「ラストミッション」を観てきました。
ストーリーは、
余命わずかだと言い渡されたCIAエージェント・イーサン(ケヴィン・コスナー)は、残された人生を家族と共に過ごすためパリへと向かう。長い間家庭をおろそかにしてきた彼は、難しい年頃の娘ゾーイ(ヘイリー・スタインフェルド)との仲もぎくしゃくしていた。そんな折、CIAエージェントのヴィヴィ(アンバー・ハード)が、イーサンに最後のミッションのオファーをしに来るが……。
というお話です。
CIAのスパイだし、イケメンだし、鼻に付くほどのカッコ良さなのかしらと思って観に行ったら、ケビンさん、オッサンになっておりました。(笑) 以前のシャープさが、少し柔らかくなり、娘に甘い父親っていう役が、ピッタリで、コメディ要素も多く、楽しめました。もちろん、アクションも一杯ありますけどね。
武器商人の男を捕まえるために動いていたイーサンは、悪性膠芽腫(脳腫瘍)を発病しており、余命を宣告されていたんです。仕事中に、相手にとどめを刺せずに、倒れてしまったイーサンは、そのままCIAを引退する事となります。長くない余命を、今まで疎かにしていた家族と過ごそうと、妻と娘の居るパリに向かい、妻に電話をするのですが、今まで、全く家族の為に動かなかった彼に対して怒っていて、娘と一緒に過ごさせるなんて許せないと言われてしまいます。妻に病気の事を話、仕事も辞めたので、許して欲しいと頼み、娘と一緒に過ごす事に。
これからは、家族とゆっくり、限られた時間を過ごせると思った矢先、ヴィヴィという女性が訪ねて来て、仕事をすれば、悪性膠芽腫に効く新薬を渡すと言われ、少しでも命が長くなり、娘と過ごせるならと思い、嫌々ながらも、仕事を引き受けます。その仕事とは、CIA時代に逃がしてしまった武器商人を殺すこと。
病気により、身体が動かなくなって行く中、何とか敵を倒し、新薬を打って、命を長らえたいイーサンは、仕事をしている事を隠しながら、娘や妻との生活を続けます。イーサンは、仕事をやり遂げられるのか。新薬は、本当に病気に効くのか。仕事の事が家族にバレないか、と問題が山積みに。
イーサンが打って貰う新薬は、結構、副作用があるようで、興奮するとめまいが起こり、倒れてしまうんです。この症状が出たら、ウォッカを飲んで抑えるという事なんだけど、興奮しちゃいけないのに、ウオッカで中和って、なんかおかしくない?ええ~って思って、笑っちゃった。それ、笑かそうとしてるの?
でね、何か、敵の親分と闘うって時に限って、なんか、倒れちゃって、ウオッカが必要になっちゃうのよねぇ。まぁ、興奮するからだろうけど、それだったら、いつもウオッカをポケットに持ち歩けばいいじゃん。そういう準備って大切よ。スパイのくせに、何の用意もしていないって、ダメダメスパイじゃん。ベテランとか言われてるんだから、ちゃんとしようよ。(笑)
そんなこんなで、敵と戦ってるんだけど、戦ってる最中に、娘とかから電話が入っちゃって、”あ、今帰るから。”とか、”パスタソースの作り方は~。”とか、いきなり話し出すワケ。それが、面白いのよ。お父さんって、大変よねぇ~って感じが良く出ていて、イクメンの苦労が垣間見えます。
ヴィヴィ役のアンバーさん、ちょっとクラシックな雰囲気の女スパイっぽくて、良かったですよ。この映画の中で、唯一、コミカルな部分が無いキャラなんじゃないかな。美しいし、恐いし、こんな女性に仕事を依頼されたら、普通は断るよねぇ。だって、何されるか解んないもん。それだったら、正面から病院に行って、薬が欲しいんですって言う方が良いと思うんだけどな。不思議~。(笑)

私は、この映画、結構、お勧めしても良いと思います。ハードなスパイアクションもあり、コメディもあり、色々楽しめて、難しい事も無いので、軽く観に行って、楽しめる映画だと思いますよ。カップルとかで観に行くと、楽しいんじゃないかなぁ。もちろん、友達同士でも、一人でも、楽しめると思いますよ。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
・ラストミッション@ぴあ映画生活
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