせが入り、休暇は返上となります。このシチュエーション、原作にありますよね。相手は、男性では無く、女性だったけど。(笑)テロは、水関係の会社に行われていて、どーも、クザン共和国の独立戦争に関係するということが解ってきます。

武器密輸組織が関わっている事を突き止めたのだが、このテロ行為にどのように関係しているかが解らず、捜査は迷走する。そんな時、素子とホセの住むマンションに襲撃があり、素子は自分が狙われたと思い、ホセに申し訳ない気持ちになるのだが、実は、狙われたのはホセの方であり、ホセが、このテロおよび、カルディス人独立戦争に関係があるようだと言う事が解ってきます。そして・・・。

シリーズも３作目となり、そろそろ、公安９課となる人間も集まってきて、機動力も上がってきた状態でした。でも、あと一人、そう、トグサが、まだ一般の警察官として働いているので、それをスカウトしないと始まりません。全てが揃い、ロジコマがタチコマになり、サクラの花見をしている所へ、荒巻からの連絡があり、公安９課が始動します。それは、原作の最初にあるシーンですね。あと１作で、そこにたどり着くのか、とっても楽しみです。

今回、謎の女の子エマが出てきました。この子が、きっと border:4 で関わってくるのでしょうね。楽しみです。この世界だと、義体が若くて可愛くても、中身がどんな化け物か解らないので、とっても面白いし、期待出来ますよね。このシリーズ、ここまで来ても、まだ、謎が山ほどあるので、あと１作で、全てが解決するんだろうかと、ちょっと不安ではありますが、まぁ、冲方さんだし、大丈夫でしょう。早く先が観たいなぁ。

今作は、まだ、途中段階なので、感想が、とても書きにくいです。だって、解決していないし、解らない事が多いんですもん。スピード感はあるし、楽しいし、映像も良いし、珍しく、素子のラブシーンらしきものもあるので、楽しめますけど、内容に関しては、何とも、観て貰わないと言えないんですよぉ。

そうそう、ラブシーンと言っても、電脳世界のものなので、見た目は、ただ、ラインで繋いでいるだけですよ。未来は、ＳＥＸだって、脳の刺激だけなので、身体など動かす必要は無いんです。原作でもありますが、脳内のイメージだけなんです。不思議でしょ。でも、それで、アドレナリンが出て、気持ち良くなるんだから、楽と言えば楽ですよね。(笑)

なんだか、今回、マトモな感想でなくてゴメンナサイ。どーも、まとまら無くて、おかしくなっちゃった。スミマセン。私は、これ、シリーズを一括で観ないと、最終的な解決が付かないような気がします。前の話を忘れているし、スッキリしないですよ。早く、最後の話まで行って、一活で観せて欲しい～！

私は、この映画、まぁまぁ、お勧めかな。書いているように、前の話を忘れてしまうと解りにくいので、そこ辺りを、ちゃんと考えて、予習して行けば、とっても楽しめると思います。まったく忘れて行くと、あれ？独立戦争ってなんだっけって事になるので、ちょっと残念な感じになると思います。攻殻機動隊は、やっぱり面白いので、ぜひ、観に行ってみて下さい。